8月23日、行財政改革特別委員会の視察で、小岩図書館と中央図書館を視察しました。今年の4月から区内の図書館はすべて指定管理者に委託されました。日本共産党は図書館は指定管理者制度はなじまないと反対してきました。特に、中央図書館まで委託する区はほとんどないなかで、図書館行政の丸投げでいいのかと指摘してきました。その変化がどのようにあらわれるかわかりませんが、決算特別委員会を前にして、しっかり、見学したいとでかけました。私は、建て替えた小岩図書館は初めていきました。
小岩図書館の「寺山修二特集」のコーナー、熱心に読書をされている様子、子どもの絵が掲示されたコーナーなど見学しました。
貸し出しランキングはホームページに掲載されていますが、区民に人気がある作家がわかります。小岩は、中央図書館にくらべて規模が小さいため、蔵書数は少ないですが、利用者へのサポートは丁寧にされている様子でした。
当日は小岩図書館の集会室は全部貸し出し中のため、中央図書館で説明をうけました。各議員がそれぞれ質問していましたが、私は、①図書館事業は現在は無料提供であるが、有料化はあるか、②区との連携はどうか、③働く人たちの雇用条件はどうなっているかの3つを質問しました。全日空が優秀な人材確保のために客室乗務員の3年の契約社員制度をやめて正規採用すると発表したばかりなので聞いてみました。この写真は、中央図書館です。
中央図書館長及び小岩図書館長、区の担当係長は、無料化が原則であるが、著名な講師を呼ぶときは有料化もある、区とは連携をしっかりとっている、働く人たちのスキルアップできるような雇用条件をしめしていると答えました。
帰りがけに、区の担当係長は、しっかり指導している安心してほしいといっていました。区長は、指定管理者にするのは、お金のことではなく、より専門的な力を発揮してもらうためと答弁しています。しっかり見守る必要があります。