5月13日午後4時から東部フレンドホールで、都教組江戸川支部の定期大会が開かれ、来賓として出席しました。定期大会にはメッセージを送り、参加者のみなさんを激励しました。学校現場が忙しく組合の大会に定刻にこられないという状況の中で多くの皆さんが準備され大会が行われていることに、感動しました。準備のために早めに職場を出る苦労は大変なことでしょう。参加された組合員のみなさんごくろうさまです。私は、6年前まで、都教組江東支部の委員長をしていました。大会が成立するよう前の日まで職場に電話をかけて準備しました。参加者からの発言は今の学校を知るうえで参考になります。今年は所用がありすぐ帰りました。来年はもっと発言を聞けるようにしたいです。
メッセージ
東京都教職員組合江戸川支部第69回定期大会おめでとうございます。日ごろから子どもと教育、教職員の生活と権利を守るために尽力されている江教組のみなさまに心からの連帯のメッセージを送ります。子どもと教育をめぐる事件が多発し、貧困が子どもたちを苦しめています。子育て支援の充実、35人学級や教職員増員などの教育条件整備が求められていますが、区は独自の教職員加配もせず、冷たい姿勢です。学校裁量で活用ができる区採用の教員、学校図書館司書、スクールソーシャルワーカーの配置を行うべきです。また、江戸川区政は、この3年間で270事業を削り、一人あたりの児童・高齢者の福祉費が23区で最下位になる一方、23区最大の1238億円のためこみ金があります。ため込んだお金の一部で、認可保育園・特養ホームの増設、削った給食費補助や学童クラブおやつや長寿祝い品などの復活が十分できます。これからも5名に増やしていただいた区議団で力を合わせ、教育条件整備、公約実現のために全力をつくします。
昨年度は、教育委員会制度が改悪されましたが、教職員組合のみなさんを中心とした大きな反対運動で歯止めをかけることができました。今年4月、新制度実施に当たり、新教育長に区議会において憲法を守ることや教育委員会合議制の継続などを質問し確認することができました。
夏には成立させると意気込む安倍自公政権の「戦争立法」、「戦争できる国」づくりは、憲法9条を破壊し戦後70年の平和の歴史を根底からくつがえすものであり、断じて認めることはできません。「教え子を再び戦場に送らない」とたたかってきた教職員組合のみなさんと連帯し、私たちも「戦争立法」ストップの声を広げていきます。子どもたちに平和で豊かな未来を手渡すためにともにがんばりましょう。江教組の今後の発展と定期大会の成功を記念してメッセージとさせていただきます。