2013年3月 のアーカイブ

卒業おめでとう 旅立ちの日によせて

2013年3月27日 水曜日

3月は卒業の時です。卒園するかわいいこどもたちもいますね。社会人として出発する方は緊張が大きいのではないでしょうか。就職難の時代、自分は社会に必要とされていないと疎外感を持つ青年が多いとのこと。日本共産党の参議院東京選挙区候補の吉良よし子さんは、30歳。自分の就職氷河期の体験を語って、「就職できないのは青年の責任ではありません」と、訴えています。社会がもうけの論理で動いていて、使い捨てが横行しているからです。政治の力で雇用のルールを作り、社会を変えたいと東京中、訴えています。私も同感です。また、かつては、会社や企業で、仕事ができるように青年をバックアップするのが当たり前でした。ところが今は、資格は就職前に取得が当たり前、そのうえ、成績主義・業績評価。そして、労働者の低賃金。これでは、青年が未来に向かって希望をもてないのではないでしょうか。

卒業が希望ある未来につながるような社会にしていきたいです。

私が退職した小学校の卒業式にいってきました(3月25日)。1年生の時に担任した子どもたちです。大きくなった子どもたち一人一人が自分の目標や夢を語り卒業証書を受け取りました。卒業生はしっかり発表できてとてもりっぱでした。大勢の人の前で聞こえるような声で自分のことを発表するのは大変なことです。全員が発表できたのはすばらしいですね。保護者の皆さんの励ましと先生方のサポートがすばらしい。私は、卒業生が小さいころのことを思い出しながら、ひとりひとりの顔をみつめていました。座った場所がよく顔が見えるところでした。また、在校生代表の5年生も1年生の時担任したので感激はひとしおです。ありきたりのほめ言葉になりますが、子どもが一生懸命な姿は大人を感動させてくれます。大変な時もありましたが、子どもの存在そのものがすてきだなと実感できた教員としての日々は感謝ですね。来年は江戸川区と同じ日ですから参加できません。でも、子どもたちの節目となる卒業を祝う気持ちを贈ります。来年のことを今からいうのは早すぎますね。

中学校でも自分を信じてがんばってほしいです。

ぼけの花

2013年3月27日 水曜日

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河野ゆりえさんと北葛西地域を宣伝していた時、葛西中央公園でボケの花を見つけました。とてもきれいなので、紹介します。インターネットでボケの花で検索したらみごとな花の写真が満載。心惹かれる方が多いのですね。河野さんのエッセイをまとめた「ゆりえの日記」には花が主人公のように登場します。私は、河野さんのように花にちなんだ文はかけませんが、きれいな花は心を和ませてくれますね。2年前の区議会議員選挙の時、木蓮、桜、花水木などの花をみるとほっとしたのを覚えています。

私が初めてこの花の名前を記憶したのは、いなかの渡良瀬川の土手でした。西風がとおりぬける土手はとても寒い。そんな時のきれいな花なので、母か叔母に聞いたのかもしれません。漢字で木瓜(ぼけ)と書くのも不思議です。木瓜の花は私に子どものころを思い出させてくれるので好きなのかもしれませんね。

河野ゆりえさん、保育所増設を公約

2013年3月27日 水曜日

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河野ゆりえさんは、3月20日、葛西地域で宣伝を行い、保育所増設、特養ホーム増設を訴えました。

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認証保育所保育料助成を実施していない唯一の区が江戸川区です。東京新聞に」とりあげられたことから、問い合わせがきています。河野さんは、本来は、認可保育園を増設して子どもたちを預かることが必要であり、やむをえず、認証保育所に預けている保護者に助成するのは当然と話しました。また、日本共産党都議団の奮闘で、保育所や特養ホームが増えてきたことにもふれ、日本共産党の議席を増やしてほしいと訴えました。

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江戸川区議員団は、この補助金がだせるように、「認証保育所補助金条例」案を議会に提案しましたが、否決されました。みんなの党はこの補助金条例に反対しましたが、都議予定候補は、東京新聞に、「助成をするべきである」と答えています。みんなの党江戸川支部長であるこの方が「補助金を出すべきだ」といっているのに、みんなの党区議団は反対というこの党はいったいどうなっているのでしょうか。区の代表者が助成するべきであるというならぜひ一緒に賛同していただきたいものです。

中葛西1丁目街路樹植え替え完了

2013年3月27日 水曜日

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夏になると毛虫が困ると苦情がよせられていた街路樹が、水道管の耐震工事とあわせて別の樹木と植え替えが完了しました。

私が議員になってはじめての近所のみなさんの要望実現、仕事はじめともいうべきことがらでした。区は丁寧に対応。1年以上かかりましたが、無事に新しい木が植えこまれ、工事が完了し、喜ばれています。私の家の周りはまだ水道管の耐震工事が続けられています。

今日の昼間家にいたところ、道路を掘る騒音がかなりでています。やむをえないですが、昼間の工事の音の大きさにあらためて驚きました。正月以来、平日の昼間家にいたのは今日がはじめてかもしれません。あわただしく動いていると、まわりがみえなくなりますね。でも、今年度は、町会の組長をやったので、今までよりは、町会のみなさんとふれあうことができ、あいさつする人が増えました。この組長も3月末で、次の方に引き継ぎます。グッズは今朝手渡しました。ボランティアで役員をされるみなさん、ありがとうございます。

すみやすいまち、安心して住み続けられるまちをめざし、私もがんばります。

特別養護老人ホーム来年度2か所開所

2013年3月17日 日曜日

要望が強い特養ホームが2か所できます。以前からお知らせしていましたが、江戸川5丁目「古川親水苑」120名9月から開設、東小松川1丁目「江戸川さくらの杜」120名(来年2月予定)です。

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それぞれまだ建築中ですが、古川親水苑は4月からとなりの森山ケアセンターの一室で受付相談窓口を開設します。日本共産党は一貫して増設を求めてきました。2か所の新設はとてもうれしいです。江戸川区内は、現在14か所1070名の定員ですが、待機者も900名をこえています。南小岩1丁目から増設の要望がだされていますが、行政の働きかけが求められています。

希望の家新館完成

2013年3月17日 日曜日

3月17日、希望の家別館完成の内覧会があり、参加してきました。新川沿いの希望の家のとなりに3階建て新館ができ、利用者に喜んでもらえるのではないでしょうか。広域から通所されるのでバスは4台を活用し、乗車時間が長くなりすぎないように配車も考えていくということでした。4月開所目指して職員の方は急ピッチで準備されている様子がよくわかりました。本館と新館との行き来がスムースにできるようなスロープも作っており、工夫した施設の活用がされるようです。施設長は日中8時間だけではなく、夜間や土日も含めて24時間ささえていくという姿勢でがんばりたい、特別支援学校の卒業生もうけいれ、在宅にならないように支援していくというお話でした。希望の家の指定管理者は、社会福祉法人「東京都知的障害者育成会」です。

施設長は、まず、1年間はしっかりひきつぐことを最重点に、他の法人との競争もあるため、地域の方にたくさんきていただく、ボランティアの方とも交流しながらできることを広げる夢をもっていきたいと話されていました。

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調理実習室、実習室、更衣室、屋上、多目的ホールなどいままでの施設のよいところをとりいれたとのことでした。床は竹の素材でした。木より水に強いそうです。1階は、受付ではなく、地域の方が気軽に立ち寄れる多目的室を作り、交流を深めたいと企画しています。地域の方のバックアップなしには施設が運営できないのだということがよくわかりました。本当にご苦労様です。行政のバックアップが適切にできるよう私も見ていきます。希望の家には自宅から自転車で行きました。

さようなら原発東京集会・東京大空襲慰霊祭

2013年3月17日 日曜日

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3月10日、日比谷公園草地広場で予定された集会が、広場がかりられず、日比谷野音前の道路に宣伝カーをおいての東京集会となりました。私は、江戸川健康友の会のみなさんと参加しました。山田町から来た方は、しいたけの放射能汚染が深刻であること、新年度予算は増えたが職員が不足していて仕事がすすまないと訴えました。宮城の方は必死で逃げた体験、避難生活のしんどさ、健康も深刻、応援してください、忘れないでくださいと必死の訴えでした。

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日本共産党の志位委員長は、①収束宣言の撤回と除染と賠償をすすめる、②再稼働は論外。新たな安全神話は認めない、③原発と人類は共存できない、すべての原発なくせと方向をしめしました。午後からの行動を呼びかけた首都圏反原発連合の、ミサオ・レッドウルフさんは、今日は全国で300か所以上で行動が行われる。参議院選では脱原発の世論を盛り上げていこうとよびかけました。政治を変えて原発のない世界めざし私もがんばります。午後は、別の集会に参加するため、帰りましたが、多くの皆さんは夕方までお疲れ様でした。

葛西地域は4月21日、東日本大震災復興支援チャリティバザーを滝野公園で行います。みなさまの参加をよびかけます。

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午後からは東京大空襲の慰霊祭が小松川さくらホールで行われ参列しました。昨年に続いて2回目の参加です。「ちいちゃんのかげおくり」の朗読と合唱はすばらしく、心に残りました。朗読は小学校6年生です。その力量に驚き、この朗読にとりくんだ意欲にも感動しました。ありがとう。私も、戦争の惨禍をくりかえさない決意を新たにしました。

放射能汚染を考える

2013年3月17日 日曜日

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3月16日夜、江戸川子ども守る会の学習会に参加しました。区からも職員が参加していましたね。研究成果もふまえた問題提起は学ぶことがたくさんありました。小豆川先生の話をお聞きするのは2回目です。若い研究者ですが、話はわかりやすく、放射能対策で茨城県守谷市と共同研究をすすめている実践的な方です。

話のポイント1は、福島原発事故による被曝、「無用な被ばくを避けること」は重要だということです。医療被曝は、病気を発見・治療というメリットがあるが、事故の被ばくは何らメリットがないからです。

ポイント2は、放射性物質は移動するため、継続して測ることが必要なことです。放射性セシウムは土壌の粒(土埃)にくっついており、土壌とともに移動していきます。風は土埃を移動させ、雨は土埃を集めます。土埃が集まったところが高い放射線量をしめします。雨がふっても土埃から放射性セシウムは離れません。測定はまず1mで測定し、ホットスポットを探すために5cmで測ります。※江戸川区でも継続した測定が求められます。

ポイント3は、放射線教育と自治体の対策が求められていることです。小豆川先生は、「放射線の測り方と気を付けること」として文京区の小学校6年生に教えました。危険・安全には一切触れないで授業をしたそうです。守屋市とは何回も話し合い共同研究での覚書を交わすまでになったと苦労されたことを紹介。このような例はめずらしいとも。※原子力の平和利用が強調されてきた学校教育に、放射線そのものをきちんと教える放射線教育が必要ですね。

ポイント4は、さまざまな除染の研究、除染の問題などの到達点です。汚染土壌を発生させない除染実験、もみ殻をもちいた放射性セシウム吸着実験などの結果をしめしながら、まだまだ、事故の収束には数十年かかること、除染も不確定要素が含まれていることなどを話されました。

目に見えないにおいもしない放射能の怖さと同時に、定期的な測定によるホットスポットの発見・除染、「減容化」「高濃縮」で放射性物質を小さくして処分する方法を研究していくことが急がれると実感しました。小豆川先生の研究が発展することを願い、区が定期的に測定することの必要性を求め続けていきたいと思いました。

新川のさくら

2013年3月17日 日曜日

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九州では桜の開花宣言がだされ、今年は例年より早まるかもしれません。私は、小学校・中学校の卒業式のメッセージに花の写真を添えようと考えていました。新川の側道を車で通過した時、北葛西の南船堀都営アパート付近で、きれいに咲いているさくらが目にとまりました。さっそく、車を止めて写真におさめました。青空にピンクの花びらを咲かせる様子はいいですね。ソメイヨシノのつぼみもかなり膨らんできました。新川の桜が満開になるのが待ち遠しいですね。でも、近所のみなさんはなにかと大変ではないでしょうか。

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新川橋より東側の護岸工事はまだ時間がかかります。区の説明では、耐震工事が予定より時間がかかったためとのことでした。3月25日7時から二之江コミ館で、区の説明会があります。今後の予定をしっかり聞きませんか

復興支援・さようなら原発

2013年3月10日 日曜日

明日で東日本大震災、東電福島第一原発事故から2年がたちます。被災地の復興はすすまず、被災者は再建のめどがたたず、苦しい状況が続いています。NHKは特別番組を放送しています。朝の「小さな旅」に出演した10歳の少女が相馬野馬追にでたいと父親に話したことが特に印象に残りました。行方不明の母親が父親の野馬追を応援していたことから、自分も野馬追に出たいといったこと、いきものが好きで学校でいきものがかりを引き受けていること、生き物の中で「ねっこ」が一番好きなこと、家族がねっこでつながっていると本に書いてあったから。つらい体験をのりこえるすばらしいエネルギーを見せてもらいました。まだまだ、つらい状況から抜け出せない方はたくさんいることでしょう。子どもたちも小さい胸を痛めていることでしょう。私にできること、政治を変えることに力をそそぎます。

今日は、集会に行ってきます。ちょうど一年前の3月11日は、葛西地域の日本共産党後援会が中心となって東日本大震災復興支援チャリティバザーを葛西区民館となりの滝野公園で開催しました。今年は、4月21日に行います。提供品などありましたら大橋事務所までご連絡ください。月・水・金の午後は事務所当番がいますので。

日本共産党志位和夫委員長が、3月9日、福島第一原発を視察しました。視察を終えた志位さんは、「『収束』には程遠い。事故の間只中にあるという状況で、とくに汚染水の問題が深刻だと痛感した」とのべています。また、「福島県議会でも全原発の廃炉を求める決議が全会一致で採択された。これは、『オール福島』の声です、東電はその声に耳をかたむけ、全原発の廃炉にふみきるべきだ」と強調しました。まったくそのとおりです。地震の活性期に入ったといわれる日本です。一日も早い原発からの撤退を実現させたいです。再稼働など認めることはできません。