2012年2月 のアーカイブ

江戸川区議会第一回定例会はじまる

2012年2月24日 金曜日

2月20日、2012年第一回定例議会がはじまりました。

22日は小俣区議が、代表質問で、来年度予算の福祉削減について指摘し、スーパー堤防の無駄使いをやめるように区長にせまりました。区長は、特に、スーパー堤防については、住民がどんな気持ちで裁判に訴えたかを紹介したことに、「大変情緒的な質問だ。なにをいっているかわからない」という答弁で、首長としての責任が問われます。

小俣区議は、あらためて、北小岩1丁目18班地域のスーパー堤防事業は、土地区画整理事業と不可分一体のものかを聞きました。また、スーパー堤防の整備率が、国土交通省の5.8%と会計検査院の1.1%で違うことをどう考えるかと聞きました。このどちらも、今までの区の見解から回答できる内容です。それを回答しない不誠実さにあきれるばかりです。

23日は、間宮区議が、防災計画に住民の声を反映させること、また、放射線対策について測定場所の拡大及び継続、そして休職食材も含めた除線対策などの具体化をせまりました。

防災計画については、防災会議でと限定しましたが、住民の声を反映させると回答しました。耐震工事については一部や一階部分のみはやらないという厳しい状況です。給食食材の検査はやらないなど放射線対策はまだまだですが、小林環境部長は、住民からの問い合わせには丁寧に対応するとのべました。

2月27日からは、予算特別委員会です。大橋と瀬端団長が担当します。大橋は、国民健康保険料値上げ反対、消費税増税ストップをまず発言します。区民の声を代弁できる議員としてがんばります。

自然再生エネルギーへの転換を 江戸川母親大会

2012年2月24日 金曜日

IMG_0524IMG_05252月19日、午後、江戸川母親大会が開催されました。

集会室いっぱいの参加者でした。私は、東京母親大会実行委員長をやっていたこともあり、母親大会は、とにかく参加したいという思いで、出でかけました。会場には教員の仲間もたくさんいて、しばらくぶりの出会いに激励もうけ、二重にうれしい母親大会でした。あいさつをしているのは、江戸川母親大会委員長の深山さんです。

私もあいさつをさせていただきました。放射能から子どもを守るための日本共産党のとりくみを紹介し、母親運動の原点は核兵器から子どもを守ることであることを重ねて、「いのちを生み出す母親は、いのちを育て、いのちを守ることをのぞみます」のスローガンを掲げてがんばる大橋の決意をのべました。

「原発はいらない、自然再生エネルギーへの転換を」との佐川さんの記念講演はたいへんわかりやすく、若い研究者の話に未来への希望を実感させていただきました。

今年の夏、原発がすべてとまった状態でのりきれれば原発はいらないことが証明されます。太陽光パネルの設置がもっと安価にできないか、自然再生エネルギーの開発を自治体でできないか、夢がふくらむ時間でした。私も議会でがんばります。

当面、江戸川区に、太陽光パネル設置補助金制度実施を求めて意見をいっていきます。

新春のつどい・生活と健康を守る会

2012年2月24日 金曜日

IMG_0520IMG_0521IMG_05232月19日は江戸川生活と健康を守る会の新年会でした。会長の浅山さんには何かとお世話になっています。また、手作りのおいしい昼食も魅力です。浅山さんは朝の8時からご飯を炊いてちらしずしをつくったそうです。ほかにも、トン汁、サラダ、から揚げ、ごまあえ、玉子焼き、つけものと食べきれないくらいならんでいます。ごちそうさまです。前都議会議員の河野ゆりえさんと小俣のり子区議と3人がつどいに参加しました。参加されたみなさんは、約30名。顔なじみの方もいれば、はじめての方もいて、みなさまにあいさつできてよかったです。

江戸川生活と健康を守る会は、区議会に、「熱中症対策の強化」を求める陳情を提出しています。また、来年度予算の福祉予算削減に対し、2月24日には、区長に対し予算削減をやめてほしい旨の要望者をだしました。区民のくらしを守るとりくみを敏感にすすめています。ごくろうさまです。

ストップ 消費税増税

2012年2月12日 日曜日

CIMG8813CIMG8822CIMG8838CIMG8842CIMG88432月10日、小岩駅北口で、小選挙区17区候補の新井杉生さんと区議団、小岩地域の日本共産党の各支部の方たちと消費税増税反対の宣伝行動を行いました。2月11日には、葛西駅で、葛西地域の日本共産党支部や後援会の方と大橋で同様の宣伝をしました。

とにかく、「消費税が10%なんてとんでもない」と訴えました。青年がビラをうけとる確率が高かったのもうれしかったですね。署名をする人はまだ少なかったですが、これからも定期的に宣伝をしていきます。

「増税はいやだけど、国が赤字だからしかたがないわね」という声もきかれます。しかし、フランスでは、食料品は5%です。食料品・日用品は非課税の国もあります。「増税なら食料品はゼロにして」の声もよくききます。日本共産党は、政府の「税と社会保障の一体改革」を批判し、2月7日に、「消費税大増税ストップ 社会保障充実、財政危機打開の提言」を発表しました。

「増税の3つの大問題」として

1、むだ遣いを続けたままの大増税

2、社会保障は切り捨てばかり

3、日本経済をどん底に落とし、財政も共倒れ

そして、社会保障拡充と財政危機打開の財源をつくりだす政策を提案

1、社会保障の段階的な充実ーー財源は「歳出」「歳入」の改革

八ツ場ダム9000億円や政党助成金320億円などをすぐにやめ、法人税5%引き下げや株の売買など優遇税制をとりやめる

医療費の窓口負担を「子どもは無料、現役世代は2割、高齢者は1割」 年金額が減らない制度に 特養ホームや保育所の待機者ゼロに

第二段階では、最低保障年金制度の創設、医療費窓口負担ゼロ、介護の利用料無料化、学費引き下げ無料化へむかう

2、応能負担(負担能力に応じた負担)と累進課税で税制の抜本改正

「富裕税」「為替投機課税」「環境税」などを導入、累進課税を強化する所得税の税制改革

3、正社員ふやし、賃金引上げ内需拡大で税収を増やす

人間らしく働ける労働のルール、中小企業への本格的な振興策、農林水産業の再生、自然エネルギー低エネルギー社会へ、「少子化」の打開

提言の項目だけを紹介しましたが、日本共産党中央委員会が実現可能な政策を提言したことを歓迎し、その実現の先頭にたつ決意をあらたにしています。

この提言を宣伝し、多くの方に広げ、日本共産党の議席をふやすことにつながるようがんばりたいです。

放射線量が減った宇喜田東公園

2012年2月12日 日曜日

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12月に葛西中央後援会と測定した宇喜田東公園の放射線量が高い場所の除染がすみました。区は、除染という言葉ではなく「対応」といいます。日本共産党議員団は除染を求めていますが、区は、個別に対応するという立場です。

12月に測定結果をもって区に要請したところ、すぐ対応したのはうれしいところです。宇喜田東公園トイレまわりは、土を10センチとりのぞき、あらたに土をかぶせました。今は北側地面の苔はありません。また、砂場も同様に10センチとりのぞき砂をかぶせています。

私も念のため2月12日に再測定しました。測定器は前回と違うRADEXのため、厳密には比較できませんが、区の砂場の除染基準の毎時0.25マイクロシーベルトを下回ったことをお知らせします。

トイレ北側地面(苔)5センチ   今回 0.219μSv毎時   12月 0.385μSv毎時

北ブロック砂場5センチ  今回 0.234μSv毎時   12月 0.34μSv毎時

これからも測定し、安全確保のためにできることを続けていきたいと考えています。

陳情もたくさんだされていますが、給食の食材検査をなんとかできないか、議会でもとりあげていきます。今、12区でなんらかの給食食材検査を実施しています。中でも、杉並区は約2000万円といわれるゲルマニューム半導体の機械を導入しました。

江戸川区は、国から食品の放射性物質検査機器を貸与されました。この検査機器で、給食を測ってほしいと要請しています。区は一般に流通している食材を調べるとしています。子どもの食材をまず検査してほしいです。

学校栄養士民間委託反対の請願不採択

2012年2月9日 木曜日

2月7日文教委員会において、学校給食民間委託反対の請願(下記の3つ)が日本共産党のみの賛成で、残念なことに、不採択となりました。

学校給食の栄養士を民間委託にしないことを求める陳情 署名25955人

安全・安心の学校給食をさらに充実させるための陳情

江戸川区の子どもたちの食育と質の高い学校給食を守るため、区の栄養士を民間委託にしないことを求める陳情 署名3109人

2012年4月から民間委託されるのは13校です。松江小、西小松川小、二の江第三小、第六葛西小、清新第二小、清新第三小、下鎌田小、篠崎第二小、南小岩小、北小岩小、小松川第二中、松江第五中、小岩一中。

大橋は、文教委員会をはじめ、決算特別委員会、第4回定例会一般質問と、学校給食栄養士の民間委託の問題点を繰り返し指摘してきました。しかし、区は、今までと変わらないとの回答を繰り返してきました。また、1月から学校の保護者にも説明をしたこと、アレルギーの対応や食育について質問がだされたが、今のところ反対の意見はないと文教委員会で報告しました。

説明するに当たり、区が今までと変わらない、何ら問題はないといえば、保護者の方にとっては、質問をすることはむしろ民間委託を疑問に感じてのことではないでしょうか。これから行われる区議会予算特別委員会でもう一度質問をする機会があります。また、これからも民間委託の問題点はしっかり見ていきます。

安心安全手作り給食の質を守るためにがんばります。同時に、民間委託栄養士の労働条件についても目配りをしていきます。何よりも子どもたちのために。

江退教の新年会

2012年2月9日 木曜日

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2月4日、江東退職教職員の会「新春のつどい」に参加しました。選挙の時にお世話になった方もおり、みなさんにお会いしたかったのです。1年ぶりでした。参加された方は近況報告をしあい、交流しました。本当にみなさん元気です。代表の吉川さんはもうすぐ80歳とのこと、となりのテーブルの加藤さんは81歳。今でもそれぞれの分野で活躍されていて、すばらしいです。

91歳の伏屋さんは、やりたいことをやるのが一番ですと現在も小説を書いておられるとのこと。川尾さんは臨時教員をされて大奮闘されているとのこと。帰りに、川尾さんが北海道で作った無添加手作りの梅ジャムを買って帰ってきました。

高岡さんはこの会によせてかいた詩を朗読。

3・1、3・10、3・11

3・1は、1954年3月1日 ビキニ環礁での水爆実験で第五福竜丸の被ばく

久保山愛吉さんが死亡

3・10は、1945年3月10日 東京大空襲 10万人以上が焼死

3・11は、2011年3月11日 東日本大震災 約2万人が死亡

この詩を聞きながら、いのちが奪われた怒り、いのちの尊さ、私たち残されたもののやるべきことを実感しました。