2015年6月 のアーカイブ

日本ロールは組合と話し合いを

2015年6月27日 土曜日

東葛西の日本ロールの敷地に新しい工場が建設されています。建設資材を大型トラックが運び込んでいます。3年前は、日本ロールの敷地をかりて、消防団操法大会が行われていました。それが、工場建設のため、昨年は葛西臨海公園で行われ、今年からプールガーデン跡地の防災公園で行われました。

新しい工場建設の場所は、かつて、日本ロール・パイプ事業部があったところです。このパイプ事業部閉鎖・縮小問題から、新しい日本ロール争議が始まりました。組合は、パイプ事業部閉鎖・縮小問題に伴う①組合員の雇用及び労働条件、②組合員2名の人事異動、③高松組合員の退職撤回に関する団体交渉が不誠実な対応か否かを求め、都労委へ不誠実団交・不当労働行為救済を求めています。

6月10日に続けて、6月24日も門前で抗議・要請行動が行われました。JMIUの共同行動でもあり、都内各地から激励に駆けつけていました。八王子のある企業の争議が勝利した報告を代表が話されていましたが、はじめは、学習からはじめたこと、たたかう中で多くのことを学び団結が強くなったと述べました。大橋も激励にかけつけました。

「たたかってこそ明日がある」組合の争議は何年かかるかわかりません。河田委員長は、「会社は労使の話し合いを拒否している。組合員の団結は強まった。会社はあせっている。かつてのドレイ工場でも、話し合いができていた。今は、話し合い拒否で、ドレイ工場よりひどい。組合が求めているのは、話し合ってものごとを解決してくださいということだ」と決意表明しました。

これからも組合のたたかいは続きます。話し合いは民主主義の基本です。何よりも、団体交渉は憲法28条でも認められている権利です。日本ロール製造が組合との話し合いで物事を解決することを何よりも求めるものです。

ストップ安倍政権、戦争法案は憲法違反!

2015年6月18日 木曜日

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暑い日となった6月13日、全国から1万6千人が、江東区の会場に集まり、「STOP安倍政権!大集会」が行われました。私は、京葉線葛西臨海公園駅に集合した地元の共産党後援会の方と参加しました。健康友の会のみなさんはバスで参加です。新木場駅で乗り換え、国際展示場駅について、会場にむかいました。木陰では集会参加者が休憩をとっており、なかなか手際がよいですね。舞台近くで、吉良よし子、池内さおり両国会議員に会えました。吉良さんはおめでたで安定期に入ったところでした。出産・育児と一層たくましくなるのはうれしい限りです。池内さんはあいかわらずのさわやかさです。

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さて、集会がはじまると、志位委員長が情勢報告。戦争法案の3つの問題点を指摘し、圧倒的多数の憲法学者が「違憲」と断罪するなど、国民の世論と運動が安倍政権を追い詰めてると強調。最後に「戦争法案を必ず葬り去ろうではありませんか」と呼びかけました。葛西地域からは88歳、83歳、81歳と高齢の女性たちが集会に参加し、約1時間のデモ行進にも最後まで2名の方が参加され、戦争法案を許さないなみなみならぬ決意を感じました。

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13日、14日と全国で反対集会が開かれ、たくさんの方が参加され、国会前ではすわりこみがはじまっています。憲法学者が「違反」と述べたことに、自民党は真っ向から反対し、「法案賛成の学者はたくさんいる」「政治が決める」と。とにかく、立憲主義を否定し、民主主義を破壊する戦争法案反対の世論を大きくしましょう。宣伝、署名、おしゃべり、レッド・アクション、目立つことをやりましょう。

戦争法案反対のアピールを

2015年6月9日 火曜日

6月6日の戦争法案の学習会は、51名の参加があり、関心の高さがわかります。戦争法案を廃案にするために、みなさん、力をあわせていきましょう。主な行動をお知らせします。

日本共産党葛西協議会は宣伝・署名活動を行います。6月18日(木)葛西駅 5時半から6時半。6月25日(木)西葛西駅 時間は同じ。7月は毎週金曜日の夕方5時半~6時半、葛西駅と西葛西駅を交互に行います。

今、わかっているいくつかの集会・宣伝と学習会です。

6月18日(木)6時半 学習会 講師 新崎盛吾氏(新聞労連委員長)文化センター会議室

6月19日(金)6時半 学習会 講師 金平茂紀氏(TBSキャスター)葛西区民館集会室

19日(金)5時半~6時半 葛西駅宣伝

6月20日(土)女の平和実行委員会よびかけのレッド・アクション

6月24日(水)まで、連日国会前すわりこみ行動、24日(水)6時半から総がかり行動 国会周辺

7月5日(日)11時 滝野公園 「戦争させない江戸川集会」実行委員会の主催による集会、西葛西方面にデモ行進

7月9日(木)西葛西駅宣伝と16日(木)葛西駅宣伝、5時半から6時半

「海外で戦争できる国づくり」ストップを

2015年6月9日 火曜日

安倍内閣が閣議決定した法案は、「平和のために戦争をする」というとんでもない法案であり、今回の国会で無理やり成立させようとしているやり方の強引さと二重の誤りではないでしょうか。戦後最悪の安倍政権による、戦後最悪の戦争法案の廃案を強く求めるものです。

「国際平和支援法」は、「平和」という名目で、「いつでも」「世界のどこにでも」「どんな戦争にも」自衛隊を派兵。「平和安全法制整備法案」は、「自衛隊法改正案」など10の法律改正一括法です。

日本共産党志位委員長は、特別委員会の委員となり、5月27日・28日の委員会で、事実を積み重ねて、自衛隊の戦地派兵は「武力行使ではない」という政府の論拠を崩していきました。

①「後方支援」は日本政府だけが使う造語であり、国際法上は攻撃の目標となります。「武力の行使と一体でない後方支援」というごまかしは通用するものではないと指摘。

②戦闘行為が行われる可能性がある場所まで自衛隊が行って、攻撃されたら、武器を使用しての反撃となる。戦闘の危険が決定的に高まる。自分を守るための武器の使用だから、戦闘ではないという理屈は国際社会では通用しない。アフガニスタンとイラク戦争の派兵自衛官の自殺者数は54人にものぼる。

③米国の侵略戦争支持、反省も検証もなくていいのか。国連平和維持活動(PKO)とは関係のない活動にも自衛隊を派兵する。かつて、ドイツ軍もアフガニスタンで治安維持などに関わっていたが自爆テロや銃撃で35人が犠牲になっている。また、ドイツ軍は、誤爆や誤射で140人を超す市民を殺害した。

④日本政府は戦後ただの一度も、米国の戦争を国際法違反と批判したことはない。すべて賛成・支持・理解だ。こんな異常な米国への無条件追随の国はない。ベトナム戦争、イラク戦争はともに米国がねつ造したもの。この2つの戦争に公式に日本は説明を求めていない。米国の戦争は正義と信じて疑わない。ねつ造とわかっても説明を求めず、反省もしない。これが日本政府の基本姿勢だと批判。

東葛西に特養ホーム建築すすむ

2015年6月9日 火曜日

IMG_4921この写真は、東葛西7丁目、天祖神社の南側に建築中の特養ホーム「わとなーる」です。区内で17番目の施設となります。西小松川町の天祖神社そばにも2年後に開所予定でこれから建設がはじまります。しかし、まだまだ足りません。江戸川区は区立の特養ホームをつくらないため、民間にたよるしかないことから、2013年度に2か所開所するまでの6年間、一つもできませんでした。

高齢化社会といわれ、江戸川区も、住み慣れた街で暮らす施策の充実を掲げています。国民年金で入れるような特養ホームがまたれています。国は、特養ホームの介護報酬を大幅に減らして、運営をますます困難にさせています。ある施設では、年間補助金が1500万円減ると施設長が話されていました。これでは、介護士さんの処遇が保障されるのか心配です。有料老人ホームは入所と食事などのサービスだけで月20万円以上かかり、病気治療や散髪や嗜好品など様々な費用は追加料金となり実際は月25万円はかかると聞きました。

私は、高齢者支援特別委員会の委員として、特養ホームの増設を求めていきます。

5名の区議団で条例提案を準備中

2015年6月9日 火曜日

4月末からすでに江戸川区議団の活動は始まっていますが、定例議会がもうすぐです。議会の運営に関する各会派の幹事長の話し合いが続きました。この幹事長の話し合いには交渉会派(江戸川区では4名以上)によるため、少数会派や無所属議員は参加できません。選挙の結果、自民党と公明党が13名の同数となり、日本共産党のみ議席増という力関係が変化しましたが、議会運営の大きな変化はありませんでした。日本共産党は、小俣幹事長が、議会の民主的な運営を求め、少数会派の会議参加を求めましたが、従来通りとなりました。

議会の日本共産党議員団の役割は次の通りです。団長:瀬端勇、幹事長:小俣則子、副幹事長:大橋美枝子

議会総務委員会:瀬端勇、産業振興・環境委員会:牧野研二、福祉・健康委員会:小俣則子、文教委員会:大橋美枝子、建設委員会:須田哲二、行財政改革特別委員会:瀬端勇・須田哲二、災害対策・街づくり特別委員会:小俣則子、熟年者対策特別委員会:大橋美枝子、子育て・教育力向上特別委員会:大橋美枝子・牧野研二

選挙後初めての第二回定例区議会は、6月23日から7月7日まで開催されます。日本共産党江戸川区議団は、代表質問は瀬端区議、一般質問は牧野区議で、準備をすすめています。選挙の時に公約に掲げた、戦争法案反対、くらし福祉第一の政治への転換、保育園・特養ホームの増設を求めていきます。

5名になり議案提案権が復活した議員団。学童クラブの補食(おやつ)の復活を求め、すくすくスクール条例の修正を提案する準備をしています。選挙中、「学童のおやつを復活して」と高齢者の方からも声をかけられました。きっと、お孫さんを預かっている方でしょうね。学童からかえってきて、「ただいま」というより、「おなかがへった」といわれるとせつなくなると、小学校1年生の母親が話してくれたことを、私は選挙でも訴えました。

江戸川区は、「すくすくスクールであそんでいる子が、おやつで遊びが中断される」、「どの子も分け隔てなく」という理由をつけて、2013年4月からおやつを廃止しました。それから2年以上たちますが、日本共産党は一貫しておやつの復活を求めて、条例提案、議会質問を繰り返してきました。予算審議の時は2年続けて予算修正案も提案しました。

子どもの成長にとって、栄養面でも情緒面でもおやつは必要だということはあきらかです。それを、無視していることは「人間教育」をめざす区の施策と矛盾します。しかし、区長は、次元がちがうとまったく取り合いません。私は、繰り返し、おやつの復活を求めていきます。

教科書展示会に行きましょう

2015年6月8日 月曜日

今年の夏は、来年度使用する中学校教科書採択が行なわれます。育鵬社の中学校社会科(歴史・公民)教科書が問題点がたくさんあることが指摘されています。区内で5月29日、学習会が行われ、私も参加して、教科書の内容を学習しました。講師は、教科書をよく読みこんでわかりやすく話してくださいました。

歴史教科書は、日本が行った侵略戦争と植民地支配を美化し正当化するものとなっています。公民教科書は、「戦争する国づくり」をすすめる安倍政権の政策を正しいと宣伝しているような教科書になっています。

教科書展示会が始まっています。各図書館で9時半から午後5時まで(昼休みを除く)です。ぜひ、教科書を読んで、育鵬社の教科書の問題点、平和を考え真実を学べる教科書を子どもたちにと区民の意見を出していきましょう。区民の率直な意見や感想は教科書を選ぶ教育委員も目を通します。大田区では、4年前に23区で唯一育鵬社の教科書が採択されました。その時の教科書展示会「区民意見」は、育鵬社・自由社教科書に賛成する意見のほうが多かったと報告されています。

中央図書館(研修室1) 6月5日(金)~18日(木)(6・7・13・14除く)、6月19日~7月3日(22は除く)

葛西図書館・西葛西図書館(視聴覚室) 6月9日~18日(13・14は除く)小岩、小松川、東部の各図書館でも同じです。

区民とつながる住宅デー

2015年6月8日 月曜日

住宅デーがはじまってからどれだけ歴史を重ねてきたでしょうか。東京土建と東建従が取り組んでいます。いつも、6月の第一日曜日に開催されます。今年は、私がいつも分会執行委員会で挨拶させていただいている葛西第二分会の住宅デーがメイン会場となりました。毎年、メイン会場は区内輪番になっており、メイン会場には区長が来て、住宅デーの様子を視察しているとのこと。

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葛西第二分会の会場は、新川の東部で新川の上にある児童遊園と希望の家を使っての大規模なものでした。日差しが強い日となりましたが、私も楽しませていただきました。焼きそばやフランクフルト、輪投げ、メーデーに参加した「ゴジラ」、おいしいつきたてのおもちもいただき、まるでお祭りのようです。希望の家の職員や地元の町会や消防団も協力しています。起震車も配置されていました。私は、起震車には乗りませんでしたが、地元と連携した住宅デーというのも見事でした。

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そのあと、葛西第三分会、事業者北分会、葛西西分会、葛西南分会、事業所南分会、東建従葛西支部と10会場をまわり挨拶をしました。住宅相談のコーナーだけではなく、無料の包丁研ぎ、まないた削り、バザー、木工教室、模擬店、フラワーアレンジメント、水風船など子どもたちも喜ぶコーナーの設置など、区民が期待しているとりくみも定着しています。

区内全域でとりくまれた住宅デーが、今後とも区民のみなさんの要求をうけとめ、ますます発展することを期待しています。

子どもたちの笑顔が輝く運動会

2015年6月4日 木曜日

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区内のほとんどの小中学校は運動会を春にやっています。秋の運動会は、文化祭や学芸会などの行事と重なり、運動会の練習も、残暑の厳しさや秋の長雨で子どもたちに無理をさせることになるため、教員の間では春にという声が大きくなってきたからでしょうか。少なくとも、私はそういう意見でした。このところ、5月も暑い日が続き、熱中症の心配をしながらの行事になってしまいました。大変なお金がかかりますが、テントを使うことを考える時期にきているように思います。来賓席と敬老席はテントがあります。テントは暑い日差しでも風が吹き抜けると涼しいです。

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葛西地域の運動会に行ってきました。3日間で14校。子どもたちは、暑さの中でも元気いっぱい笑顔いっぱいでした。全力を出し切る子どもたちを見ていると、感動が広がります。子どもはいつも大人を励まし希望を見せてくれます。中学生の演技に取り組む真剣なまなざし、中学校校長の「運動会は、子どもが主人公ですから。教員が目立ってはだめですよ」の一言もうれしくなりました。運動会は日ごろの学習の成果がしめされます。小学校校長の「入場行進など様々な場面での子どもの頑張りをみてほしい」というのもうなづけます。

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家族の皆さんも開会式からたくさんおいでになっていました。家族でお弁当をたべるというのも、40年前にはほとんどありませんでした。私の長男が葛西小でお世話になった途中から運動会の時は家族でお弁当になりました。私も夫も学校で仕事をしていましたから運動会が重なり、いなかから母に来てもらいました。今でも、学校側は、保護者が仕事で来られない子どもへの配慮を工夫されていることでしょう。

運動会の最後は、葛西中学校です。IMG_4912IMG_4913

朝まで雨が降っており、中止かと思いましたが、生徒たちが水を雑巾ですいとって、砂もまいて、みごとに運動場を使えるようにしました。数の力ですね。30分遅れで始まった開会式での選手宣誓がさわやかでした。800m走、障害物競争を応援して帰りました。人間の社会は子どもたちがいるから希望があるといつも思います。