2014年2月 のアーカイブ

江戸川区議会第一回定例会来週はじまる

2014年2月14日 金曜日

江戸川区議会の第一回定例会が2月17日から3月19日まで行われます。本会議2月19日の代表質問は小俣則子区議、大橋は、20日に一般質問です。質問にたつ議員の数によっておおよその時刻がきまりますが、区側の答弁の時間も関係するので、私ははやければ二時ごろでしょうか。傍聴希望の方は、議会事務局で傍聴手続きをとって議場の傍聴席に入ります。インターネット中継もします。

私は、国民健康保険料値上げ反対、学童クラブの充実、教育条件の改善の三つの柱で質問します。いずれも、区の行政と対決するものばかりです。質問の下調べをして原稿を準備し、どう質問したらよいか考えていくのは時間がかかりますが、。区民のみなさんと対話し、要望を聞き取り、区の行政に反映させるために議会でとりあげていく議員の仕事のやりがいを感じる時でもあります。先輩議員からの助言、場合によっては原稿の下準備を手伝ってもらうこともあります。議員団会議で率直に意見交換するのは学ぶ場所となります。自分の思いが先走って、かえってわかりにくいと指摘されることもしばしばです。しかし、議会質問の時間は議席数に応じたものですから、私は多くても19分。のこり1秒まで使い切ります。

本会議質問に続けて、予算特別委員会です。来年度予算を審議します。これも下調べをしながら、短い質問時間を有効にどう使うか原稿を準備してのぞみます。こちらも傍聴できます。区は消費税を区の施設の利用料や各種手数料、給食費などへの転嫁を約200項目提案しています。手数料10円値上げという小額なものが多いのですが、本来は、法律で転嫁しなくてもよいしくみとなっています。近隣の行政区は消費税の転嫁ということは予定していません。また、給食費は100円の値上げです。40年近く続けてきた給食費の補助をなくしたばかりなのに、消費税転嫁の値上げをします。区民生活を守る視点はどうなのか。日本共産党は、転嫁をするなと反対の立場で小俣区議が代表質問で反対討論に立ちます。

宇都宮さん、大健闘

2014年2月14日 金曜日

2月9日、投開票がされた東京都知事選挙で、宇都宮健児さんが当選にはいたりませんでしたが、大健闘しました。もともと、徳洲会からの裏献金疑惑で猪瀬直樹前知事が辞任したことに伴う選挙でした。宇都宮さんは、「都政転換」、「安倍暴走ノー」を訴え、支持を広げました。私も、宇都宮さんの政策を紹介してきましたが、雪という悪条件の中で、宇都宮さんへ投票された有権者が5人に一人(得票率20.18%)という結果をしっかりうけとめ、政策実現のために私もその一端を担いたいと思いました。江戸川区では、得票率は16.81%で、3万4319人の方が宇都宮さんに投票しました。

宇都宮さんは、9日、新宿区の選挙事務所で記者会見。「前回の選挙と比べたら運動の輪が広がり、大きく前進したと思う」とのべ、「選挙政策で掲げた福祉の充実、脱原発、原発事故の被災者支援、憲法改悪に反対する運動を続けていきたい」と語りました。

今度は、いよいよ、来年の一斉地方選挙に向けたたたかいがはじまります。選挙戦というように、議席を得るためのまさに「たたかい」です。日本共産党は、くらし第一の政策を掲げ、区議会議員5名全員当選目指してがんばります。

都政を変えるチャンスは今、激しく追い上げる宇都宮さん

2014年2月3日 月曜日

全都を駆け回っている宇都宮さん。2月2日朝9時から清新町マルエツ前で街頭演説をしました。宇都宮けんじ来るとちらしで宣伝できないのがおかしな選挙法です。名前入りのチラシも配れなければ、拡声器の宣伝もできない。街頭宣伝は、メガホンと名前のない政策チラシのみ。あとは電話で声の全戸訪問。これでは民主主義が培われません。

IMG_3571

さて、当日は、約100名の聴衆がかけつけました。読者の方にしらせて、それがまた口コミでひろがりました。応援してくださる方が広がったのです。宇都宮さんからは熱い政策の訴えです。働きやすくくらし第一の東京に、ブラック企業規制、過労死防止条例、都営住宅建設、75万戸の空き家を公共住宅に、耐震工事、原発再稼働反対、放射能被曝をさせない、生活者の目線で都政を変えると次々に具体的な政策が語られます。最後は平和な日本を、安倍政権の、暴走を許さないとむすびました。河野ゆりえ都議が応援演説に立ち、安倍暴走ストップ、暖かい都政をと立候補された宇都宮さんを紹介しました。

IMG_3575

葛西臨海公園を壊してカヌーのスラローム競技場を建設させないためにも宇都宮さんを都知事にしたいです。清新町に住んでいる女性からは、消費税増税による値上げストップを、働きやすい東京を、特養ホームの増設をと期待が語られました。くらし第一の都政にかえるために私もがんばります。

IMG_3565

この日、地元の共産党と後援会の15名は、11時から約1時間、西葛西からジャスコまで商店街を練り歩きメガホン宣伝をしました。とにかく、宣伝です。

IMG_3578IMG_3585IMG_3587

学童クラブおやつの復活を

2014年2月3日 月曜日

2013年4月から、江戸川区は学童クラブ登録の子どもたちのおやつを廃止しました。学童クラブそのものの廃止ということではありませんでした。しかし、品川区、渋谷区に続いて、今年の4月から板橋区でも学童廃止という事態が強行されました。江戸川区もおやつの廃止で学童登録の児童が減少しており、廃止になる可能性を含んでいるのではないでしょうか。

今、江戸川区の学童クラブ保護者や元保護者が子どもたちのために区教委に働きかけ、区議会にも陳情がだされています。昨年の一学期に、新一年生が、お腹が減るからと、給食の残ったパンを学童クラブに持っていこうとしたこともありました。子どもに空腹をがまんさせる、おやつがなくてもそれになれさせるという江戸川区のやり方は「子育て支援」と矛盾しています。

IMG_3596

私も、こどもたちを学童クラブにお世話になりました。40年前は学童クラブがほとんどない時でしたから、とにかく増設をと区に要請を繰り返しました。当時、葛西地域は、小学校が10校くらいあったのに学童はたった一か所。その後、葛西駅そばのマルエツの屋上(プレハブですが私の息子にまにあいました。)をかわきりに、二之江第二小、第五葛西小などの学校をはじめ、新設される集合住宅に開設され、どれだけの子どもたちとその保護者をささえてきたことでしょうか。私の長女は、30年前、宇喜田ホームズの集会所のとなりの学童クラブに通いました。このクラブは園庭もあり、クラブ祭りは近所の方もきてくださってもりあがりました。大切な子どもの居場所でした。

学童クラブのおやつ廃止をきっかけにして、「学童クラブ」をしっかりとらえなおしたいという学習会の企画はすばらしく、充実したものになったことでしょう。私は30分くらいしか参加できず残念でしたが、下浦先生の話に感動。元教員としても「子どもの居場所づくり」のことを考えさせられました。

下浦先生の語る「子どもの居場所」とは、いつも名前で声をかけてくれて、つらさにも気づいてくれる大人の存在が「心のよりどころ」になる。気持ちを聞いてもらえるコミュニケーション。楽しいと共感しあえる時空間(明日につながる)。あるがままの自分をさらけだしても、受け止めてもらえる場、包んでくれる場。認められ、あてにされていると実感できる場(自己有用感)。この部分はお話が聞けました。

これから、区議会議員として、こどもたちの成長にとって大切なものは何かしっかり議会でとりあげて発信していきます。