2015年10月 のアーカイブ

日本共産党の街頭演説会へどうぞ

2015年10月28日 水曜日

来年の参議院選挙の東京選挙区候補は山添拓弁護士です。30歳の青年政治家として、都内を飛び回っています。今、注目の日本共産党の戦争法廃止の国民連合政府の提案、反対に、臨時国会の請求を無視する安倍政権。憲法違反の政権に未来はありません。江戸川区でははじめての街頭演説会となります。ぜひ、おさそいあわせてご参加ください。

日時:11月14日(土)午後2時~3時ごろ

場所:西葛西駅南口

弁士:山添拓東京選挙区予定候補:山添 拓

田村智子参議院議員

司会:大橋美枝子区議会議員(西葛西が地元なので、司会をやります)

戦争法廃止の国民連合政府を作ろうというよびかけを各団体に行っていますが、多くの方と懇談をすすめてまいります。訪問したほうがよいところもご紹介ください。

2014年度決算認定に反対

2015年10月28日 水曜日

10月27日(火)第三回定例会最終日に、日本共産党を代表して、2014年度決算認定に反対の少数意見を大橋がのべました。

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主な内容は以下の通りです。長くなりましたがお読みください。

江戸川区は、積み立てた主要6基金を過去最高の1238億円とし、地方公共団体の実質黒字である実質収支比率は6.5%(3~5%が望ましい)とした。非課税世帯が多く担税力の少ない本区にとってこの二つは異質といえる。わが党は、決算認定にあたり、第一に、区民生活を守るためにどのように努力がはらわれたか、第二に、区政運営に民主主義が貫かれたか、第三に、国や都に対し区民を守るためにどのような態度がとられたかなどの観点で審査を重ねた。

第一の反対理由は、子育て支援と職員採用に冷たい区政。江戸川区以外の22区は3年間で257箇所の認可保育園を増やしたが、江戸川区は一箇所も増やさず、待機児は49人増えて347人に上った。来年度3箇所の増設があるがそれ以外計画がない。約1000人の認証保育所保護者への保育料補助がないのは江戸川区だけ。区は、0歳児280人には区独自の乳児養育手当があるとしているが、1歳児以上の730人には支給されず公平性にかける。職員採用について、特に区立保育士の14年間退職者不補充による正規採用ゼロは異常。保育士が高齢化しても、配置基準外の非常勤がいるからよしとしている無責任さ。保育の学びあいもモチベーションもさがり、夢も希望も持てない職場になっている。年間53万人もの来場者がある自然動物園において、非正規の飼育員が来年3月で雇い止めとなる可能性がある。近隣の自治体が運営する動物園の多くが8割以上の飼育員を正規で雇用しているのに対して、正規の飼育員が一割にも満たないというのも異常である。

反対理由の第二は、不必要な公共事業を、住民の声を無視して強引に進めている姿勢。道理のない無駄な公共事業で、すみなれた地域を追い立てられる住民から、裁判まで訴えられているスーパー堤防計画は、まさに無計画で無駄な公共事業の典型である。また、荒川右岸の平井4丁目では、マンション建設によりスーパー堤防を断念した。この無計画性について、納得できる説明がない。現実的で早く効果が期待できる堤防の強化策を責任を持ってすすめるべき。江戸川区が北小岩一丁目東部地区や篠崎公園地区ですすめているスーパー堤防計画は即刻中止すべきである。また、社会状況の変化により、交通環境も大きく変わろうとしているもとで、特定整備路線補助144号線など、住民を顧みず、いまだに何十年も前の都市計画・道路計画を無検証・無反省に進めようとしていることも認められない。住民が納得できるすみやすく環境にも配慮した防災に強い街をめざすべき。

反対理由の第三は、国の政治に対する姿勢の問題。昨年度は消費税が5%から8%へと増税された。消費税増税は、直前の駆け込み需要の反動が大きく、経済の6割をしめる個人消費は低迷を続け、景気の足踏み、後退傾向が強まっている。使用料等への転嫁、「転嫁しなければ違法行為になる」と増税にあわせて値上げした区はなかった。国民のくらしと経済の基礎体力をも奪いかねない10%増税を「法で決まったから粛々とすすめる」という姿勢は容認できない。マイナンバーが施行された。区長は、召集挨拶で「不安が広まっていることも否めません」と述べた。国と自治体が、全国民を番号で管理するマイナンバー制度は利便性どころか、危険性と隣りあわせで、個人情報保護という基本的人権を守る立場から、G8など世界主要国では、見直しや撤退が図られている。今後制度への厳重な監視が求められるとともに、国や自治体の責任が厳しく問われることになる。

第四の反対理由は、教育行政の冷たい姿勢。日本PTA全国協議会など、子どもと学校関係者が最も望んでいる少人数学級の実施は国民的な要求であるが、江戸川区は、国と都へ少人数学級実施を要望せず、隣接している江東区や葛飾区のような独自の非常勤教員か加配もやらない。学校図書館司書の配置を3会派が求めたが、実施する姿勢を示さない。全国初の読書科をすすめているのに、「学校司書ありきではなく図書館活用の醸成が大事」として、23区で唯一配置しない。子どもの貧困対策に力を発揮するスクールソーシャルワーカーの配置も3会派から要望があった。区は検討していると回答したがすぐにでも配置すべき。特別教室のエアコン未設置は、251教室。都があらたに補助金をつけるにもかかわらず、設置の計画はなく、使用実態を調べることもしない。すくすくスクール・学童クラブの子どもたちに、補食の復活は歓迎されているが、以前のように職員を増やし、希望者全員への補食の提供と就学援助世帯への補助を復活させるべきである。

国民連合政府のよびかけをもって訪問

2015年10月26日 月曜日

10月23日、江戸川区議団と地区委員長と地区委員長代理の7名で3つのグループを作って、江戸川区内の33団体を訪問し、よびかけを紹介し、懇談をしました。留守のところもあり、よびかけを置いてきただけの団体もありましたが、第一歩をふみだせて何よりでした。私は、河野委員長代理と9か所を訪問しました。

年金者組合江戸川支部は役員会で検討をすると委員長のお話しでした。党中央が年金者組合本部に申し入れをしたことを積極的に受け止めてくださいました。江戸川健康友の会は、事務局で仕事をされていた3名と懇談しよびかけの紹介をしました。友の会は25日、26日の一泊旅行の準備をされていたのではないでしょうか。事前に連絡をしないで伺ったためほかのところも責任者が留守ということが多かったですね。たんぽぽ保育園には一番忙しい時に伺いめいわくをかけました。

東京都建設従業員労働組合はいつも執行委員会に資料を届けています。この日は、書記長が留守でしたが、役員さんとの懇談を要請してきました。JMIU日本ロール支部と新井鉄工支部は昼休みに伺い、組合事務所で委員長や役員と短時間でしたが懇談できました。日本ロール支部は争議中です。門前集会にはいつも激励に駆けつけています。河田委員長は、「要求実現が組合の基本だが、一番おおもとの平和が崩されたらとんでもない。戦争反対で、10月19日の国会行動には書記長と参加してきた」と語ってくださいました。

午後は、西野江戸川区連合町会長、東京都トラック協会江戸川支部、東京スマイル農業協同組合新葛西支店の3か所訪問。西野さんは「町会は政治的なことはとりあげないことになっているので、せっかく来ていただいたのに」、トラック協会とJAは留守でした。

訪問して、話ができることが何よりです。これも、よびかけがされたことが大きな力でとなっています。

10月25日投開票の宮城県議会選挙で、日本共産党は4議席から8議席に倍増となりました。宮城県議選の躍進は本当にうれしいです。日ごろからの粘り強い共産党の活動に加えて、戦争法廃止の一点での国民連合政府よびかけが力になったのではないでしょうか。また、宮城県石巻の震災救援センターに大橋美枝子事務所から救援募金を4年間送ってきました。4回のバザーや2回のチャリティコンサートの収益を全額送付してきました。日本共産党の躍進が国政に大きな影響を与えると同時に、震災復興の大きな力となることを期待しています。

すくすく学童登録の子どもたちに補食(おやつ)の提供を

2015年10月20日 火曜日

10月20日、文教委員会に付託された「すくすくスクール学童クラブの補食の提供を求める陳情」は、一回目の審査のため資料請求だけでした。私は、3つの資料を要求しました。①23区の学童クラブの補食の提供の状況一覧、②すくすくスクールの登録者、学童登録の数、5年間の変化、③指導員の人数、平成24年(学童のおやつを提供していたときの指導員の人数)と現在との比較、常勤、非常勤、臨時職員の数。

決算特別委員会でも質問しましたが、教育長は、保護者の持参を認めるとしていても、以前のような形には戻さないといっています。日本共産党は、補食の提供ができるように、すくすくスクール条例に項目を付け加えるように第二回定例会で提案しました。以前は、希望者から一人1700円を集めて補食を提供していました。

めいめいに持参すれば、トラブルが起こる可能性もあります。指導員の増員がなければ、目配りが十分できません。以前のような増員が必要です。決算特別委員会では、担当課長から、臨時職員の増員も含めて検討するということでした。保護者の意見もしっかりききながら、よりよい方向をうちだしていけるよう区に要請していきます。

がんばれ日本ロール争議団

2015年10月19日 月曜日

2015年10月15日、夕方5時から、日本ロール門前でのJMIUの全国共同行動が行われました。この日は、全国から参加したJMIU組合員が、日本ロールの争議支援で最終行動で集まりました。この日は約150人の参加でした。東京土建江戸川支部の葛西地域の3分会からたくさん参加されていました。働くものの連帯を感じました。IMG_5258

この写真は、9月8日のものです。9月8日は、東京地評の争議支援行動で、朝8時半からの日本ロール門前集会を行いました。10月15日は写真がありませんが、門前行動の雰囲気はお伝えできるでしょうか。

10月15日は、JMIUの生熊委員長が挨拶をしました。生熊さんは、1963年の解雇事件からはじまって日本ロール支部ができて53年目にあたるとして、当時の青木社長とのたたかい、ドレイ工場といわれ映画にもなったたたかいを紹介しました。当時の組合役員の高橋さん、奥山さんが集会に参加していました。このたたかいは、1973年に勝利して1974年に復職します。そして、今回の争議は、パイプ事業部縮小閉鎖問題で、平成7年の回答を会社が反故にした団体交渉を行ったことが発端です。

会社は、今年の4月、組合の声に耳を傾けず、男子更衣室に監視カメラを設置しました。この人権侵害に、職場・地域の仲間も反対し、8月にカメラを撤去することができました。このやりたい放題はとんでもありません。会社は自ら壊した労使関係を修復し、誠実に団体交渉に臨むべきです。

行船公園の自然動物園

2015年10月18日 日曜日

10月18日、朝、10時に行船(ぎょうせん)公園にいきました。IMG_5326日曜日は、朝9時半から開園だそうです。土曜日と祝日も9時半。私は、10時からかと思いでかけたら、ふれあい動物コーナーはすでにいっぱい。子どもたちが、うさぎやモルモットをだっこして楽しんでいました。ふれあいコーナーのヤギやヒツジもおとなしいですね。フンボルトペンギンやケナガクモザルはマイペース、オタリアは水の中で元気いっぱいでしたよ。IMG_5329IMG_5335自然動物園で働いている人は11人ですが、正規職員は1名で、ほかの10名は5年の有期雇用と聞いています。5年前に、環境財団ができて、財団が特別の指定管理者として自然動物園を運営してきましたが、その際、職員は5年有期の雇用になったとのこと。20年近く働いてきた人もふくめ、来年3月末で、5年の有期雇用が終了するから、もう一度、全員が採用試験を受けるということがしめされました。正規の飼育員が1割にも満たないというだけではなく、5年間しっかり働いて動物園を支えてきた方の採用を優先しないとはどういうことでしょうか。また、近隣の自治体が運営する動物園の多くが、8割以上の飼育員を正規で雇用しています。この異常ともいえるやり方はおかしいのではないでしょうか。子どもたちのためにも、雇用の安定を求めます。

第40回葛西まつり

2015年10月18日 日曜日

10月18日は第40回葛西まつりで、大勢の区民の方が参加されていました。私は、自転車で会場にむかいました。都議の河野ゆりえさんと待ち合わせて会場をまわり、展示やだしものを見学し、買い物、食事と楽しいひと時をすごしました。

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東京土建の方が、子供たちにマガジンラックができるように援助していました。金魚すくいは、中学生が手伝っていました。町会ではやりきれなくなり、昨年から中学生のボランティアが活躍するようになったそうです。室内展示は、私の友人の書も掲示してありました。いろいろな方が参加できるのはいいですね。また、会場で知り合いの方と挨拶できたのは何よりでした。IMG_5344式典は午後1時からでした。式典の前に、二之江中ブラスバンドの演奏、幼稚園・保育園、小学校のパレードのあと、式典です。子どもたちは演奏の後式典にも参加し、本当にご苦労様です。区長や議員のあいさつの後、最後に、10月の第三日曜日を葛西まつりの日とする記念日が認められたと発表がありました。だれが決めるのか、わかりませんが、ローカルな取り組みも認定されるのですね。IMG_5347祭りを準備された多くのの関係者のみなさん、ありがとうございました。

江戸川区2014年度決算に反対します

2015年10月18日 日曜日

10月1日から15日まで、2014年度決算の審査が行われました。評価する点はあるものの、港区をぬいて23区で一番多くなった1238億円(主要6基金の合計)の積み立て金、子育て支援や教育行政への冷たい姿勢、スーパー堤防事業の無駄遣いなど、問題山積のため反対しました。

決算特別委員会(20名で構成)に日本共産党からは3名が出席しました。はじめてのことです。議員が5名になった重みを実感しました。しかし、一日の発言時間は28分。分担して質問をしてきましたが、限られた時間のため十分質問ができないこともあり、議席増が議会の力関係を変えるということをあらためて感じています。大橋の主な内容を紹介します。

①消費税は庶民大増税、大企業は減税、23区で江戸川区だけ使用料・利用料に消費税を転嫁して料金値上げはおかしい、②国民健康保険特別会計では、毎年の保険料値上げで、払いたくても払えない人が増えて、差し押さえも増えている。保険料は値下げすべき。③庁舎建設問題は、区民の声をしっかり聴くために、区民参加の庁舎検討委員会と跡地検討委員会を提案、④男女共同参画のために、まず女性管理職を増やすこと、⑤防災をすすめるために、区民が体験できる防災学習施設を提案、⑥増えている精神障がい者の相談支援センターの増設を、⑦高齢者福祉の充実、特養ホームの増設、長寿祝い品3000円の商品券復活を、⑧小中一貫校は江戸川区は大規模校となり教育の充実と矛盾、学力テストより少人数学級の実施を、すくすくスクール学童クラブの補食(おやつ)の復活を、未設置251の特別教室すべてにエアコン設置を、特別支援情緒障がい児通級学級のレベルダウンはおかしい。

関係者から実態を聞いたり、法律や共産党の論文を読んだり、前の質問や区側の答弁を確認したりして質問を準備します。大変時間がかかりますが、楽しい時間です。実際の質問では、準備したものを使わないことも多々ありますが、たくましくなっていく自分を感じます。みなさんの願いを託していただいているからがんばれます。

なぎさ和楽苑長寿のつどい

2015年10月17日 土曜日

IMG_52949月20日、なぎさ和楽苑の長寿のつどいにでかけました。たくさんのボランティアの方がささえています。受付で、チケットをいただき、買い物も楽しませていただきました。一階では、カラオケ大会です。隣の公園では模擬店やゲームコーナーもあります。私は輪投げをやりました。3回のうち1回しか入らなかったのです。へたな輪投げでした。大橋さんと声をかけていただくと、私もうれしいです。

特養ホームはまだまだ足りません。人口比で割り出す整備率という数値があります。江戸川区は1.05%ですが、一番多い区は1.25%以上となっています。江戸川区が、整備率1.25%になれば、あと400床増えることになります。特養ホーム4箇所分くらいでしょうか。今、入所者は16箇所1295名。待機者は今年4月に1104名。来年、東葛西7丁目に一箇所、再来年、西小松川に一箇所です。これからまず2箇所増えることを求めていきたいです。

学校の跡地利用をどうするか

2015年10月17日 土曜日

江戸川区の小学校は73校あります。他の22区は、子どもの人口減少を理由に学校の統廃合をすすめてきましたが、江戸川区は、統廃合は一つもしませんでした。しかし、100名くらいの学校もでてきたことから、統廃合の動きが強くなってきました。私は、小規模校のよさを感じますが、住民、子ども、保護者の声を十分聞いて統廃合を判断せざるを得ない状況でもあります。みなさんは、どう考えますか。昨年、区議会本会議で、清新第二小学校のうみかぜ学級が新田小学校に移設することで、清新第三小学校に兄弟が一緒に行かれないことを小学校二年生の弟が訴えたことを質問しました。統廃合は大人の都合です。子どもにとって「最善の利益」をと、これからも考えていきます。

来年4月から2つの小学校が空き校舎となります。学校跡地の利用を他区はどうしてきたか、子育て教育力向上特別委員会で9月14日に視察に行きました。一箇所は葛飾区の小谷野しょうぶ保育園(従前利用は小谷野小学校)です。IMG_5276IMG_5273保育園は一部の教室を利用しています。他の教室は、和室に改造した部屋を含め地域に貸し出しているので、管理人をおいています。体育館や校庭も区民に解放しています。小谷野しょうぶ保育園は、学校の施設を1階から3階までそのまま使っています。保育園のリトミックをやるときは、保育園で使っているところから離れている音楽室を利用していますが、音楽室は一般貸し出しもしているとのこと。また、年末年始の保育を含め、365日子どもを預かる唯一の保育園です。保育士さんはどれだけ大変でしょうか。葛飾区は43園のうち、休日保育を6園がやっています。

IMG_5279IMG_5278もう一箇所は台東区の福祉プラザ台東清峰会(従前利用は蓬莱中学校)です。学校敷地に、台東区が福祉の総合的な施設を建設したいと公募をして、福島県の法人がこの施設を作りました。特別養護老人ホーム(入所130人、短期入所30人)、老人デイサービス、地域包括支援センター、障害者支援施設(入所30名、短期入所10名)、障がい者就労支援と相談支援、子育てサポートセンターなどの複合施設です。低層部分を通所施設と子育て支援施設にし、高層部分を入所施設としています。1階は、デイサービスの場所と地域交流スペースを設置し、可動間仕切りで大空間での一体利用もできるようにしています。最上階の8階は職員の宿舎も併設しています。このような、複合施設は運営が大変かとも思いますが、近くに頼りになる施設があることに、区民は心強いのではないでしょうか。