江戸川区2014年度決算に反対します

10月1日から15日まで、2014年度決算の審査が行われました。評価する点はあるものの、港区をぬいて23区で一番多くなった1238億円(主要6基金の合計)の積み立て金、子育て支援や教育行政への冷たい姿勢、スーパー堤防事業の無駄遣いなど、問題山積のため反対しました。

決算特別委員会(20名で構成)に日本共産党からは3名が出席しました。はじめてのことです。議員が5名になった重みを実感しました。しかし、一日の発言時間は28分。分担して質問をしてきましたが、限られた時間のため十分質問ができないこともあり、議席増が議会の力関係を変えるということをあらためて感じています。大橋の主な内容を紹介します。

①消費税は庶民大増税、大企業は減税、23区で江戸川区だけ使用料・利用料に消費税を転嫁して料金値上げはおかしい、②国民健康保険特別会計では、毎年の保険料値上げで、払いたくても払えない人が増えて、差し押さえも増えている。保険料は値下げすべき。③庁舎建設問題は、区民の声をしっかり聴くために、区民参加の庁舎検討委員会と跡地検討委員会を提案、④男女共同参画のために、まず女性管理職を増やすこと、⑤防災をすすめるために、区民が体験できる防災学習施設を提案、⑥増えている精神障がい者の相談支援センターの増設を、⑦高齢者福祉の充実、特養ホームの増設、長寿祝い品3000円の商品券復活を、⑧小中一貫校は江戸川区は大規模校となり教育の充実と矛盾、学力テストより少人数学級の実施を、すくすくスクール学童クラブの補食(おやつ)の復活を、未設置251の特別教室すべてにエアコン設置を、特別支援情緒障がい児通級学級のレベルダウンはおかしい。

関係者から実態を聞いたり、法律や共産党の論文を読んだり、前の質問や区側の答弁を確認したりして質問を準備します。大変時間がかかりますが、楽しい時間です。実際の質問では、準備したものを使わないことも多々ありますが、たくましくなっていく自分を感じます。みなさんの願いを託していただいているからがんばれます。

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