大橋みえ子

５月２３日午後、笠井あきら衆議院議員、河野ゆりえ前都議会議員、江戸川区議員団、住民が参加して、国交省にスーパー堤防問題を質しました。

スーパー堤防事業は、堤防の幅を３０倍に広げ高台を作り、その盛土の上に住宅や道路をつくるというものです。スーパー無駄遣いであると日本共産党区議団はくりかえし区議会でとりあげ、第一回定例議会では予算修正案を提案して反対しました。ところが、区と自民公明の与党は、国にやらせてほしいと何度も要請し、今回予算がついたものです。江戸川と多摩川の２地区で新規事業に着手するなど合計６か所４２億円の予算を計上しています。

国交省の担当者は、「今後、詳細設計や地元説明会を行い、10月には住民の移転が済んで工事に間に合う段取りとなるようすすめている」と説明。また、「昨年、地区内で火事があった際も、消防車が入れなかったと聞いている」と。しかし、住民は、「私の家の前に消防車が3台も止まって消火活動した。事実誤認だ。現地をみてほしい。１０月までに私は転居しない」と怒りの声をあげました。笠井議員も「住民合意まない計画を、現地の実態ともかけはなれた説明で１０月までに強行しようとするのは大問題だ」と住民の声を聞くことを求めました。

河野ゆりえさんは、「裁判の中身をきちんと報告しないと内容が伝わらない。住民の声を直接聞いてほしい」と強調しました。私も同感。国交省は区側の説明をうのみにしています。国は現地視察をきちんと実施し、むだなスーパー堤防の予算は凍結をすべきです。

今年も運動会の時期となりました。私も、楽しみにしています。なんといっても児童生徒のがんばる姿が大人を感動させてくれます。また、先生方と子どもたちとの信頼関係、保護者の方の応援の様子がみられるのもうれしいことです。2012年度はいじめ・体罰問題が噴出しました。学校が子どもの笑顔輝く場所であってほしい、自分が大事にされていると実感できる居場所であってほしい、そのために、私ができることをやっていきたいと、学校行事を参観しながら、子どもたちをみていつも思うことです。

さて、西葛西中が葛西地域の一番手でした。他の学校は２５日、２６日に集中しています。全部に応援いけませんが、いくつかまわってきます。

西葛西中の運動会の様子を写真ではなかなか伝えることができませんが、いくつか掲載します。学校へ伺ったのが１１時半をすぎてしまいましたが、砂袋をはこぶリレーをやっていました。軽々と持つ生徒もいれば、途中で砂が袋からおちてしまい、拾って走る生徒もいて、応援のしがいがありました。校舎には、今年のスローガンが。午前の部の最後は中三全員の組体操をまじえての西中ソーランです。区内最大の生徒数の学校です。マンパワーは圧巻です。

５月２２日、有明コロシアムで日本共産党大演説会が開催され、志位委員長が参院選と都議選で日本共産党を大きくすることの大切さを訴えました。江戸川区からは各地域ごとにバスをだして参加をよびかけました。葛西地域からもバスがほぼ満席という参加がありました。志位委員長の熱い訴えに感動したこと、候補者の訴えも迫力があり心に響いたことなどの感想が寄せられました。

当日は、早めに会場についたので、会場の出入り口の近くにすわれ、帰りもスムースで、９時半ごろには自宅に帰れた方が多かったのではないでしょうか。私は、バスの中で、都議選をめぐる状況にふれ、河野ゆりえさんががんばっていること、「ゆりえの日記」の普及などをお願いしました。

河野ゆりえさんの事務所開きは５月２５日１２：３０から松江コミュニティ会館ホールです。

５月下旬の河野ゆりえさんが参加する宣伝日程をお知らせします。

５月２８日（火）西葛西駅１７：３０～１８：３０

５月２９日（水）　葛西駅　７：３０～８：３０

５月３０日（木）　葛西駅１７：３０～１８：３０

５月１０日の夕方から、東葛西雷公園で、ＪＭＩＵ日本ロール製造支部支援激励集会が開かれ、河野ゆりえさんと激励をしてきました。集会の終わりごろは小雨がふってきて、デモ行進は雨の中でした。私は、集会だけで帰ってきましたが、日本ロールの会社側の対応は納得できるものではなく、組合が争議に立ちあがった経過がよくわかりました。

日本ロール製造は現在、機械事業（ゴム・プラスティック・ビニール圧延加工機）、パイプ事業、不動産貸出し業（隣のイトーヨーカドーや島忠ホームズ）をしています。かつて、１９６２年の組合結成に会社が暴力団を雇い、警察も使って職場から組合員３３名をしめだし６３年に解雇。解雇撤回闘争１１年のたたかいに勝利し、職場復帰をはたしました。このたたかいは、６６年に映画「ドレイ工場」により全国的に支援が広がりました。私は、この映画を学生時代にみて、会社のすさまじさ、労働者の成長する姿や連帯のすばらしさに感動しました。その後、１９７１年に教員として江戸川区に着任しすむようになりました。江戸川区に歴史に残るたたかう組合があるということがうれしかったですね。昨年、２０１２年は、日本ロールの争議５０周年の記念のつどいが開かれ、映画に主演した日色ともえさんもきて、当時のたたかいをふりかえりました。この日は、受付に若い組合員さんがいたのがうれしかったですね。

さて、現在の組合は、２００７年から５年間、１００００円台の賃上げを実現し、人事異動についても組合と事前協議をするルールを作ってきました。ところが、２０１１年１２月にパイプ事業部閉鎖のうわさが流れ、２０１２年４月パイプ事業部の主要メンバーが春闘交渉中に突然の人事異動。会社との団体交渉では「パイプ事業部は続ける」と明言したものの、組合員の人事異動を５月に強行。２０１３年２月４日、パイプ事業を仙台営業所のみ残して５月２０日に閉鎖することを一方的に発表。会社は、「雇用は守る」としながらも、どうするかは「検討中」とする態度。

この一方的なやりかたに、日本ロールで働く者の雇用と権利を守り、ものづくりと地域経済への社会的責任を会社に果たさせるために、ＪＭＩＵ日本ロール製造支部支援共闘会議が４月２９日に結成されました。そして、この夕方の集会となりました。集会には１００名近い方が参加し、日本ロール製造支部のとりくみを応援していました。

河野ゆりえさんは、日本共産党は、アベノミクスではデフレ不況は打開できないこと、働くルールを確立し、正規雇用と賃上げこそ日本経済活性化の道であると提案していると訴えました。５月２９日８：３５～９：００まで、日本ロール本社前で全労連・東京地評争議支援行動がおこなわれます。私も、激励にいく予定です。

５月6日、連休最後の休日に、２つの地域で、河野さんをかこむつどいが開かれ、大橋も参加しました。

参加者からは、特養ホーム、マンション耐震工事補助などの質問や要求がだされました。河野さんは、あいさつの中で、都には8700億円の使えるお金があり、日本共産党都議団は、特養ホームや保育園の増設などの２０００億円の修正組み換え予算をだしたが、否決されたこと、また、アベノミクスのデフレ不況対策や憲法96条をかえて憲法9条をかえようとする安倍政権を批判。区民の要求を実現する日本共産党河野百合絵を都議会に送ってほしいと訴えました。

東京都が２０１３年３月に発表した液状化マップを詳しく知りたいと、日本共産党都議団を通して申し入れていたところ、４月２５日の４時からとなり、約１時間、説明をうけました。データは都のホームページからとれるとのことです。くわしく知りたい方は、見てください。さて、液状化予測のボーリング調査は、前回同様、関東大震災の『ゆれ』をもとに、２割くらい強い『ゆれ』を与えました。予測は、古い地図、関東大震災の時の液状化のデータなどの液状化履歴図、埋め立て地の色分けなどを加えて出したものです。データは２万。

説明では、「液状化によって人命が失われることはきわめてまれである。地下のライフライン施設は影響をうける。起きやすいところの注意を喚起した」としています。

江戸川区は、ほぼ全域が、液状化の可能性があり、可能性が高い地域が増えました。東日本大震災では、液状化予測マップがあてはまらず、今回の見直しとなりましたが、新たにボーリングをくまなくやったわけではなく、新たなｂ－リング結果も含め、今までの調査結果を見直してマップを作り直したとのことでした。液状化の可能性が高い葛西南部地域で、臨海１丁目は、液状の可能性がある地域となっている判断基準を聞いたところ、他の土地と比べてボーリングの個所が少なく、その結果は可能性が高くなかったためだと回答。つまり、ボーリング調査が少ないところは少ない結果から判断しているわけです。あらためて徹底した調査をもとめたいところです。

液状化の可能性の高い場所にすむ江戸川区民は、どう対策をとるか、地盤改良は費用がかさみます。国や都がおもいきった液状化対策予算措置をしなければ民有地対策はできそうもありません。今後も大きな課題です。

５月３・４日、江戸川区の篠崎公園でおこなわれたイベントは、天候に恵まれ、１０時すぎには大勢の人でにぎわっていました。会場の近くには、東京都が設置した放射線測定のモニタリングポストがあります。

昨年は大雨の後で大変、一昨年は大震災直後でできなっかた分、今回はみなさん力が入っていました。勇壮な太鼓の演技を見てから会場内で買い物をしました。小松菜、しょうぶ、お花、カレー、コロッケ、つけもの、ハーブ、風鈴といろいろ買いました。どれも区内産です。ころっけは、ブータンの方と協力者が販売していました。ハーブのテントの前で、江東区在住のМさんと偶然会いました。お姉さんが江戸川区在住とのこと。お花のよせうえを無料でやるとのことでしたので、さっそく、ラベンダーなどを購入して鉢に植えてもらいました。都市農業を守ることは大切なことです。バザーで扱った小松菜農家のＡさんにもお礼が言えてよかったです。

私は、新潟に行く予定なので、おみやげに風鈴も買って帰りました。新潟には５時半ごろについて、家族でゆっくり過ごしました。

２０１３年第８４回メーデーのメインスローガンは次の通りです。どれも実現させたいものばかりです。みなさんと力をあわせてがんばりたいです。

大企業の内部留保還元、賃上げ安定した雇用と仕事の確保。全国一律最賃１０００円以上の実現。貧困と格差の解消。労働時間短縮、長時間過密労働をなくせ。リストラ「合理化」反対。地域経済を守れ。

消費税増税・ＴＰＰ参加阻止。社会保障拡充の安心社会へ。震災の早期復興、原発ゼロ。

憲法改悪・戦争する国づくり反対。平和外交の強化。普天間基地の即時撤去、オスプレイの配備撤回。核兵器の全面禁止。

議員定数削減反対。民意反映の選挙制度実現。国民本位の政治転換を。

５月１日朝、河野さん、小俣さんと会場にむかいました。会場にしかれたシートの上は水たまりがたくさんあって、要員の方がタオルで水をすいとっていましたが、なかなかはかどらない様子。東京土建江戸川支部のみなさんは、独自のシートを広げて、１０時前からほとんどの方が分会ごとにすわっていました。手作りのたけのこ料理が並んでいた分会もあり、メーデーが交流の場にもなっているのがわかります。瀬端さんとも合流して、４人で各分会をまわりました。葛西地域の葛西南分会のみなさんと会えなくて残念でした。

集会の途中で、河野さんと一緒に会場から代々木に向かいました。江戸川の参加者の皆さんがデモ行進で通る新宿コースのあいさつです。東部ブロック、北部ブロックのみなさんを激励しました。知人や友人にたくさん会えてうれしかったです。メーデーの会場やデモ行進参加者とのエール交換はいいですね。横断幕をもっていると、文京区で仕事をしているというＳさんがわざわざあいさつに来てくれました。船堀小の卒業生でした。教え子と会えるのは、とりわけうれしいですね。

メーデーのデモ行進を見送った２時半ごろ、長女から、結婚届をだしたと報告があり、うれしいことが重なりました。