2013年5月6日 のアーカイブ

液状化マップ

2013年5月6日 月曜日

東京都が2013年3月に発表した液状化マップを詳しく知りたいと、日本共産党都議団を通して申し入れていたところ、4月25日の4時からとなり、約1時間、説明をうけました。データは都のホームページからとれるとのことです。くわしく知りたい方は、見てください。さて、液状化予測のボーリング調査は、前回同様、関東大震災のゆれ』をもとに、2割くらい強い『ゆれ』を与えました。予測は、古い地図、関東大震災の時の液状化のデータなどの液状化履歴図、埋め立て地の色分けなどを加えて出したものです。データは2万。

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説明では、「液状化によって人命が失われることはきわめてまれである。地下のライフライン施設は影響をうける。起きやすいところの注意を喚起した」としています。

江戸川区は、ほぼ全域が、液状化の可能性があり、可能性が高い地域が増えました。東日本大震災では、液状化予測マップがあてはまらず、今回の見直しとなりましたが、新たにボーリングをくまなくやったわけではなく、新たなb-リング結果も含め、今までの調査結果を見直してマップを作り直したとのことでした。液状化の可能性が高い葛西南部地域で、臨海1丁目は、液状の可能性がある地域となっている判断基準を聞いたところ、他の土地と比べてボーリングの個所が少なく、その結果は可能性が高くなかったためだと回答。つまり、ボーリング調査が少ないところは少ない結果から判断しているわけです。あらためて徹底した調査をもとめたいところです。

液状化の可能性の高い場所にすむ江戸川区民は、どう対策をとるか、地盤改良は費用がかさみます。国や都がおもいきった液状化対策予算措置をしなければ民有地対策はできそうもありません。今後も大きな課題です。