4月末からすでに江戸川区議団の活動は始まっていますが、定例議会がもうすぐです。議会の運営に関する各会派の幹事長の話し合いが続きました。この幹事長の話し合いには交渉会派(江戸川区では4名以上)によるため、少数会派や無所属議員は参加できません。選挙の結果、自民党と公明党が13名の同数となり、日本共産党のみ議席増という力関係が変化しましたが、議会運営の大きな変化はありませんでした。日本共産党は、小俣幹事長が、議会の民主的な運営を求め、少数会派の会議参加を求めましたが、従来通りとなりました。
議会の日本共産党議員団の役割は次の通りです。団長:瀬端勇、幹事長:小俣則子、副幹事長:大橋美枝子
議会総務委員会:瀬端勇、産業振興・環境委員会:牧野研二、福祉・健康委員会:小俣則子、文教委員会:大橋美枝子、建設委員会:須田哲二、行財政改革特別委員会:瀬端勇・須田哲二、災害対策・街づくり特別委員会:小俣則子、熟年者対策特別委員会:大橋美枝子、子育て・教育力向上特別委員会:大橋美枝子・牧野研二
選挙後初めての第二回定例区議会は、6月23日から7月7日まで開催されます。日本共産党江戸川区議団は、代表質問は瀬端区議、一般質問は牧野区議で、準備をすすめています。選挙の時に公約に掲げた、戦争法案反対、くらし福祉第一の政治への転換、保育園・特養ホームの増設を求めていきます。
5名になり議案提案権が復活した議員団。学童クラブの補食(おやつ)の復活を求め、すくすくスクール条例の修正を提案する準備をしています。選挙中、「学童のおやつを復活して」と高齢者の方からも声をかけられました。きっと、お孫さんを預かっている方でしょうね。学童からかえってきて、「ただいま」というより、「おなかがへった」といわれるとせつなくなると、小学校1年生の母親が話してくれたことを、私は選挙でも訴えました。
江戸川区は、「すくすくスクールであそんでいる子が、おやつで遊びが中断される」、「どの子も分け隔てなく」という理由をつけて、2013年4月からおやつを廃止しました。それから2年以上たちますが、日本共産党は一貫しておやつの復活を求めて、条例提案、議会質問を繰り返してきました。予算審議の時は2年続けて予算修正案も提案しました。
子どもの成長にとって、栄養面でも情緒面でもおやつは必要だということはあきらかです。それを、無視していることは「人間教育」をめざす区の施策と矛盾します。しかし、区長は、次元がちがうとまったく取り合いません。私は、繰り返し、おやつの復活を求めていきます。