3月は卒業の時です。卒園するかわいいこどもたちもいますね。社会人として出発する方は緊張が大きいのではないでしょうか。就職難の時代、自分は社会に必要とされていないと疎外感を持つ青年が多いとのこと。日本共産党の参議院東京選挙区候補の吉良よし子さんは、30歳。自分の就職氷河期の体験を語って、「就職できないのは青年の責任ではありません」と、訴えています。社会がもうけの論理で動いていて、使い捨てが横行しているからです。政治の力で雇用のルールを作り、社会を変えたいと東京中、訴えています。私も同感です。また、かつては、会社や企業で、仕事ができるように青年をバックアップするのが当たり前でした。ところが今は、資格は就職前に取得が当たり前、そのうえ、成績主義・業績評価。そして、労働者の低賃金。これでは、青年が未来に向かって希望をもてないのではないでしょうか。
卒業が希望ある未来につながるような社会にしていきたいです。
私が退職した小学校の卒業式にいってきました(3月25日)。1年生の時に担任した子どもたちです。大きくなった子どもたち一人一人が自分の目標や夢を語り卒業証書を受け取りました。卒業生はしっかり発表できてとてもりっぱでした。大勢の人の前で聞こえるような声で自分のことを発表するのは大変なことです。全員が発表できたのはすばらしいですね。保護者の皆さんの励ましと先生方のサポートがすばらしい。私は、卒業生が小さいころのことを思い出しながら、ひとりひとりの顔をみつめていました。座った場所がよく顔が見えるところでした。また、在校生代表の5年生も1年生の時担任したので感激はひとしおです。ありきたりのほめ言葉になりますが、子どもが一生懸命な姿は大人を感動させてくれます。大変な時もありましたが、子どもの存在そのものがすてきだなと実感できた教員としての日々は感謝ですね。来年は江戸川区と同じ日ですから参加できません。でも、子どもたちの節目となる卒業を祝う気持ちを贈ります。来年のことを今からいうのは早すぎますね。
中学校でも自分を信じてがんばってほしいです。