8月1日に、船堀小学校の南側道路に面した藤ビルの1階に「ことのはBooks」が開所しました。
私は8月19日に訪ねて、谷川俊太郎の詩集「いしっころ」を買いました。推理小説から専門書まで様々な本が置いてあります。協力者からの提供品を、作業所のみなさんできれいにして商品にする作業をしていました。仕事中の写真の許可をいただいたので、その様子を紹介します。
この作業所は知的障害者の仕事場です。公的な支援をうけられたので、開所式には区長や担当課長も参加していました。私は、開所式は人数が多くて入りきれないとのことで、後日うかがったのです。大勢の方がそのスタートをお祝いしてくださったのはうれしいですね。障害者の就職は厳しく、仕事があっても生活できる賃金となると本当に大変なことです。
私がかつて担任したことがあるHさんは、今年の4月から正社員として会社に採用されました。障害者年金をあわせて、生活ができる見通しができたとのこと。もっともっと、ひとりひとりが大切にされ、人間の可能性が大事にされる社会にしていきたいですね。
谷川俊太郎の詩集から、教科書にものっている短い詩を紹介します。
ののはな
はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな