防災学習交流施設を江戸川区にも

2015年10月17日

IMG_5236文教委員会の視察で、千歳市の防災学習交流施設「そなえーる」を視察しました。千歳市は、3つの自衛隊駐屯地があり、爆音も大きく、戦車が通る道は振動がひどく、演習のときは生活に影響が出ます。市は、総合的な防災対策のために防衛施設庁に要請し、防衛施設と共存した災害に強い安全なまちづくりをすすめるとして、この施設がつくられたと説明していました。総事業費21億円の75%は防衛省の民生安定化事業の補助で、2010年度に開所しました。運営は市直轄で、指定管理者が行い、2014年度は3290万円でした。IMG_5244

施設は約8.4haの敷地に3つのゾーンがあり、中核施設の愛称「そなえーる」は市民からの公募で決めています。視察当日は、総合防災訓練の準備中でした。市内の小・中学生、市民参加の学習会や防災訓練などに利用されています。災害は、地震・水害のほかに、千歳市の立地条件から、雪害や噴火が加わり展示コーナーに示されていました。常設されたコーナーで私たちも地震やけむり体験をしました。IMG_5237

江戸川区でも、高潮の災害も学べるような学習施設及び防災センターが必要ではないでしょうか。葛西防災公園や小松川の4階建ての防災倉庫の一部を使った展示コーナーの工夫ができるのではないでしょうか。

読書のまちづくり

2015年10月17日

IMG_5232区議会文教委員会は、9月1日~3日、北海道の恵庭市と千歳市の視察にいきました。函館の北海道教育大付属小学校視察は、豪雨により線路の水没で中止となり、残念でした。

恵庭市の図書館は、工夫にあふれた施策を展開していました。約20年前に図書の貸し出し数が全道で一位になったものの、子どもの本の伸びがないことから、赤ちゃんへの本のプレゼントや学校図書館との連携を推進。学校図書館司書を2004年小学校に、2006年中学校に配置(8時から16時)します。学校図書40万冊の共有化、本の帯作りやブックトークなどをサポートしています。

IMG_5227赤ちゃんと一緒にこられるように、図書館に授乳室がありました。「恵庭市人とまちを育む読書条例」が2013年4月から施行され、恵庭まちじゅう図書館も現在は33店舗に広がっています。まちじゅう図書館は各お店の方が、自分で関連ある本をおいて、楽しめるようにしています。注目されます。

恵庭市が子どものために読書環境を整えきた努力はすばらしいものです。江戸川区でも読書好きの子どもが増えていますが、学校図書館に専門の大人が常時いることが、より心を豊かにはぐくむことにつながります。学校図書館司書の配置が必要です。

8・30国会包囲行動12万人

2015年8月30日

小雨もようの日曜日でしたが、前から予定していた通り2時~4時までの行動に参加しました。葛西連合後援会の旗のもと62名の参加でした。混雑が予想されるため私たちははじめから日比谷公園で集会に参加する予定でした。日比谷メインステージ(公園・霞門)では、菅直人氏、小池あきら氏、シールズ代表の青年、反原連ミサオ・レッドウルフ氏、雨宮処凛氏などの報告がありましたが公園はステージの裏側のため音の聞こえ方が弱いこともありました。国会周辺まで行ってきたいと出かけて行ったグループもいましたが、人の波で目的地までにはいかれず公園に戻ってきました。はじめから国会周辺にいた千葉在住の友人はシールズのみなさんと一緒にコールをして、赤旗号外をもらって帰ったとのことでした。号外は手に入らず残念でしたが、参加者12万人の発表に歓声があがりました。

IMG_5218IMG_52233回のコールは青年のリードでしっかり声をだしてきました。公園に響いた声は大音量でした。「戦争法案絶対反対。戦争法案今すぐ廃案。みんなの力で暴走とめよう。安倍政権は今すぐ退陣。強行採決絶対反対。戦争法案成立反対。戦争する国絶対反対。憲法破壊絶対反対。戦争反対。9条守れ」

最後に行動提起がありました。①9月9日、日比谷野音で集会後銀座デモと国会請願デモ。②9月10日11日の夜、国会正門前行動。③9月14日から午後座り込み行動、夜集会。戦争法案廃案、安倍内閣おいつめる行動をしっかりやっていきましょう。

江戸川区では9月6日(日)に集まりましょう。

戦争法案絶対廃案

2015年8月30日

シールズ(自由と民主主義のための学生緊急行動)のコールは気持ちを短い言葉でわかりやすく表現しています。私はどうしても説明しがちで長くなってしまいます。30日の集会に向け、区内で宣伝をしていますが、29日夕方、船堀駅頭の街頭宣伝(戦争させない江戸川集会実行委員会主催)に参加して、戦争法案が具体例としていた提案の根拠を失いまったく歯止めのない法案だということを訴えました。IMG_5210

IMG_5213この日は、民主党、生活者ネットも参加しました。参加者32名、署名48人、訴えた人11人、戦争法案のひどさと同時に反対世論の大きな広がりを実感させます。日ごろから共産党を応援している女性は、自らチラシを配りながら「江戸川区でこんなふうにみなさんと一緒に宣伝できてうれしい」と感想をのべています。私は半分しか参加できませんでしたが、最後に訴えをさせていただきありがとうございました。

IMG_5214駅頭で「へいわってすてきだね」の絵本を読みました。2013年の6月23日、沖縄県全戦没者追悼式で、当時、小学校1年生だった安里有生(あさとゆうき)さんの詩を絵本にしたものです。みなさんにおすすめします。

学習会9月5日(土)午後1時~ 講師 島洋子さん 琉球新報東京支社報道部長 江戸川教育会館

江戸川集会とパレード 9月6日(日)5時10分 グリンパレス孔雀の間 集会後6時40分東小松川公園からパレード

学校の二学期はじまる

2015年8月30日

鎌倉の図書館のツイート「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね」が大きな反響を呼んでいます。NHKの土曜日の「ニュース深読み」でも取り上げられました。学校は本来、仲間がいて楽しく学べるところ。子どもたちがおいつめられる場所になるのは悲しすぎます。どうして学校に行きたくないのか、子どもたちの本音をしっかりうけとめる大人・社会でありたい。

私は、議員として、教育条件整備のために引き続きがんばります。少人数学級の実施、教職員定数増、施設設備の改善など。また、様々な子育て支援も待たれていますね。

戦争法案を廃案に

2015年8月24日

国会で、小池あきら参議院議員が暴露した防衛省の内部資料で審議がストップ、蓮舫参議院議員への安倍首相のヤジ「どうでもいい」の暴言。国会無視がひどすぎます。日本共産党は8月23日から30日までは特に戦争法案廃案の全国宣伝を強めています。大橋事務所でも連日宣伝カーをまわして、区民のみなさんに呼びかけています。8月30日は全国と連帯して2時から4時は国会をとりまきましょう。葛西連合後援会は、30日1時に葛西駅と西葛西駅の待合室集合で国会にでかけます。

女性後援会は28日に宣伝カーで区内を回ります。12時~12時半新小岩駅、1時~1時半小岩駅、2時~2時半瑞江駅、3時~3時半葛西駅、4時~4時半船堀駅です。応援に来てください。

29日・30日は10時から夕方まで平和のための戦争展をタワーホール船堀で行っています。私は、29日1時からの憲法会議代表の川村さんのお話を聞いて街頭でもしっかり訴えていきたいです。

高齢者施設と見守り事業を視察

2015年8月23日

江戸川区議会熟年者支援特別委員会は、8月12日、なぎさ和楽苑と江東園の2か所を視察しました。今回の視察は、なぎさ和楽苑の若年性認知症支援事業や都市型経費老人ホームの運営、江東園における地域ネットワーク作り・見守り隊の活動です。2つの社会福祉法人は、ともに区内の特養ホーム、高齢者支援では老舗であり、社会福祉のさまざまな事業で江戸川区の福祉の向上に大きな役割を果たされています。

IMG_5168 なぎさ和楽苑は、特養ホームの全面改修から10年たちました。この間支援ハウスとして使用していた5階の10部屋を都市型経費老人ホームに変更して募集したところすぐに10部屋がうまりました。男性3名女性7名です。一部屋の床面積も広く、視察に訪問した時は、みなさんがロビーで高校野球の観戦をされていました。99歳の男性は洗濯も掃除もしっかりできるとのこと。介護の支援をうけながら自立した生活ができるようにするのも老人ホームのよさです。もう満室で入所できませんが、費用を紹介します。家賃相当5万円、生活費(食費3食・共用部分光熱水費)4万3千円。居室の光熱水費、サービスの提供費用(都が定める金額収入によって異なる)所得150万円以下の方で1万円。生活保護の方も利用できます。しかし、経費老人ホームはまだまだ足りません。高齢者対策としての住まいの提供をどうするか、高齢者住宅の利用と合わせて考えていきたいです。

IMG_5169 若年性認知症は、和楽苑が研究を委託されて開設したことがきっかけでした。はじめは、高齢者と一緒にデイサービスをしていたところ、全体でやることに無理があり、別のメニューのほうが一人一人に合った対応ができることがはっきりして、今は、その研究をいかして、16名の若年性認知症の方を受け入れています。最も若い47歳の女性は子育てもできない状態になっているとのこと。子どもたちもどれだけ心配しているでしょうか。この分野でも医療と介護の連携が待たれています。

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江東園は、地域貢献活動として地域にねざした活動をすすめています。今回の視察のポイントである高齢者のみまもり隊のボランティア活動に事務所兼サロン活動の場所を提供しています。みまもり隊は発足して丸4年。江戸川1・2丁目を中心に地域をくまなく歩いて高齢者の世帯342世帯に月一回訪問し、サロン活動もしています。この活動が区内にひろがり、葛西地域でも、なぎさニュータウンや東葛西でもはじまっているそうです。ありがとうございます。

日本母親大会

2015年8月5日

8月1日2日に神戸市で開催された日本母親大会は、全体会は6000人、分科会とあわせるとのべ11100人の参加となりました。地域の夏祭りと重なるため一日参加が多かったのですが、今回は全日程参加しました。来年は金沢です。参加できるかわかりませんが、日程調整して参加したいものです。

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今年の全体会は会場の都合で2会場にわかれましたが、各都道府県で2つにわりふったためスムースに行われました。私は金杉美和さんの記念講演の第一会場でした。以前、茨城県や富山県も2会場にわかれて全体会をやって入場の関係で大変だったことを思い出しました。初めから各都道府県でしっかり割り振ることができればそのほうが混乱はありませんね。実行委員のみなさん、お疲れ様でした。

IMG_5106分科会は、「阪神・淡路大震災と東日本大震災の復興状況と教訓・課題」に参加しました。個人補償をしないといった政府を変えさせた阪神淡路被災者の運動、災害の時も復興の時も地域のネットワークが大切、参加者の意見交流も含め、充実した分科会となりました。助言者、ゲスト、司会者はいづれもすばらしかったです。母親大会のよさを実感できるものでした。

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申し合わせ。①災害を忘れず、最後の一人まで助けあう復興をすすめましょう。②コミュニティを大切にし、安全で平和な地域を作りましょう。③復興・防災のかなめである公務員の増員を求めましょう。④被災者生活再建支援法を改正し、必要な支援を拡充させましょう。⑤国に必要な被災者への医療費などの免除を行わせましょう。

私は、葛西地域の日本共産党支部・後援会の皆さんと一緒に、被災者支援を引き続き取り組みます。

地方自治体の役割を学ぶ

2015年8月5日

7月25日から27日の3日間、金沢市で開かれた自治体学校に、5名の区議団全員で参加しました。私は昨年は参加していないため、自治体学校は新潟開催の時から2回目です。

IMG_5085全国から参加されている学校です。全体会では住民の自治、地方自治体の役割が確認されました。

IMG_5092分科会は、社会保障「解体」の内容が詳しく報告されました。憲法25条と憲法9条を大事に取り組みを進めることが語られました。分科会が終わっても暑い日差しは変わらない様子。会場の金沢大学のまわりは大学以外全く何も建物はありません。

IMG_50933日目に講演された里山里海の内容は金沢大学のことにもふれていました。人間が切り拓いた田んぼがある自然の景色、人間が手を入れなくなって動物たちがまた出てきている、どういう状態がいいのか。考えさせられる講演でした。

自治体学校終了後、兼六園を散歩して東京に戻りました。議員団の交流ができたことも大きな収穫でした。

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江戸川区総合防災訓練を実施

2015年8月5日

防災への対応は区民のみなさんが最も関心が高いことです。今年も、7月23日江戸川河川敷で行われました。私も現地に8時半にいき、訓練に参加しました。今年は暑い夏にも対応できるように議員の防災服を新しくしていただきました。ありがとうございました。

訓練は、区職員、消防、警察の公的な機関、医療、専門学校、建設会社などの専門家、炊き出しなどの町会の方、中学生など様々な方が参加しています。実際に発災した時のための訓練はかかせません。地域ごとの対応の訓練も必要です。ネットワークはますます大事です。最後のひとりまで助けることができるように準備をすすめていきたいですね。

阪神淡路大震災で、警察・消防が助けた人約7900人(22%)、市民が助けた人約27100人(78%)という数字があります。実際に6千数百人が死亡していますが、その80%が家屋の下敷きです。大都市の災害としてその教訓をしっかり学ぶ必要があります。東日本大震災から学ぶこともたくさんあります。自分でできることを準備しながら、公的な責任を考えていきます。