防災学習交流施設を江戸川区にも

IMG_5236文教委員会の視察で、千歳市の防災学習交流施設「そなえーる」を視察しました。千歳市は、3つの自衛隊駐屯地があり、爆音も大きく、戦車が通る道は振動がひどく、演習のときは生活に影響が出ます。市は、総合的な防災対策のために防衛施設庁に要請し、防衛施設と共存した災害に強い安全なまちづくりをすすめるとして、この施設がつくられたと説明していました。総事業費21億円の75%は防衛省の民生安定化事業の補助で、2010年度に開所しました。運営は市直轄で、指定管理者が行い、2014年度は3290万円でした。IMG_5244

施設は約8.4haの敷地に3つのゾーンがあり、中核施設の愛称「そなえーる」は市民からの公募で決めています。視察当日は、総合防災訓練の準備中でした。市内の小・中学生、市民参加の学習会や防災訓練などに利用されています。災害は、地震・水害のほかに、千歳市の立地条件から、雪害や噴火が加わり展示コーナーに示されていました。常設されたコーナーで私たちも地震やけむり体験をしました。IMG_5237

江戸川区でも、高潮の災害も学べるような学習施設及び防災センターが必要ではないでしょうか。葛西防災公園や小松川の4階建ての防災倉庫の一部を使った展示コーナーの工夫ができるのではないでしょうか。

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