読書のまちづくり

IMG_5232区議会文教委員会は、9月1日~3日、北海道の恵庭市と千歳市の視察にいきました。函館の北海道教育大付属小学校視察は、豪雨により線路の水没で中止となり、残念でした。

恵庭市の図書館は、工夫にあふれた施策を展開していました。約20年前に図書の貸し出し数が全道で一位になったものの、子どもの本の伸びがないことから、赤ちゃんへの本のプレゼントや学校図書館との連携を推進。学校図書館司書を2004年小学校に、2006年中学校に配置(8時から16時)します。学校図書40万冊の共有化、本の帯作りやブックトークなどをサポートしています。

IMG_5227赤ちゃんと一緒にこられるように、図書館に授乳室がありました。「恵庭市人とまちを育む読書条例」が2013年4月から施行され、恵庭まちじゅう図書館も現在は33店舗に広がっています。まちじゅう図書館は各お店の方が、自分で関連ある本をおいて、楽しめるようにしています。注目されます。

恵庭市が子どものために読書環境を整えきた努力はすばらしいものです。江戸川区でも読書好きの子どもが増えていますが、学校図書館に専門の大人が常時いることが、より心を豊かにはぐくむことにつながります。学校図書館司書の配置が必要です。

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