10月29日、葛西中の学芸発表会があり、合唱コンクール中三の部を鑑賞しました。昨年は、中一の部を鑑賞しています。さすがに三年生は歌声も力強くハーモニーもすばらしいものでした。
クラス紹介をひとこと。一組「はじめは音が小さくみんなで一致団結して励んだ。あきらめずにがんばった。最後の合唱コンクールを最高の思い出にしたい」3組「お互いに信じあうことで大きな声になった。『さよならは悲しい言葉じゃない』ぼくたちのYELL(エール)です。聞いてください」2組「クラスが団結して練習してきた。男子は少人数でコミュニケーション。女子は音とりパート合わせハーモニーを意識。自分を信じ仲間を信じ歌います。最後の合唱コンクールおもいっきり楽しみましょう」4組「一人一人が真剣に取り組む。声が大きくなり自分たちに自信が。勝利への確信、練習してきた成果を」
課題曲「時を越えて」の歌詞は素敵です。「あの日の喜びとあの日の悔しさを つまづいたときはそっと思い出してみよう 精一杯の汗と涙を流した数だけ きっと君が生きていく強さに変わるときがくるから 時を越えて はばたいて」
合唱はすばらしく感動です。選曲もよかった。2組の「手紙」は私も好きな歌です。聞き手の心に伝わる素晴らしい合唱でした。ありがとうございました。
合唱コンクールの後は舞台発表です。「青少年の翼」参加報告を聞いて学校を後にしました。中学2年生の佐藤さんは、夏休みに、江戸川区青少年の翼の一人としてアメリカに行きました。パワーポイントを使っての発表は大変わかりやすく、自分の考えも整理され素晴らしい報告でした。選ばれて参加した佐藤さんに大きな拍手を送ります。また、来年も実施しますから、ぜひ、応募してみませんか。
佐藤さんの報告は葛西中学校の学校だより「葛中われら」にも掲載されています。それを転載します。
「私は、夏休みに「青少年の翼」に参加し、12日間アメリカに派遣され、幼い3人のお子さんがいるにぎやかなご家庭にホームスティしました。一緒に遊んだり、ショッピングや花火大会、プールにも連れて行ってもらったりと、楽しい思い出がたくさんできました。また、私の拙い英語を一生懸命に聞いてくれました。とても親切な人たちでした。最後の日は、今までの写真やお土産をたくさんいただきました。お別れの時は本当に悲しかったです。アメリカでは、ボランティア活動を中心に行いました。千羽鶴を折るなど、子どもやお年寄りに日本の文化を教えました。今回の派遣でたくさんお人に親切にしてもらいました。いろいろな施設で働いていた人たちが実はボランティアの方だと知ったときは驚きました。日本にはまだ根付いていないボランティアに対する視野を持つことができました。この経験は必ずこれからの生活に生かしていきたいです。12日間は私の一生の宝物です」