2014年7月6日 のアーカイブ

国会でもセクハラのヤジ

2014年7月6日 日曜日

都議会の女性の人権侵害のヤジが大問題となり、世界中からも議会の品性が問われたばかりでしたが、国会でも「結婚して早く子どもを産め」とのヤジがあったことが、7月3日、関係者の話でわかりました。ヤジは、4月17日の衆議院総務委員会で質問にたった、日本維新の会の上西議員が「一極集中を防げば、過疎化は解消される」と発言した後に、自民党席の方向から起きました。委員長が不規則発言は慎むように注意しました。7月4日、上西議員は、セクハラ・人権侵害ヤジについて、自民党の大西英男衆院議員から、「ご迷惑をおかけし、申し訳なかった」と謝罪の電話があったことを大阪市内で記者団に明らかにしました。上西氏は謝罪を受け入れる考えをしめしました。

大西英男衆院議員は、東京・江戸川区議を経て、1993年に都議となり、2003年に東京都議会自民党幹事長に就任しています。この経歴を生かして、2012年に衆院東京16区から当選したばかりの新人国会議員です。都議会自民党は、今回の女性の人権を侵害するヤジ問題で発言者一人が名乗り出ただけで、ほかの発言者をかくまうような幕引きを図り、責任を逃れようとしています。都議会自民党出身者による同様の国会のヤジは、人権侵害・女性差別の根深い体質を示したものです。

自民党の大西英男衆院議員は4日、ヤジ問題で取材に対し、「早く結婚して子どもをつくってほしいという願いからつぶやいた。女性蔑視でもセクハラでもない。今後、誤解を受けないよう発言に気を付ける」と釈明しました。重大発言への批判を“誤解”だとして謝罪ポーズで済ませる狙いです。

江戸川区議会も、聞くところによれば、大西氏が区議会議員のころはひどいヤジがあったとのことです。今は、ひとりごと程度の不規則発言はあるものの、人権侵害に当たるヤジはありません。議会は言論の府です。人権侵害のヤジで議会を貶めるようなことがあってはなりません。大西氏は都議会の問題が浮上しなければ、上西氏に謝罪しないままでした。この人権感覚のなさは、議員としての資格が問われます。謝罪で終わらせることなく、国会の信頼を回復するためにも、江戸川区民に対しけじめをつけるためにも、辞職を含む対応をするべきではないでしょうか。

スーパー堤防「直接施行」、現地での抗議集会

2014年7月6日 日曜日

第二回定例議会(7月2日終了)で、強制執行の3軒分の補正予算が成立したことから、担当課長の7月3日から実施するとの報告をうけ、急きょ、7月3日に、現地で抗議集会を行いました。これには、日本共産党のほかに、補正予算に反対した会派が勢ぞろい。民主党の中里、江副区議、生活者ネットの新村区議、区民ひろばの滝沢区議が参加してそれぞれ、区のやり方に抗議し、現地の方を励ます発言をしました。日本共産党は、大橋と小俣区議が発言。私は、7月2日の反対討論の内容を報告しました。現地の住民代表として宮坂さんが抗議しました。強制執行の決定そのものが、今までのやり方とは全く異なるもので、まだ、7軒残っている(1軒は事情があって誰もすんでいない)中での強行ですからまさに前代未聞です。

宮坂さんは「住民は移転していったが、区画整理事業の話が合ったときは、92%が反対であったこと、今まで水につかったことは一度もない平らな土地にわざわざ盛土をしてななめの土地にするのは意味がないこと、普通の区画整理で十分である」と訴えました。

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翌日の7月4日の抗議行動は、日本共産党東京選出の4人の国会議員全員が参加しました。4人の議員は、スーパー堤防を国会でとりあげた報告とたたかう決意をのべ、参加者を励ましました。現地代表は、裁判の原告代表の高橋さんがあいさつされました。集会の後は、鉄板で囲ってある直接施行の入り口に行って日本共産党国会議員団と江戸川区議団が担当課長に要請を行いました。IMG_3907

7月5日も抗議行動は続きました。私は3日間参加しましたが、江戸川区政の歴史の汚点ともなる強制執行、「直接施行」の証人になり、税金の無駄遣い、住民犠牲のスーパー堤防反対を訴え続けます。スーパー堤防7月4日2