東京都で、梅雨明け以降6日から10日の5日間に、熱中症で60~80代の男女9人の方が死亡したことがわかりました。江戸川区では、80代女性、60代の男女の3名にもなりました。中学生も病院に搬送されています。
群馬県館林市は、39.5度を観測し、今年の全国最高を記録しました。東京も暑い日が続いています。
自分は大丈夫と過信せず、とにかく、のどが渇かなくてもこまめに水分補給をしましょう。
高齢者の熱中症の7割が在宅で起きています。予防対策のポイントをお知らせします(しんぶん赤旗より)。
★食事が進まないときは要注意。通常食事からとっている水分や栄養が足りなくなり熱中症になりやすい。日頃から栄養バランスのよい食事をとりましょう
★初期の症状は、めまいやだるさ、吐き気や手足や口の周りのしびれ、こむら返りなど。初期の脱水状態と考えられる。休養と水分(経口補水液)補給を。
※NHKのあさいちで、「ベタ、ダル、イタ」に気をつけてと放送していました。
★初期の脱水状態と感じたら、「経口補水液」(砂糖塩水)ー500ccの水に20グラムの砂糖、1.5グラムの塩ーをのむことをおすすめします。
★30度を超える夜は寝ている間に脱水をおこす。寝る前に補水液を。※塩分の制限のある人は主治医に相談を
★30度を超える時はエアコンを27、28度に設定し、風が体にあたらないように工夫して朝まで
※アイスノンを枕にして寝るのはどうでしょうか。
近隣の高齢者が窓をずっとしめきっていたり、外にもあまり出ない場合は気を付けて声をかけたりしていきましょう。
家族が昼に電話をかけてエアコンを使うように話すことも大事です。
熱中症かと思ったら、救急車(119)に連絡しましょう。我慢することが体によくありません。