2013年7月 のアーカイブ

吉良さんはこんな人ー新聞赤旗より

2013年7月13日 土曜日

7月11日づけの15面で紹介されています。30歳の女性政治家。吉良さんのことがよくわかります。以下、記事の全文を掲載します。

吉良よし子さんの活動の原点は平和です。幼いころ、戦争の絵本を読み、飛行機を怖がっていた吉良さんは、母親から日本は「戦争をしない」と決めた9条があること、戦争中も戦争に反対し続けた日本共産党という政党があることを聞き、共産党に信頼をよせていました。これが入党の初心です。

「就職氷河期」といわれた2004年、学生だった吉良さんは、就職活動で、60社受けても内定が1社、7次面接で落とされるなど、厳しい経験をしてきました。自身の体験と1300人の青年の実態を聞き取り、長時間過密労働、低賃金などをやめさせ、「安心して希望をもって働ける社会を」と、提言を発表。ブラック企業根絶の訴えは、スポーツ紙にも紹介されるなど、反響をよび、政策立案にも力を発揮しています。

吉良さんは、原発の即時ゼロなどを求める官邸前行動にも毎回のように参加し、参加者の一員として「再稼働反対」「今すぐ廃炉」と声をあげてきました。TPPや社会保障切り下げ反対行動、国防軍反対デモにも参加し、「どこに行っても吉良さんに会うね」「一緒に声をあげる仲間」といわれるほどです。市民運動と共同し、一緒に行動する政治家です。

参議院選挙、「ねじれ」解消?

2013年7月8日 月曜日

衆議院とのねじれ解消が争点だと報道されていますが、ねじれをなくして、自民・公明が過半数をとるとどんないいことがあるのでしょうか。生活保護改悪法案が参議院で廃案になりました。参議院に、安倍首相の問責決議がだされたからです。首相が予算委員会に欠席とは驚きますが、その問責に民主党も賛成し、いわば「野党」が多数で国会が終わったことにより悪法が廃案となりました。国民の声が反映したことでもあります。ねじれがなくなり、国民の声が反映されず、悪法が何でも成立して、「決められる政治」となったら、ますます、大企業とアメリカいいなりの日本になるだけではないでしょうか。

7月4日、参議院選挙の新宿での第一声にいってきました。志位委員長の4つのチェンジ、わかりやすかったですね。

①国民の所得を増やし景気回復  消費税増税を中止においこもう

②原発ゼロ  原発再稼働と原発輸出は許さない

③憲法を守りいかす   党を結成してから91年、反戦平和を貫いてきた日本共産党

④自主・独立・平和日本 TPP参加即時撤回、日米安保条約を廃棄して対等平等の日米友好条約を結ぼう

吉良よし子さんの訴えは、青年の思いがあふれるものでした。「就職難を経験したものとして、働く人を使い捨てにする社会を変えたい。ブラック企業対策が必要です。夢という言葉がきらいになったという青年(ワタミの元社員)の長時間・低賃金労働の実態。今必要なのは、国民の暮らし置き去りのアベノミクスではありません。ブラック企業のようなひどい働かせ方をやめさせること、働くみなさんの給料を引き上げる改革こそが必要です」

吉良よし子さんは、まともな給料・働き方、雇用を実現する政治をつくろうとレポートを発表しています。その中の4つの提言を紹介します。

提言1 東京から賃上げを

提言2 「ブラック企業ゼロ」「サービス残業ゼロ」「過労死ゼロ」の東京を作る

提言3 雇用を増やし、進学・就職・転職の応援を強める

提言4 負担をへらし、生活を応援する