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江戸川区は放射線量測定は1回だけですか

2011年7月3日 日曜日

7月1日、江戸川区議会本会議で、大橋美枝子は、日本共産党江戸川区議員団から一般質問にたちました。前日が瀬端勇議員団長の代表質問でした。二人の内容が重ならないように、切実な要求、選挙公約をふまえ、質問内容を検討しました。

大橋みえ子の初質問は、地域要求との関連も考えて、液状化対策、災害弱者対策、巡回コミニュティバスの3点を考えました。ところが、6月に国民健康保険料の値上げ通知が届いたところで、「収入が減っているのに、保険料が増えたのはどういうことか」などの問い合わせが続き、急遽、コミニュティバスは次回にまわして、国保料問題をとりあげることにしました。中には、2.5倍も値上げになった人もいます。生活がますます、大変です。払いたくても払えない人が増加するのは目に見えていますね。これは、共産党しかとりあげないのです。私は、どうして、他党がとりあげないのか不思議に思います。

瀬端さんは、①放射能から子どもを守るためにまず定期的な放射線測定を行政の責任で行なうこと、②江戸川区防災計画の見直し(耐震補強工事の助成を、危険度の高い地域の特別対策を)、③小松川の住民の要望(中学校建設問題、Pe30街区の特養ホーム建設など)を区長にせまりました。

放射線量測定の要望に対しては、質問した5会派すべてが触れており、測定の陳情が7つもでているにもかかわらず、区長は、測定よりも放射能の正しい知識の普及が大事だという回答をくりかえしました。確かに、今のところ、この間の江戸川区での測定は、空気中の数値は心配ない数値がでています。しかし、大気中は数値が少ないからといって、内部被曝も考えれば心配は増すばかりです。また、場所によっては、高い数値のところもあり、東部地区が高い数値をしめすことが多いため、小さい子どもがいるご家庭のみなさんが心配するのは当然です。きちんとした測定をしないから心配がふくらむということを言っても、区長は答弁をかえませんでした。署名をつみあげていくことが、ますます必要です。みなさん、議会へ署名を届けてください。

日本共産党は、2つの署名を集めています。江戸川区に放射線量の測定を求める署名と、全国でも同じ内容で集めている「原発からの期限を決めた撤退を」の署名です。駅で訴えていたら、高校生が署名をしてくれました。ありがとう。