2016年9月11日 のアーカイブ

私たちは『買われた』展

2016年9月11日 日曜日

8月18日、赤旗日曜版で紹介された、この展示を見てきました。神楽坂のセッションハウスギャラリー。メモを取らないようにと注意書きがありました。JKビジネスという内容が、いかに女性差別と貧困格差の広がりの問題とリンクしているかを痛感しました。なかでも、教員がからんでいる事案がけっこうあったことは衝撃です。学校の理科室で男性教諭から性被害をうけていたこと、また、両親が教員で、家庭でずっと管理されていて「自由」を求めてJKビジネスかかわったことなど、読めば読むほどつらい内容でした。「受け取った5千円で上履きや文房具を買った」(15歳中学生)「中二から高二まで叔父から性的虐待を受け妊娠した」(18歳)「小6で売春した。母親に安いねといわれた」(18歳)「助けてくれる人は買春者しかいないと思っていた」(21歳)。家族からの性的虐待、JKビジネスの誘い、食べるものがなくその日暮らしのために男性からお金をもらうためについていく実態、女性たちの叫びが聞こえてきます。今でも、忘れられません。この展示を主催したのは、一般社団法人「Colabo」。中高生世代を中心にした女性の支援活動をしており、展示した24人女性も支援をうけています。女性を「買う」のも重大な問題です。今、奨学金返済のために学生が性産業に入っていくともいわれています。本当の意味で女性が自立するための支援、社会的なサポートが必要です。今回、展示会を開き、聞き取りをオープンにした勇気に感謝するとともに、貧困格差をなくしていく政治を実現するためにしっかり問題を受け止めていきたいと思いました。IMG_1426

JMITU新井鉄工所支部がんばれ

2016年9月11日 日曜日

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新井鉄工所は、2016年3月末で閉鎖されました。しかし、仕事の再開を求めて、JMITU新井鉄工所支部のみなさんが、職場で頑張っています。新井鉄工所分会に、大橋が、毎週金曜日に届け物をしています。ところが、7月になると、工場の入り口がいつも閉鎖されるようになり、8月になると、門の脇に「許可なき者の立ち入り禁止」の看板が張り出されました。それまでは、いつも門があけられ、出入りは受けつけに届ける形で自由でした。何か違和感を感じます。木村分会長の今の仕事は、使っていた機械を掃除して、売り物にできるようにする仕事とのこと。仕事の再開を求めている皆さんには、大変つらい仕事で複雑な気持ちではないでしょうか。闘っているみなさんを励まそうと、恒例のビアパーティが9月4日に行われました。私は、参加できませんでしたが、これからも、応援を続けていきましょう。江戸川区にとっても、区内産業が減ることは重大なことです。