2016年8月13日 のアーカイブ

待機児解消は認可保育園増設で

2016年8月13日 土曜日

江戸川区の待機児童が、今年の4月は、397人に増え、世田谷区に次いで23区でワースト2位となってしまいました。年間約6000人の赤ちゃんが生まれる江戸川区で、認可保育園はすべて私立でやっていただく、区立保育園はすべて民間委託をする方針で進めてきました。そして、昨年4月からの国の保育制度変更で、0歳から2歳までの小規模保育所を増やして待機児解消をする方針を示しました。しかし、働く女性が増えており、育児休業明け、求職中などの保育園希望者が増加しています。保育所増設がまたれます。IMG_1358

しかし、あずかればいいというものではありません。保育中に死亡した子どもは昨年14名。そのうち、認可外保育園が圧倒的におおいのです。2時間子どもを一度も見に行かずに死亡させた、子どもの体をひもでぐるぐる巻きにしてお昼寝させた、まったく考えられない保育の内容です。安心して預けて働きたい、この声にこたえるのが、行政の仕事です。IMG_1334

羽田増便、新ルートを関係自治体が了承?

2016年8月13日 土曜日

7月29日のNHKや新聞報道によれば、羽田空港を発着する航空機が東京都心上空を通る新たな飛行ルートについて、東京都や特別区長会、川崎市など地元自治体は28日、運用時間を限定し、空港周辺の騒音や安全対策を行うことで新ルート案を了承したということです。これまで、羽田空港の発着は騒音や安全性に配慮し、都心上空を通りませんでした。国はまだ、十分な説明をしておらず、説明を聞いた住民からは納得できないとの声が広がっています。江戸川区内でも「新ルート案撤回を求める区民の会」が結成され、区への陳情も出され、8月1日には、区の担当課長から経過の説明を聞く場をもうけました。IMG_1398

また、山添拓事務所は、この関係自治体が了承したというニュースを受けて、国交省からの聞き取りをする場を設けました。参加した都議、区議をはじめ住民団体からも質問がだされましたが、国交省担当者は、質問に答える内容ではありませんでした。「28日、地元自治体や航空会社などによる協議会が開かれ、羽田空港機能強化、飛行経路、施設整備予算にご理解いただいた。2020年までに3万9千回増やす。要望をふまえ環境影響に配慮した」という回答を繰り返し述べました。協議会に参加した副知事と区長会会長は、新ルートに関係する自治体のすべての代表ではないことを参加者が追及すると、「区長会会長は、太田区や品川区を代表していると認識している」と繰り返し答弁するのみでした。IMG_1397

山添拓参議院議員は、この協議会は決定する機関ではないと指摘し、各自治体の意見をしっかり聞くことを求めました。参加者からは、要望のあるすべての区で、教室型の説明会を開催するように求めました。

おまつりのあいさつ回り

2016年8月13日 土曜日

7月8月は地域の盆踊りがたくさん開催されます。私の町会はとりやめてから30年近くがたつでしょうか。案内をいただく町会・自治会もありますが、近いところは案内がなくてもでかけます。お祝い金を持参してはいけないため、バザーや手作り品の販売にはできるだけ協力しています。町会・自治会の役員のみなさん、本当にありがとうございます。IMG_1365IMG_1385IMG_1394

江東区花火大会

2016年8月13日 土曜日

8月1日、天候が心配されましたが、江東区の花火大会が荒川の葛西橋近くで行われました。水上から花火を打ち上げるため、江戸川区花火大会のような大掛かりな仕掛け花火はないようですが、夏の夜を彩るすてきな花火を江戸川区の荒川堤防から鑑賞できました。葛西中央後援会は例年計画しますが、悪天候の天気予報があったため、花火大会を実施しても花火を見る会は中止としましたが、中葛西後援会は実施しました。本当に、判断に迷う天候でした。中葛西後援会の皆さんがシートをはって場所取りをしてくださったおかげで見晴らしの良い場所から見ることができました。IMG_1243IMG_1259IMG_1265IMG_1279IMG_1289IMG_1293IMG_1313

河野ゆりえ都議会議員も参加してくれました。来年は都議会議員選挙です。必ず議席を確保するとりくみをはじめましょう。

江戸川区総合防災訓練

2016年8月13日 土曜日

7月28日、都知事選挙の最終盤でしたが、江戸川区が毎年実施している総合防災訓練に参加しました。江戸川の河川敷が会場です。欠席の議員は2名のみという全員集合での訓練です。私は毎回参加しています。議員の参加の仕方を変えようという提案があり、数年前から、来賓席にいるだけではなく、開会式と閉会式に並んで参加し、各地域の町会から被害や避難状況などの聞き取りをすることになりました。私はまだこの係りをやってはいませんが、実際に災害が起こったときに議員はどう行動するかとなれば、地域の実態を把握し行政とのパイプになります。地震は突然ですから、命の危険にさらされる災害弱者といわれる方たちへの対応が大切です。私は、5年前のはじめての議会質問で、災害要援護者のリストの作成を、手を挙げた方だけという作り方の是正を求めました。今、すべての要援護者の名簿が完成しています。その中で、名前の公表をしてよいという方の名簿が各機関や町会に手渡されました。まず第一歩ですね。

さて、訓練では東京湾北部を震源とするM7.3の直下型地震により、区内では震度7を記録し、広域的に被害が発生しているという想定で訓練が行われました。火災の消火と人の救助、道路陥没の補修工事など緊急対応を次々と行いました。IMG_1216IMG_1217今回は、PR・住民訓練コーナーをまわってきました。小・中学生の参加が多く、葛西中や西葛西小の校長先生ともお会いしました。近隣の篠崎小学校からは多くの小学生が参加していました。夏休みの体験としては貴重なものです。子どもたちが、消火器を使って火を消したり、ホースからの放水で的あてを体験したりしていました。起震車には長い列が。江戸川ろう者協会の災害啓発パネルなどの展示はおおいに参考となるものでした。IMG_1224IMG_1223IMG_1227IMG_1220IMG_1226

また、J:COMの戸別受信機のサービスも聞いてきました。今年の4月から区との連携で、防災無線放送を自宅で受信できる受信機の設置をするサービスです。工事費は、加入者5000円、未加入者6000円。費用は、毎月、加入者は324円、未加入者は540円。普及するために、一年間は工事費も月ごとの費用も無料とのことです。一年たてば費用が発生しますし、災害で停電すれば使えなくなります。メリットデメリットを考えて設置を検討してください。また、区内290か所の防災無線のデジタル化を5か年計画で進めており、2020年までには完成予定です。大橋は、情報提供のための個別防災無線受信器の普及を提案しています。停電でもつかえるラジオ型のものです。自治体によっては、全戸に配布し、朝・昼・夕とメロディーを流すなど無線放送を日常的に行っているところもあります。

都知事選、鳥越氏134万票

2016年8月13日 土曜日

7月31日投開票の結果、小池百合子氏が都知事に当選、鳥呉俊太郎さんはおよびませんでした。鳥越さんは、野党共闘と市民の共同候補として奮闘されました。日本共産党志位委員長は、今後につながる成果として、「①鳥越氏が都民の願いに応えた政治の転換の旗印を堂々と掲げたこと、②「野党+市民」という共闘の枠組みが、首都東京の知事選でも発展したこと」を強調しています。鳥越さんの掲げた「住んでよし、働いてよし、学んでよし、環境によしの東京」「三つのゼロ(待機児ゼロ、特養ホーム待機者ゼロ、原発ゼロ)」「非核都市宣言」の東京を実現するため、私も引き続き頑張ってまいります。

IMG_1184

小池百合子氏が8月2日に任命した特別秘書(議会承認はいらない人事)は、日本国憲法を廃止して明治憲法の復活という請願の紹介議員になった元都議会議員です。マスコミでは、まったくこれにはふれていませんが、都議会議員の時の彼の対応を忘れることはできません。日本共産党都議団は、9月議会にむけた取り組みをはじめています。小池氏が選挙中に公約した、クリーンな都政、オリンピック・パラリンピックの費用の見直しなどの具体化、舛添氏の都の計画継承とした施策の見直しを求めていきます。