7月28日に国と地元自治体との協議会が開かれ、東京都など地元側は新ルート案を了承し、大幅増便が実現する見通しとなったと報道されました。このニュースに驚いたのは私だけではないと思います。報道によれば、国は、空港周辺の学校や病院の騒音対策工事を全額補助し、航空機の騒音が低くなるほど着陸料を安くすることで航空会社に新鋭機の導入を促す制度を設ける負担軽減策を提示。騒音測定局を設置して新ルートの影響を監視するほか、駐機中の航空機に氷や部品お落下を防ぐ対策が講じられているか検査する仕組みを導入すると明らかにした。空港施設整備費とあわせ、一部を来年度予算の概算要求に盛り込むとしています。
このニュースを元に、区議会生活振興環境委員会の新ルート案撤回を求める陳情審査にのぞみました。私のほかに、生活者ネットは質問しましたが、他の議員はだれも質問しませんでした。環境が悪化する危険を黙ってみているわけには行きません。住民が安全対策や騒音対策の要望をだしているのに、地元自治体が了承というのは納得できません。区民の声をしっかり受け止めてほしいです。
区民の会の皆さんは、8月1日午後1時半から区からの説明を求める場をセットしており、傍聴させてもらいました。
まだまだ要求をしっかり届けていく機会はあります。がんばっていきましょう。