2016年4月9日 のアーカイブ

鬼怒川決壊に学ぶ

2016年4月9日 土曜日

4月9日、江戸川防災勉強会主催の学習会が行われ、スーパー堤防の危険性が浮き彫りとなりました。元建設省土木研究所次長の石崎さんは、昨年9月の鬼怒川決壊は、堤防を越えた水が住宅地側堤防斜面に溝を作り、そこに水が集中してさらにその場所が掘れたため決壊したと分析しています。国と区は、スーパー堤防は越水しても絶対壊れないと説明していますが、堤防が土だけの壊れない保証があるのでしょうか。自然の力をあなどっているのではないでしょうか。石崎さんは越水しても壊れない耐越水堤防を提唱されました。住宅地側の堤防斜面が越水で壊れないように、土だけではない整備をする方法です。莫大な費用と住民犠牲をしいるスーパー堤防はすぐに中止するべきです。

北小岩一丁目東部地区は、すべて更地となり、国が全体を数メートル盛土して、区が宅地整備をしています。この東部地区の土地を区が買収しすぎたことから総面積の15%を売却すると発表しました。また、工事差し止めの裁判の判決は、3月の予定が6月1日に延期されました。区と国の強引なやり方に抗議し工事の差し止めを求める裁判を起こした住民の方たちは到底納得できるものではありません。

これ以上の航空機騒音はごめんです

2016年4月9日 土曜日

雨天南風時の着陸に江戸川区を通過する飛行機の騒音は時には家にいられないくらいになります。自宅は中葛西1-36-2(2階建住宅)です。自宅の少し西側を通過します。真上を飛行機が通過するわけではありませんが、航空機の音の響きは長く大きく、また、いやな季節になったと感じます。暖かくなるうれしさと騒音がひどくなる困ったさと。音の大きさに困って、自宅にいたときに通過機数を確認しました。4月4日(月曜日)午前9時40分から10時39分までの1時間で27機通過。雨が強まった4月7日(木曜日)午後21時26分から午後22時25分までの一時間に31機通過。天候や機種で音の響き方も違いますが、近づいてから遠方に去るまで一分間は音は響き渡ります。雨ですから当然窓はしめたままです。2階建てですので2階のほうが音が大きい。しかし、響く様子は一階でも同じように感じます。7日夜はあらためて数の多さに驚きました。60分間に約30分間は上空に音が響いているのです。これが羽田空港機能強化の増便で、北風時荒川上空離陸で音が響くことになれば、一年中騒音に囲まれてしまいます。反対する会の試算では5.4倍に機数が増えるというのですから驚きです。しっかり、国土交通省に要請していきます。4月13日、参議院議員会館で1時から院内集会、4月21日6時半、清新町コミ館で地域の学習会があります。ご参加ください。

新川桜まつり

2016年4月9日 土曜日

4月3日午後1時、第二回新川千本桜祭りの式典に参加しました。昨年はさくら館の前でしたので、場所がわからず会場を一周してしまいました。さくら館周りはたくさんの模擬店や産直物産展がならびます。地元町会・自治会の方の協力があっての桜祭りです。式典会場の広場橋は新川の両岸の桜が一望できるところです。和船にのる順番を待っている方もたくさんいらっしゃいました。IMG_0451IMG_0440

式典では、あいさつの中で、午前9時スタートの新川ウオーキングに2000人の参加があり、新川の両岸をうめつくしたと報告されました。私も小雨の中、出発式にいきました。大勢の方が配られたピンクのタオルを手にしてそれぞれのグループでスタートしていきました。私は都合が悪く参加できませんでしたが、一度は参加してみたいものです。

入学おめでとうございます

2016年4月9日 土曜日

4月6日葛西小学校入学式、4月7日葛西中学校入学式に参列してきました。議員となって5回目となります。小学校の入学式は、晴れ渡った青空、満開の桜の下でおこなわれましたが、翌日の中学校入学式は雨模様になってしまいました。それでも、希望にあふれ元気いっぱいの子どもたちの姿はうれしいものです。保護者の皆様もたくさん参加されていました。入学、おめでとうございます。IMG_0461葛西小学校は4クラス110名の新入生。新一年生は4年生になると新校舎で学習できることになります。今年は夏の終わりに小学校プールを壊して仮校舎を建設して改築準備がはじまります。

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中学校は3クラス117名の新入生でスタート。入学式恒例の中学三年生による葛西中校歌の斉唱です。IMG_0464今年の新入生は、学校改築と重なり、校舎が完成するのは3年後となることから、中学一年生は一番大変な学年です。来年からの2年間は、清新第二小学校校舎を仮校舎にして借り上げバスによる通学となります。2月に行われた説明会では保護者の皆さんから心配の声があいつぎました。改築という大変な環境の中で、子どもたちが安心して学習できる条件を整備できるよう私もがんばります。また、区内はじめての校舎一体型小中一貫校と予定されていることも大きな課題です。新築となった学校での教育の在り方も、全国であきらかにされた小中一貫校の課題と向き合っていくことが必要です。課題が大きい一貫校の設置は行うべきではありません。

さくらシンポジウム

2016年4月9日 土曜日

2016全国さくらシンポジウムがタワーホールで開催されました。IMG_0419小松川千本桜、新川千本桜をはじめ、江戸川区内の桜の木は約1万5千本あります。さくらシンポにあわせて区民の皆様の協力をいただいて調査しました。私は満開になった桜が好きです。散ったはなびらの掃除が大変なことは承知していますが、桜の満開の時が、卒業式・入学式の時期、こどもたちの成長の節目をお祝いする桜の花はいいですね。かつて、「おれとおまえは同期の桜」と歌った戦争の時代を繰り返してはいけない、そういう思いも重なります。今は議員としてこの時期に地域をまわって花見をしながら宣伝をするのも好きです。IMG_0409 さて、さくらシンポは、タワーホールいっぱいの来場者でした。ロビーで販売していた江戸川伝統工芸の品々も魅力あるものでした。パネルディスカッションは、「上野桜守の会運営委員長」の木村さん、「小松川千本桜を愛する会会長」の谷川さん、「日本花の会主任研究員」の和田さんが発言。木村さんは、「上野の桜は1625年からはじまる。途切れるときもあった。一部の人だけでは続かない。大変なところはあるが、桜が好きだから苦労とはおもわない。どう行政がバックアップするか。都と一緒にやってきた。職員は担当を外れてもOBとして来てくれる」と語りました。上野公園の花見客は午前中は外国人が約50%と多く、興奮している様子がわかる、桜は世界平和に役立つと話されていました。IMG_0426谷川さんは、「かつて、一人一万円を呼びかけ500万円を集めて行政に要望した。行政のバックアップがあったからこそ小松川千本桜が誕生した。継続は力。次の世代につなげたい」と語りました。和田さんは「花やみどりは、人の心を引き付ける。桜守は日本の伝統文化だ」と話されました。IMG_0430 江戸川の2つの千本桜は、多くの方を楽しませることでしょう。公園や学校、個人の庭にもすてきな桜がたくさんあります。桜の花に感動できるのは平和だからこそです。桜守が継続の力ならば、平和を守るのも継続の力、自然とともに歩むことを大切にしたいと痛感したシンポジウムでした。