さくらシンポジウム

2016全国さくらシンポジウムがタワーホールで開催されました。IMG_0419小松川千本桜、新川千本桜をはじめ、江戸川区内の桜の木は約1万5千本あります。さくらシンポにあわせて区民の皆様の協力をいただいて調査しました。私は満開になった桜が好きです。散ったはなびらの掃除が大変なことは承知していますが、桜の満開の時が、卒業式・入学式の時期、こどもたちの成長の節目をお祝いする桜の花はいいですね。かつて、「おれとおまえは同期の桜」と歌った戦争の時代を繰り返してはいけない、そういう思いも重なります。今は議員としてこの時期に地域をまわって花見をしながら宣伝をするのも好きです。IMG_0409 さて、さくらシンポは、タワーホールいっぱいの来場者でした。ロビーで販売していた江戸川伝統工芸の品々も魅力あるものでした。パネルディスカッションは、「上野桜守の会運営委員長」の木村さん、「小松川千本桜を愛する会会長」の谷川さん、「日本花の会主任研究員」の和田さんが発言。木村さんは、「上野の桜は1625年からはじまる。途切れるときもあった。一部の人だけでは続かない。大変なところはあるが、桜が好きだから苦労とはおもわない。どう行政がバックアップするか。都と一緒にやってきた。職員は担当を外れてもOBとして来てくれる」と語りました。上野公園の花見客は午前中は外国人が約50%と多く、興奮している様子がわかる、桜は世界平和に役立つと話されていました。IMG_0426谷川さんは、「かつて、一人一万円を呼びかけ500万円を集めて行政に要望した。行政のバックアップがあったからこそ小松川千本桜が誕生した。継続は力。次の世代につなげたい」と語りました。和田さんは「花やみどりは、人の心を引き付ける。桜守は日本の伝統文化だ」と話されました。IMG_0430 江戸川の2つの千本桜は、多くの方を楽しませることでしょう。公園や学校、個人の庭にもすてきな桜がたくさんあります。桜の花に感動できるのは平和だからこそです。桜守が継続の力ならば、平和を守るのも継続の力、自然とともに歩むことを大切にしたいと痛感したシンポジウムでした。

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