6月23日から始まった第二回区議会定例会において、25日瀬端勇区議が代表質問、26日牧野けんじ区議が一般質問を行いました。7月7日が最終日です。
この区議会で、学童クラブのおやつについて、大きな変更がありました。自民党・公明党の質問に「保護者の補食持参を検討する」と答弁し、その後の、議会中に開催された文教委員会において、教育長が再び、「教育長がかわり、検討することにした」と答弁しました。ただし、3年前の廃止前の復活は考えていないというものでした。3年前の補食(おやつ)は、希望する保護者から1700円を集めて、指導員が用意していたものです。すくすくスクールで食べる子と食べない子がいることを「わけへだてなく扱う」といって補食を廃止したのですから、大きな矛盾ですが、よいことは賛成です。一日も早く持参が実現するよう私は要望しました。選挙で掲げた公約実現の第一歩となりました。
さらに、日本共産党は、7月7日にすくすくスクール事業条例改正案を提案します。大橋が趣旨説明をします。学童クラブの補食(おやつ)は2013年4月から廃止され、子どもたちはひもじい思いをしてきました。「おなかがすいた」といっても、保護者は何もできず、せめて、持参させてほしいという声がありました。保育時間が6時までという別の事情もあいまって有料学童クラブという選択をした方もいるのではないでしょうか。あるすくすくスクールでは、学童登録の中で10人くらいが有料学童クラブに行っているそうです。区内でも有料学童クラブが増えています。どの有料学童クラブも車で迎えに来ています。区の担当者に確認すると、迎えに来る人を学校にもすくすくスクールにも登録をしてもらって事故がないように気をつけているとのことでした。
学童クラブの保育時間を7時までとしているところも増えています。江戸川区は6時までで、それ以上の希望は個人的に解決してほしいという立場です。まだまだ、学童クラブの充実は時間がかかります。しっかり区民と子どもの声を伝えます。