12月19日、熟年者支援特別委員会で、品川区の学校跡地を利用した高齢者施設の視察に行きました。
この施設は、学校の建物そのものは残し、一部増築して、特養ホーム、認知症グループホーム、ショートスティの機能を持つ高齢者施設に改築したものでした。学校の構造が横に長いため、通常の施設より、人の配置を多くしていること、学校の建物を壊さないでほしいという地域住民の強い要望があったことなどを区の担当課長は説明されていました。この施設は、指定管理者の運営で、区の補助金もでています。また、江戸川区と決定的に違うのは、区立も含めて8つの特養ホームの入所決定に区が関わっていることでした。
江戸川区はすべて法人にまかせていることから、入所は各施設ごとに判断しています。
学校の跡をどう活用するかということはまだ先のことですが、区民の声をうけとめる品川区の姿勢は大いに学びたいところです。