2013年12月8日 のアーカイブ

憲法違反の秘密保護法撤廃へ

2013年12月8日 日曜日

多くの反対や懸念を全く無視して、12月6日に秘密保護法が成立。国会には1万6千人もの方がかけつけました。私も国会に行きたかったです。私の友人はいてもたってもいられず、国会にでかけ、写真を送ってくれました。私は、朝晩の2回駅頭宣伝。いつもより多くの方がチラシをうけとり、激励の声がかかりました。

結局、6日の深夜法案が成立。日本共産党は、民主主義が奪われることがないように、秘密保護法が実施される1年後までに、法律の撤回を求めるあらたなとりくみをはじめます。志位委員長は「安倍政権の終わりの始まり」と表現しました。

かつて、安倍第一次政権の時に教育基本法を2006年12月19日に改悪し、その後、失速していったことを思い出します。教育基本法改悪は私の教員生活の中で一番悔やまれることでした。当時は教職員組合の役員をしていたこともあり、かなり落ち込みました。もっと反対運動を広げることができなかったのかと。

今度は、秘密保護法を阻止できなかった悔しさをばねに、仁比聡平議員の反対討論のように「廃案を求める国民のたたかいはいっそう燃え盛る」とりくみをすすめたいです。日本共産党が国会でしっかり発言できることがかつての治安維持法の時代と違います。日本共産党がその創立から掲げた、主権在民、平和と民主主義の先見性を街頭でも訴えました。また、映画「少年H」のような時代にしてはいけないとも訴えてきました。日本を暗闇社会にしてはいけないという思いが大きく広がり、安倍政権をおいつめたと思います。森担当大臣が、「これから内容を理解していただく」と語ったことに強行採決の本質が見えます。何もわからないうちに成立させる、内容も、そのやりかたも二重に民主主義を壊しました。

志位委員長の「この暴挙は国民と歴史によって裁かれる。その日は必ずやってくる。たたかいはこれから」の6日深夜のあいさつに同感です。私も訴え続けます。朝の定例宣伝に加えて13日夕方西葛西駅5時から6時に宣伝をします。