11月24日からはじまった江戸川区議会第4回定例会は、11月28日セバタ勇団長の代表質問、11月29日、私の、一般質問となりました。セバタ団長は、スーパー堤防の盛土の危険性、人口密集地に作った前例がないこと、北小岩1丁目18班の11名の方が裁判に訴えたことの思いをどううけとめるかと区長にせまりました。また、来年4月から国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者保険料が値上げされる問題も国や都に対応を求めるとともに、区としての一般財源投入を求めました。
私は、放射能から子どもを守る対策、学校栄養士民間委託反対、鹿本幼稚園閉園見直しを求めました。
放射能から子どもを守ることは緊急の課題です。測定場所の拡大、徹底した除染が求められます。篠崎公園に都がモニタリングポストを設置し、12月から測定を開始しました。都と区のホームページから見られます。また、区は、6月の19の測定箇所の再測定を行って相関関係も基礎データとしてとることも約束しました。私は、砂場だけではなく、子ども施設、子どもがさわる場所に測定箇所を広げること、測定機器の貸しだしも求めましたが、回答は得られませんでした。
また、除染では、統一した見解と対応窓口の設置、民間私有地の対応などを求めました。除染は行なわないが、区民からの相談には丁寧に対応するということでした。丁寧な対応という答弁を活用して、自主的に測定した方は、危機管理室か環境部にデータをしめし、対応を求めていきましょう。
区が除染しないとした根拠は、文部科学省がしめした除染のガイドライン。1mで毎時1マイクロシーベルト以上です。この基準では、区内だけではなく、都内は一箇所も該当しません。これを見直すことも必要です。私は、国に見直しを求めるように要請しましたが、区は見直しを求めないと回答しました。
給食食材の安心もあらたな課題です。すでに13の区で、毎日ではありませんが検査機関に調査を依頼して対応しています。江戸川区も検査依頼とともに独自に検査機器を購入しての食材の測定を求めましたが、どちらもやらないという回答でした。11月30日に、国から検査機器が貸与されたとのこと、ぜひ、給食食材も測定してほしいと12月1日の文教委員会で要請しました。
学校栄養士民間委託、鹿本幼稚園閉園見直しも既定方針どおり行なうとの答弁に、区民の声をもっともっと届けるためにがんばろうと思いました。栄養士民間委託反対署名は21900筆区議会に届けられました。
区民の声、子どもを守りたいの声をもっともっと区に届けていこうではありませんか。陳情もどんどんだしてください。一人でも陳情はだせます。