希望の家まつり

2016年10月16日

10月2日、希望の家まつりに河野ゆりえ都議会議員といってきました。希望の家は、知的障害者の通所施設です。数年前に新館も完成し規模を広げました。お祭りは地域の町会からも出店し、地域にささえられていることをあらためて感じました。今年で30周年となり、お祝いも兼ねたお祭りで、たいそうな賑わいでした。IMG_1629

最後に30周年を記念して風船を飛ばしました。中には花の種が入っているそうです。どこかで根付き、すてきな花をさかせてほしいですね。11月13日は、笑顔の家まつりです。IMG_1632

秋の運動会

2016年10月15日

小学校の秋の運動会が行われ、西葛西小学校(雨で9月25日)、第二葛西小学校(10月1日)、清新ふたば小学校(10月2日)と参観してきました。どこの学校も子どもたちのエネルギー全開のすばらしい競技と表現でした。IMG_1615新しい体操着で、あたらしくスタートした学校の伝統の一歩を築く運動会。スローガンは、「ふたばのたましい燃やし、勝利をつかめ 永遠に残る運動会へ」。清新ふたば小学校の応援合戦は、「何でもかんでも赤かった。何でもかんでも白かった」と声をだし、応援歌も元気いっぱいの歌声でした。個人のかけっこは6人ではなく4人での競争です。元気いっぱいでした。

IMG_1617第二葛西小学校は区内一番の児童数です。運動会のスローガンは、「自分を信じて 勝利をつかめ 二葛西みんながヒーローだ」です。

IMG_1623一年生の一生懸命にダンスを踊る姿に感動、大きな拍手を送りました。

IMG_1620子どもたちのエネルギーをしっかりもらってきました。本当に子どもは宝です。子ども達の未来を切り開くための手助けをしていきたいです。

JMITU新井鉄工分会がんばれ

2016年10月15日

IMG_161110月1日の緊急集会は、新井鉄工社長の自宅付近の小島公園で開催されました。「新井鉄工所は解雇を撤回しろ!会社は社会的責任を果たせ!」の声が公園にひびきました。私も激励に駆けつけ、挨拶をさせていただきました。IMG_1608私は、組合員8名に9月7日に解雇日を9月30日とするという通告に驚きました。江戸川区は、人口が69万人、葛西事務所管内25万人となり街としては発展しているものの、他区に比べてもものづくり産業が減少し、これは課題だと思っていました。新井鉄工の組合員さんたちは、解雇通知をされてからは、会社の施設を使うなと、休憩室のテレビやソファー、冷蔵庫まで撤去し始め、トイレまで警備員がついてくるという状況になりました。組合は新たな事業展開を求め交渉していましたが、都労委の要望を受け、金銭解決に向けて要求を提出したところでした。組合事務所の立ち入りは認められたため、これを拠点に活動していくとのことでした。私は、JMIU石川島播磨重工業の歴史的な思想差別反対のたたかいを思い起こし、「たたかってこそ明日がある」のスローガンに励まされたことを参加者のみなさんに伝え、応援していくと挨拶しました。

全都から集まったJMITU組合員さんたちは、西葛西駅方面までデモ行進をして新井鉄工の問題を訴えました。7月末の時の集会・デモと反対のコースです。

IMG_1612新井鉄工所は、平成27年度では、9億4千7百万円の莫大な利益を上げ、今までため込んだ内部留保など総資産額は120億円を超える超優良企業です。しかし、その資産を活用することなく、「製造事業撤退と従業員の解雇は決定したこと」と、話し合いによる解決に応じようとしません。従業員には、双子が生まれたばかりの人、結婚をまじかに控えた人など新井鉄工所で働いて人生設計を立てようと頑張ってきた若者がたくさんいます。ですが、新井社長は、簡単に従業員のクビを切り捨てました。社長は、従業員組合との交渉の場で、従業員の要望に耳を傾け、解決にむけ努力すべきではないでしょうか。

戦争法1年、実施を許さない

2016年9月20日

9月19日は、戦争法が強行可決されてから一年目、国会正門前は多くの参加者でいっぱいになりました。23000人。私は、葛西地域日本共産党後援会の方、健康友の会の方と一緒に参加しました。労働組合や9条の会や退職教職員の会から参加している方もたくさんいました。発言はよく聞こえました。政党代表、実行委員会の主催者やゲストが次々とマイクを握って発言。私たちの気持ちを代弁し、それぞれのたたかいや情勢を的確に伝えるものでした。「市民運動で安倍政権を包囲し、選挙で勝利しよう。9月22日原発反対の集会、10月6日シンポジウム、10月19日国会行動、10月30日青森県集会などを成功させよう」と行動提起がされました。私も、地域での宣伝を続けていきます。

IMG_1569政党代表あいさつは、民進前代表の岡田さん、志位委員長、社民党福島さん、生活の党木戸口さんの4人。木戸口さんは、東日本大震災で支えてくれた自衛隊第9師団が南スーダンに送られる、戦争法廃止をと訴えました。志位委員長は、「参議院選挙での野党共闘と市民との共同での一人区の野党11人の勝利は、第一ラウンドでの大きな成果であり、みなさんに敬意を表する、岡田さんにも敬意を申し上げる」とのべました。「第二ラウンドはいよいよ総選挙、野党四党は、「できる限りの協力を行う」ことを何度も確認している、新しい政治をみんなの手で作ろう」と呼びかけました。「安保法制が運用段階に入ってきており、南スーダンPKOに派兵されている自衛隊に新たな任務を与え、武器使用を拡大する動きを許してはならない」「憲法違反の安保法制=戦争法の発動を許さず廃止する新たなたたかいを広げよう」とよびかけました。

区民アンケートをよろしく

2016年9月18日

すべての新聞に折り込んでいませんので、手元にない方もおられると思いますが、ぜひ、区民アンケートにご協力ください。来年度の予算に反映できるようとりくみをすすめていきます。2年前は、約1500名分集まりました。

今、富山市は政務活動費不正利用で次々に議員が辞職し、補欠選挙をやることになっています。税金の無駄遣いをチエックするのが議員の仕事でもあります。このようなとんでもない政務活動費の使い方は厳しくチェックしてきた日本共産党です。この区民アンケートは政務活動費を使いました。調査研究が目的ですから、最も適切な使い方といえます。

今日も飛行機が飛ぶ

2016年9月18日

9月18日は悪天候で運動会も途中で中止したところもあったようです。準備も含め本当にお疲れ様でした。運動会の開会式の時に頻繁に飛行機が上空を通過します。陸上競技場の開会式、船堀第二小の開会式、いずれも航空機の騒音が気になりました。

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9月17日は白い雲が浮かんでいる中を飛行機が飛んでいきました。この飛行機は、自宅近くの上空です。江戸川区が晴れていても羽田上空が視界不良なのでしょう。飛行機が区内を通過するたびに、これが、板橋、練馬、中野、新宿、渋谷、目黒、港、品川、大田と、天候に関係なく南風時に都心上空を通って羽田空港に着陸するのだから大変になると改めて思います。また、新ルートでは、北風時に、荒川上空を離陸便が通過するのも環境悪化につながり重大な問題です。経済効率優先の国の政策を見直すことこそ必要なことです。

2016年9月18日

IMG_15629月11日、江戸川さくら塾を見学しました。区がはじめた一人親家庭の子どもへの学習支援の一つです。会場は桑川長島コミ館の会議室です。当初、瑞江駅近くに移動した子ども家庭支援センターで行う予定でしたが、希望者が多いため、葛西地域でもさくら塾を開催。区内2か所での塾となりました。NPO法人キッズドアに運営は依頼、責任を持つ職員のほかはブランティアです。交通費しか出していないということでした。また、ボランティアは短期間でも受け付けています。

中3の子どもはマンツーマンでの学習支援、中1中2はグループ学習が中心という形態でした。視察当日は欠席者は一名のみ、次回はテスト対策も行うという案内でした。

一人一人の学習計画のチェックから始まりました。週一回の塾のため、家庭学習のサポートも要です。50分集中し10分休憩というスケジュール通りすすめられていました。約40分で会場を後にしましたが、学習習慣や志望校までアドバイスする内容に納得です。本物の塾のようです。ただ、希望者が多かったのに、全員対象にできなかったのが残念でした。来年からは、対象者も回数も増やす方向で継続してほしいと思いました。

「わとなーる葛西」と、サービス付き高齢者向け住宅

2016年9月18日

団塊の世代が75歳以上になる10年後、高齢者人口増2025年問題ということがいわれています。若い世代が高齢化社会をささえることができないから、今から対策をというのです。私も団塊の世代の一人ですから、自分の課題として受け止めています。しかし、すべて自己責任というわけにはいきません。国の社会保障制度がその根幹です。憲法25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」とあります。国は、高齢者いじめの医療・介護の大改悪をすすめようとしています。それは、介護1・2の方の生活介助や福祉用具の介護保険適用除外、利用料増、医療費の窓口負担増など、高齢者いじめといっても過言ではありません。

熟年者支援特別委員会では、9月9日、東葛西7丁目に今年の4月に開所した「わとなーる葛西」と、6月に開所したサービス付き高齢者向け住宅(通称・サ高住)「さくらレジデンス篠崎」の視察を行いました。どちらも施設が新しく、今後の高齢者対策として注目される施設です。IMG_1557IMG_1549IMG_1551IMG_1553IMG_1555

「わとなーる葛西」は各階に浴槽がありましたが、重度の方は一階にある機械式のお風呂場を利用します。リフト式のほかに、バスタブの一面が開閉式になっていてお湯を注入するものもありました。入浴は利用者にとって大事なことです。施設設備の工夫は日進月歩ですね。(この開閉式のバスタブは「さくらレジデンス篠崎」にもありました)「わとなーる」はまだ全員入所していません。特養ホーム89名、シュートスティ11名、軽費老人ホーム12名の施設です。施設として受け入れ状況を判断しながら満室にしていく方向です。また、認知症の方の受け入れについては、特にフロアーを作るのではなく、自然に入所者同志が見合っていく方向。施設内の文化的な取り組みは、手芸や地域の盆踊り、保育所・学校などとの交流をやっていきたいとのことでした。施設長は、「神奈川県で起こった障がい者施設の事件は他人ごとではない。24時間の施設のため、いつもオープン。女性が多職場であることなど、連絡網の整備をしてほしい。入所者の保護にもつながるため」と話されました。新規の施設の大変さがわかる視察となりました。

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「さくらレジデンス篠崎」は、24時間365日の見守りサービスが目玉で、サービス費は一人月3万円。毎日の見守りはうれしいですが、費用がかさみます。この写真はモデルケースです。東京さくら病院との連携もあり、安心できる内容ですが、2人部屋では、3食の食事費用も含めて約30万円(部屋代12万、共益費2万4千、サービス費2人で6万円、食費9万)の費用です。部屋はすべて、風呂・トイレ・台所完備で民間アパートと同じようでした。定員は32名で今のところ10人の入居でした。ゆくゆくは介護保険も利用すれば、有料老人ホームと変わらない費用負担ではないでしょうか。安心して住み続けられるメリットは大きいですが、費用負担面で入りたくても入れないという状況ではないでしょうか。

区内の高齢者向けの住宅7か所(葛西地区は南葛西4丁目・48戸)は、区からの補助金(所得により金額が異なる)がでています。以前、議会で大橋が取り上げたときは、他の区と比べて支給要件が厳しいため、緩和するように求めましたが残念ながら変わっていません。そして、今度は、補助金なしのサービス付き高齢者向け住宅(通称サ高住)が区内3か所目ですから、もっと低家賃で見守りサービスが受けられるような住宅を作れないでしょうか。区にも要請していきます。

青森県と函館市を訪問

2016年9月13日

8月29日~31日までの3日間、区議会生活振興環境委員会で、青森県と函館市の視察に伺いました。新幹線が函館まで延長されたこともあり、行きは新幹線を利用。新幹線青森駅と在来線の青森駅は約4キロ離れており、移動にはタクシーを使いました。視察の内容は、青森県では、「商店街支援事業」と「エネルギー産業振興戦略の策定」、函館市は「地域まちづくりセンターについて」の3つです。岩手県の久慈や岩泉に大きな被害をもたらした台風が近づいており(この時はまだその様子はわかりませんでした)新幹線が動くか心配されましたが、私たちの予約した列車は大丈夫でした。東京方面はすべて運休で、困っている方がたくさんいました。30日の函館市の夜は暴風雨で、31日の朝は道路に葉っぱが散乱し、その台風の強さを感じさせました。視察は予定通りできて、帰りは、函館空港から飛行機でした。羽田空港には、東京湾から着陸コースに入り、D滑走路に到着。今、オリンピックに向けての新ルートが提案されており、都心上空を飛ぶことになったら大変だとあらためて思いました。以下、視察した内容をまとめてみました。

青森県商店街支援事業について

DSCF3093青森県は、人口減少という事態に直面しています。県の予想では10年後は11%、20年後は23%という予想は衝撃的でした。江戸川区でも、人口減少時代にどう対応するかが求められています。しかし、現在は、まだ危機的な状況ではありません。青森県は、まず、有識者による検討委員会を設置し、生活に必要なものがそろい、買い物先として選ばれる商店街にと新たな市場や空き店舗の活用などを考えました。高齢者や子育て世代が集える商店街としてのコミュニティ機能、空き店舗での運動や健康教室、交流の場、買い物弱者対策としてスーパーや地元商店と連携した車の移動スーパーも実施しています。ねぶた観光も目玉です(まだ、ねぶたまつりを見たことはないのが残念)。加工品や飲食店の工夫も注目です。東京でも販売されている「おやさいクレヨン(野菜パウダー使用)」や地域の資源をメニューにいかす飲食店などです。県としては、商店街へのアドバイザー派遣事業や補助金の支給(限度額100万円)をしています。空き店舗活用にためのプランを募集して優秀なものに補助金(80万、40万)を支給することもはじめました。江戸川区も商店街への支援は、区内共通商品券に代表される活性化策をいろいろ続けています。今後、地域資源も活かしながら、商店街とも連携したとりくみを考えられないでしょうか。

青森県エネルギー産業振興戦略の策定について

DSCF3126青森県は、2016年3月に、「エネルギ―産業振興戦略」(2030年まで)を策定し発表しました。76ページに及ぶ内容は、エネルギーをめぐる状況、エネルギー産業の状況を踏まえて基本方針をしめしています。省エネの推進、再生可能エネルギーの導入、地域の産業振興や雇用創出の原動力となる地域社会というものです。省エネ対策として、冬場の暖房で灯油が多く使われている実態から住宅の見直しもはじめているということでした。また、2030年には再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスなど)を5倍にする計画。環境には十分配慮した計画であることがよくわかりました。さらに、エネルギーの地産地消、持続型、低炭素型の地域社会をめざし、事業効果として雇用創出約1万人をあげています。そのために11のプロジェクトを立ち上げているということでした。ただ、発電した電力を東京など大都市に送る送電線の設備に10年かかるとのこと、知事会でも国に働きかけているとのことでした。エネルギー政策においても地域資源の活用が大事にされています。江戸川区は地域資源を活用しての再生可能エネルギーは難しい面がありますが、太陽光をもっと活用できないでしょうか。公共施設には太陽光パネルが設置されてきています。各家庭でも設置できる補助金制度など検討が必要と考えます。

函館市地域交流まちづくりセンターについて

DSCF3196大正12年に建てられた建物を、減築(5階建てを3階建てに減らす)という方法で耐震工事を行っての再利用という画期的な建物にまず驚きました。費用も7億円かかり、立て直したほうが良かったという声も。しかし、重厚な雰囲気、階段が大理石というすばらしいものでした。函館市地域交流まちづくりセンターとして2007年4月にスタートし、指定管理者制度でNPO法人が運営しています。館長は、利用者の立場に立った使いやすさ、書類主義ではなく現場主義、柔軟な発想、効率的な運営などを成果・メリットとして強調されました。実際に見学をしてみると、館長の熱意と同時に、市民参加の様子がよくわかりました。一階のロビーは野菜マルシェ(水曜日)でたくさんの店が出展し、なじみのお客さんもいるように感じました。3階は会議室のほかに、まちづくりオフィスとして多くの市民団体が利用、利用料も安く、利用者が増えているのもうなづけました。江戸川区もコミュニティ会館が各地域にあり、様々な活動に活用されています。区内では、まちづくりの拠点として、市民活動やNPOの情報発信のセンターの役割はどこが果たしているといえるでしょうか。

羽田空港新ルート案の撤回を

2016年9月13日

9月8日は、朝から航空機が区内を通過しました。この写真は、私がお借りしている駐車場からとりました。ほぼ、真下です。IMG_1548悪天候南風の時に区内を通過する飛行機、やむをえないという範疇をこえています。飛行機が通過するたびに「ああ、またか」と、思われる方がたくさんおいでではないでしょうか。8月末に議会で都市視察に出かけた帰路は飛行機でした。天候はよかったので、区内を通過せず、海上からD滑走路に着陸しました。このように海上を使うことが大前提のはずなのに、2020年のオリンピックを契機に、都心上空を、新宿、渋谷、港、品川、大田などを縦断して着陸する新ルートはありえない提案です。万が一を想定しての飛行ルートを考えるのが国の役割です。首都圏の航空機の増便をするのなら、茨城空港との連携、米軍横田基地返還も視野に入れた対策を検討する時期に来ているのではないでしょうか。

また、8月に荒川上空を離陸機が通過したことがどういうことかと、区に聞いたところ、雷雲が発生したためという回答でした。しかし、通過した3回のうち、一回は雷雲はなかったということが判明しています。住民からは、試験飛行ではないかと苦情が届いています。説明がその都度きちんとされないことは大きな問題です。