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葛西臨海公園の自然を壊すな

2014年6月13日 金曜日

新日本婦人の会江戸川支部に葛西臨海公園に建設予定のカヌーのスラローム競技場問題でテレビ局の取材があり、私も、支部委員として同席しました。6月13日の朝8時から9時の間に、東京オリンピック会場見直し問題がとりあげられ、江戸川支部事務局長の荒幡さんがインタビューに答えている場面が放映されました。荒幡さんは「競技は5日間しかやらないわけで、この森は25年かけてこれだけのものになっていますから、他のところでやってほしいというのが区民の意見だと思います。私もそう思います」と語っていました。

取材は、つばさ班のおさんぽ小組の方たちと一緒でした。駅前から臨海公園の競技場予定地の芦が池までゆっくり散歩しました。途中、サクランボを食べたり、おしゃべりしたり、ゆったりした時間をすごせたのもよかったです。

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芦が池は通常より数十センチの高さに水があり、あたりまえですが池そのもの。imageかつては、水があった池も今は雨が降らなければ湿地のような状態です。水がポンプでくみあげられていたとのこと、水がある芦が池の復活が待たれます。都への要望のひとつになりますね。

image 芦が池の南側は一面の海。葛西臨海公園の景色のすばらしさです。この海岸に沿ってスラローム競技場の観客席(8億円)を作る予定ですから本当にもったいないことです。本体工事は24億円ですが、芦が池は競技が終わったカヌーを休める大きな池の予定地です。

豊かな自然を壊してカヌーの競技場を建設するのは自然と親しむカヌー競技の目的と矛盾するものであり、オリンピック後の利用がどこまでできるのか視野に入れた競技場の設置が必要です。もちろん、費用面も含めて再検討する必要があります。舛添知事が見直しを発言して事態が変わろうとしています。都民の声をしっかり伝えていきましょう。