ムダを削って、福祉・教育の充実を!
江戸川区は、9月、健全財政日本一から一転、景気の低迷による税収の落ち込みを理由に、福祉・教育などを中心に216項目、約32億円分の事業を見直すと発表しました。来年度の予算に反映させるとしています。
「見直し」の主な内容は、学校給食保護者負担金補助費や長寿祝品の廃止を始め、教育と熟年者・障害者・子育て支援など福祉とくらしを直撃する負担増のメニューが並んでいます。一方で、スーパー堤防を始めとする大型公共事業などの投資的経費の見直し項目は見当たりません。これでは、福祉・教育を削り、大型公共事業のための「見直し」といわなければなりません。
まだ、決まったわけではありません。区民の声をしっかり届けていきましょう。主な内容をお知らせします。
主な見直し項目と内容 |
削減額 |
学校給食費保護者負担補助金廃止 |
523,874千円 |
長寿祝品(3千円商品券・75歳以上支給)廃止 |
180,000千円 |
熟年者激励手当(在宅で要介護4・5)減額・所得制限 |
217,404千円 |
福祉タクシー助成(タクシー券)半額 |
211,380千円 |
学童クラブおやつ(生活保護・就学援助支援分)廃止 |
10,282千円 |
紙おむつ等の支給は1割負担 |
39,139千円 |
すくすくスクールマネージャー報酬(年50万)廃止 |
10,850千円 |