2012年5月28日 のアーカイブ

ありがとう 杉の子共同保育所

2012年5月28日 月曜日

5月20日は杉の子共同保育所の40周年ありがとうのつどいがありました。大変残念ですが、江戸川区のゼロ歳児保育を作り上げてきた草分けの保育所が閉園することになったのです。施設長の定年、子どもの定員割れなど様々な状況が重なったそうです。若い保育士さんはそれぞれ新たな仕事につきました。杉の子で培った力を新しい職場で大いに発揮してくださることを期待しています。

江戸川区は、ゼロ歳児保育は保育ママで、公立園では実施しないとしてから40年たちました。23区で唯一ゼロ歳児保育未実施の区です。区民の要望に応えるのが行政の仕事ではないでしょうか。ゼロ歳児を預かる施設として保育内容の充実だけではなく、公立での実施を求める保育運動の先頭の立ってきたのも杉の子でした。

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「ありがとう、さようなら」のつどいに参加したみなさんは、杉の子に感謝していることを次々に語りました。本当にお疲れ様でした。杉の子で育まれた大きな輪はきっと子どもたちの幸せを広げてくれることでしょう。

杉の子は、子どもを安心してゼロ歳から預けて働きたいという母親たちの強い願いから誕生しました。私が教員になった1971年に、区内のゼロ歳児の集団保育の場がはじめてできたのです。

私は、教職員組合の婦人部の先生から話を聞いても、自分の問題としてはなかなか考えられませんでした。しかし、1973年に第一子を妊娠してから大きく変わりました。当時は育児休業はありません。私は、共同保育所を作ろうとしていた葛西地域のお母さんたちのグループを組合で紹介してもらって、保育運動にとびこんだのです。私は、幸いなことに、新たにできた「たんぽぽ保育所」の一期生となりました。その後、第二子、第三子、第四子と4人もお世話になりました。本当に共同保育所の保育内容はすばらしいものでした。その源が杉の子でした。杉の子のありがとうのつどいに参加できたことは大変うれしいことでした。

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たんぽぽ共同保育所は、2011年4月から、72名の認可園としてあらたなスタートができました。そして、このことは、菜の花保育園という共同保育所の発展として作り上げた保育園があったからできたことでした。これからも子どもたちのために保育園の発展を期待します。民主党政権が、「子ども・子育て新システム」というとんでもない法案を国会で成立させようとしています。これは、子どもたちの豊かな成長を阻害するものです。認めるわけにはいきません。

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バラがすてきです

2012年5月28日 月曜日

この写真は5月20日にとりました。1週間遅れですが、紹介します。

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宇喜田東公園北ブロックの小さなバラ園です。小さくてもバラの花はみごとです。

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下の2枚は、総合レクリェーション公園のバラ園です。各種のバラが咲き誇っています。1か月くらいは楽しめそうです。

黒い藻「藍藻」が江戸川区で発生

2012年5月28日 月曜日

5月17日付の東京新聞に掲載された「藍藻」から24万ベクレルが測定された記事は、衝撃でした。この場所が、瀬端団長の地元であることがわかり、対応しました。危機管理室に状況を確認すると、新聞報道の範囲ですがということで、平井3丁目都営アパート敷地と京葉道路江東区との区境の中川新橋の上の2か所で発生したということでした。

新聞報道によれば、「藍藻」という藻の一種は、カリウムを養分として成長するが、性質が似ているセシウムを取り入れて成長しているとのこと。(ある学者が見解を発表しているが、セシウムを取り入れて成長するというのは科学的な確証は不明だそうです)これから梅雨時です。「藍藻」がどこで発生するか注視する必要があります。

オンブズマンの小林さんは、放射能から子どもを守ろうと区内を飛び回って測定し、区に対応をせまっています。小林さんが現地を見に行ったときには、中川新橋の上は藍藻のあとはまったくなかったそうです。区議団として、現地調査ができませんでしたが、まず、ほっとしました。しかし、平井3丁目アパート敷地では、雨水がたまっているところに藻があり、「藍藻」が成長しているのではないかと心配していました。新聞報道されたような黒い物質はなかったそうです。

都営アパートの敷地は、フェンスで囲まれた場所で、子どもたちが通常遊ぶ場所ではなさそうですが、空気中にセシウムが飛散することがあれば重大です。江戸川区議員団は都への要請を6月15日に行います。

放射能被害はまさに公害です。原発はいらないの世論を高めていくとともに、子どもたちを放射能から守るとりくみは継続していく必要がありまあす。放射性物質の集積がどのようになっていくか、どのようなことがおこるかわからないというのが、この「藍藻」のできごとではないでしょうか。これからも定期的な放射線測定を続けていこうではありませんか。日本共産党区議団は、都議団と一緒に、昨年測定した区内の幼稚園と保育園を、6月8日に再測定を行います。また、地域でも再測定を継続していく活動を続けます。測定の要望がありましたら、およせください。