2012年5月6日 のアーカイブ

角館の武家屋敷と小岩井農場の一本桜

2012年5月6日 日曜日

5月3日から5日まで、休暇をとって、岩手県北上市の妹の家にお世話になりました。

北上市の展勝地約3キロの桜を楽しみにしていましたが、雨に打たれ、すっかり葉桜でした。4月下旬に一斉に開花し雨であっという間にちってしまったとのこと、残念なことです。迎えに来てくれた妹の夫さんが、展勝地をめぐりながら説明をしてくれました。しかし、秋田県の角館武家屋敷と枝垂桜、小岩井農場の一本桜に連れて行ってくれるとのこと、楽しみが増えました。

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角館の枝垂桜は、古木は葉桜でしたが若い枝垂桜は満開でした。武家屋敷のたたずまいとおいしい稲庭うどんで満足でした。角館も土手沿いの桜は葉桜で、並んでいる露店もお客さんが少なく感じました。しかし、観光客はバスをつらねてたくさん訪れており、自家用車駐車料金1日1000円でも満杯でした。武家屋敷は何軒も連なっており、当時の様子がわかる街並みはりっぱな観光資源ですね。道路は観光客でいっぱいでした。ゆっくり散策し、北上市に帰りがけに小岩井農場の一本桜の見学にいきました。

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牧草地の中の一本桜は、その名前の通りです。そばには数十台の無料駐車場もあり、夕方の景色を写真におさめるためのカメラマンもいました。曇り空でしたがなかなかの風景で、評判がたつのもわかります。帰りに牧草地を通りましたが、沿道の桜も見事に咲き誇っており、しばらく車を止めて鑑賞しました。北上や角館で見られなかった分だけの桜を見たような気分でした。夕食は盛岡冷麺。途中おいしいコーヒーもいただき、北東北を満喫した一日でした。

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3日間天候に恵まれませんでしたが、3日目は、温泉にいって、花巻市のまるかんデパートでおいしい食事と高さが30センチ近いソフトクリームを食べて大満足でした。

第83回中央メーデーおめでとう

2012年5月6日 日曜日

5月1日は、全都から代々木公園に集まった人たちでいっぱいでした。2万1千人の参加でした。昨年に続けて今年もメーデーに参加しました。この日は、いつもお世話になっている労働組合を中心にあいさつしながら会場をまわり、都合でデモ行進には参加しませんでした。

いつも忙しくて、メーデー会場でしか会えない方もいます。教職員組合にもあいさつできてよかったです。

日本共産党からは志位委員長があいさつにたち、「大震災からの復興、原発ゼロの日本めざし力を合わせよう。野田政権に日本のかじ取りをする資格はない。アメリカ言いなり・財界中心という『二つの害悪』を断ち切り消費税大増税法案を必ず廃案に。日米安保条約発効60周年の年に是非を問う国民的討論を。国民のたたかいで希望ある未来を開きましょう」とよびかけました。

労働者の賃金は下がり続け、保育も年金も改悪しようとしている政府にNOをつきつける大きな集会となりました。5月2日のしんぶん赤旗の1面は江東区職員労働組合の横断幕が大きく載っていました。「WeLove日本国憲法」のスローガンはとてもいいですね。私が3年前に退職したのが江東区でしたから、写真には知っている方もいて、がんばっているなとうれしく思いました。また、14面のオバマ大統領を肩車している野田首相の写真も、通信労組の知っている方が扮していました。

メーデーが、働くものの祭典としてますます発展していくことを願います。

スーパー堤防問題で会計検査院に聞く

2012年5月6日 日曜日

4月25日、日本共産党参議院議員田村智子さんへのレクチャーに同席し、会計検査院のスーパー堤防に関する報告について説明をうけました。

田村議員のほかに、宮本とおる衆議院比例候補、しまなが香代子16区候補、小俣区議と新村区議(生活者ネット)と大橋、スーパー堤防反対の住民運動をされている地域の方6名が参加しました。

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会計検査院の方は30分以上丁寧に説明し、スーパー堤防はすべて実際に見て判断したということでした。そして、国土交通省が整備率を5.8%としていたのを、会計検査院においてあらためて算出し1.1%となったことの説明を聞きました。

IMG_0771この写真は、熱心に説明を聞くしまなが香代子衆議院16区小選挙区候補と小俣則子区議です。

平成24年1月の会計監査院の報告では、以下のように述べています。

「当初想定していた、沿川整備基本構想に基ずく河川と都市との連携や、まちづくり事業との共同事業により実施するという事業スキームは十分に機能していない状況が見受けられることから、今後、本事業を廃止しない場合には、実現可能性のある事業スキームを構築する必要があると認められる」(92ページ)

「破堤しないという高規格堤防(スーパー堤防)の効果は基本断面が完成した場合において初めて発現することから、高規格堤防の整備延長及び整備率については、高規格堤防整備の目的、効果等を考慮して算出する必要があると思料される」(96ページ)(不十分なものとして、江戸川の妙典地区、多摩川の二子玉川地区、荒川の久下地区などを例示しています)

「所見   高規格堤防整備事業が、その整備に相当程度の期間と費用を要する事業である一方で、通常堤防の整備や堤防強化対策は、治水上、早期の完成が望まれることから、通常堤防の整備や堤防強化対策の優先的実施を検討すること」(141ページ)

私は、会計検査院の説明を聞けば聞くほど、スーパー堤防と街づくりを一体として行うことには無理があることがわかりました。スーパー堤防のための土地の買収を国は最小限としているからです。江戸川区は国の事業認可がおりなくても土地区画整理事業としてすすめれば補助金はもらえるからと土地の先行買収しています。しかし、盛土の費用はどこが負担するのでしょうか。また、盛土の安全性はだれが保証するのでしょうか。北小岩1丁目東部地区が、東京外環道のトンネル残土の捨て場にされてはたまりません。