江戸川区長に、放射線量の測定を要請してきましたが、なかなか、やると表明しません。東京都が測定を行い、その結果を順次発表していますが、江戸川区は18日に4箇所で計測しました。その結果が、次のように公表されています。
小松川小学校 1m 0.08 5cm 0.08
小岩小学校 1m 0.13 5cm 0.15
鹿骨スポーツ公園1m 0.13 5cm 0.13
滝野公園 1m 0.10 5cm 0.12
区の主催で、6月20日、区議と区の幹部職員対象の、東大の中川恵一先生の講演会がありました。中川先生は、御用学者とバッシングをうけたことを紹介し、原発の是非にはふれない、今の放射能もれについて安全だというと御用学者だという風潮があることから、学者が、発言をしなくなっていくという指摘から話がはじまりました。
放射線被曝のリスクは何か、それは、発ガンリスクがあることだということ、被曝は低くおさえるべきで、どこから以下が安心というのはないこと、放射性物質は、見えない光線をだす花粉のようなもの、風に乗った放射性物質は、雨に溶けて降り注ぎ、土にとけこむ。地形、土の状態でデータが違ってくる。今、空気中の放射線量は心配ない。場所によっては土をとりのぞく。状況によってめやすをかえていく、福島と東京は違ってもよい。
区の主催の講演でしたが、中川先生の話はわかりやすく、納得できるものでした。
私は、不安がある中で、放射線量の定期的な測定をどのように考えているか先生に質問しました。先生は、江戸川区民が答えをだすことであると前置きし、人の気持ちがあるから、例えば、週1回という方法もあると回答してくださいました。私は納得しました。
区長は、計測の具体化をしめしていません。不安感に対しても実際に濃度が濃い場合は対策をたてるということもあわせて、測定をするべきです。区議会でも区長にせまっていきます。