10月4日、6時半から、北葛西コミュニティ会館で「ゆずの会」(日本共産党西葛西後援会)が介護問題の学習会を行いました。参加者は私をはじめ、18名。講師は、後援会員で、ケアマネの仕事をされていた方です。身近な方が講師になるのはとてもいいですね。介護保険の概要や改悪される内容がわかりやすく話されましたが、参加者から、初歩的な質問ですがと、「どこに相談にいけばいいですか」「保険料を払っているから利用料を払うとは思わなかった」といわれたのをはじめ、「夫は介護5でした。夏に看取りましたが、まったく動けない人から保険料をとるのはひどいと思った」「介護の利用料は最高いくらくらいになるのか」と質問や意見があいつぎました。
介護の心配は、まず、熟年相談室です。区内に26か所あります。中学校が33ありますが、中学校の数くらいは熟年相談室をつくる予定です。行政が責任を持つ必要があります。介護の利用料は費用の一割負担ですが、月10万円利用料を支払っている方もいると聞いて大変だと思いました。
9年間夫を介護して最後を看取った女性は、共倒れにならないように、朝起きた時に自分でオンとオフのスイッチを切り替えて、身支度をしたこと、ねたきりでも人使いの荒い人だったが、自分が病気で夫を施設に預けることになった時気分が晴れなかったと、複雑な思いを語りました。また、現在介護3の妻を介護している男性は、朝六時に起きて、洗濯、朝食準備、お弁当を作って仕事に行くこと、週5回ディサービスを利用し、入浴は週二回、お金がかかる、また、介護施設に行く日は夜まで起きているが、一日家にいる日は朝からねてばかり、どのくらいお金をかけていいのか、介護保険料があがって質がおちるのは困ると切実に話されました。