5月29日、全労連と東京地評は、東京都内で争議支援総行動を行い、JMIU日本ロール製造支部の争議支援集会が門前で行われました。8時半からの集会に、私も参加して激励しました。集会の後半、会社への申し入れも行いました。
要請書には「私たちは、すべての企業が国際労働機関(ILO)条約・勧告、国際人権規約を遵守するとともに、日本国憲法と労働諸法を守り、人間らしく働き生きるルールを保障することで、その社会的責任を果たすよう強く求めます」とあります。まったく同感です。そして、日本共産党は、アベノミクスでは日本経済がおかしくなるばかりであり、労働者の正規雇用と賃上げこそ不況打開の道であると提言しています。
日本ロール本社前に集まった参加者のみなさんは、その後、オリエンタルモーター本社(上野)、富士通本社(新橋)、明治ホールディングス(銀座)、ケンウッドHD本社(子安)、いすず自動車本社(大森)、日本トムソン(泉岳寺)、日本航空本社(天王洲アイル)と終日行動しました。他にも、IBM本社、ソニー本社などコースに分かれてまわりました。
裁判に訴えたり争議団を作ってたたかわなければ、雇用が守れないというのは本当に残念なことです。日本航空の大量指名解雇、ソニーの仙台工場のリストラ部屋など会社をささえてきた人を容赦なく切り捨てる大企業のやり方はひどすぎます。