1月16日、子育て教育力向上特別委員会で松江小学校の施設見学にいきました。約30億円かかった校舎はすばらしいものでした。2年以上プレハブ校舎で学んでいた子どもたちはどんなに喜んだことでしょうか。1年前はプレハブ校舎も見学しましたが、教職員にとってもやはり、新校舎は格別ではないでしょうか。
松江小学校は、学習環境を整えただけではなく、環境にやさしい設備、地域防災拠点としての機能など工夫がされています。私は特に低学年の教室と各トイレ、バリアフリーに注目しました。
1・2年生は1階に教室があります。各教室ごとに校庭から直接入れて、手洗い場もあり、教室が生活の場として整っていることです。今までの教室では手洗い場をつけると狭くなります。クラスごとの昇降口のスペースに手洗い場をつけました。設計図ではよくわからなかったですね。使ってみた様子を先生方や子どもたちから聞き取り、これからの改築に取り入れてほしいと思いました。
トイレの手洗い場の広さときれいさはもう感動です。私が教員になった40年前の学校は男女別トイレはなく、少したってから間に間仕切りをつけていました。教職員用も同様で、男性が使っていたら入りずらいものでした。当時から学校は女性が多かったので男性の方も困っていたのではないでしょうか。今から15年くらい前にも全国的に組合女性部で男女別トイレを要求していました。東京新聞に取材していただきましたね。
玄関のバリアフリーも注目です。段差のない玄関をはじめてみました。納得です。掃除は大変かと思いますが使ってみた具合はどうでしょうか。
さて、最後ですが、教職員の働く環境についてです。更衣室にシャワーをつけてほしいです。りっぱな校舎が働きやすい校舎であってほしい、教職員の働きやすさは子どもの学習環境としてみてほしいということです。少なくてもプールの温水シャワーは使えるようにしてほしいものです。また、休憩コーナーのような場所はありますが、休憩室もほしいですね。緊張をほぐすゆったりとした場があればと願います。