宇喜田小学校展覧会

2013年10月27日

これから学校は展覧会です。子どもたちの作品を鑑賞したいので、宇喜田小学校の展覧会に。10月26日は雨のため、雨があがった午後から行きました。

会場に入ってすぐ5年生の作品「レンガの家」が目を引きました。粘土をレンガの形に切ってそれを積み上げて家を作っていきます。図工の先生が会場にいらしたので様子を聞きますと、1学期いっぱいかかった作品とのこと。私の子どもたちの作品も玄関にまだ飾ってありますが、家にずっと置いておきたい力作ぞろいです。子どもの夢がつまった作品ですね。

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私の友人のお孫さんは2年生。その作品を写真をとってきました。ていねいでかわいい作品がそろっています。2年生は「ないたあかおに」のお話から、自分で考えたお弁当と、お話の場面を絵にしたものです。

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4年生のシーサーも楽しい作品が並んで壮観です。1年生はおいしそうなケーキ、6年生は組木の立体パズルです。3年生は写真をとりませんでした。

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大杉東小学校を訪ねて

2013年10月27日

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10月22日は、大杉東小学校60周年の記念式典でした。祝う会からの寄贈で校章を新しく作り変えました。資料室に行くと、開校当時からの教職員の写真があってびっくり。昭和46年、47年の2年間しかいませんでしたが、初任のころを思い出しながら校舎を見学しました。昭和47年には、子どもの数が増えて教室が足りなくなり、事務室と会議室として使っていたところを教室にしたことを覚えています。この写真は昭和46年のものです。

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はじめて担任したのは4年生、次は2年生でした。はじめて担任した子どもたちは今54歳になっていることでしょう。当時、どうすればよいかわからないときに、職場の先生方やクラスの保護者にお世話になったことに感謝しています。はじめての職場で体験したことがその後も力になりました。それにしても、新任のころはまわりがみえていなかったとあらためて思いました。

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当時の2年生の教室は、今、PTA室と倉庫になっていますが、全体は変わっていませんでした。

大杉東小学校の竹馬のとりくみは注目されています。毎年、竹馬を作るところからはじめ、冬の遊びとして昭和50年から40年近く続けられているものです。私はこのとりくみには直接かかわってはいませんが、すばらしいと思っていました。様々な方の協力がなければできません。それを持続させてきたのもすばらしいと思います。これからもぜひ続けてください。

学校の周年行事おめでとう

2013年10月27日

議会の決算特別委員会が終了してから、10月、11月に15校の周年行事が行われます。文教委員の私は、15校すべてに出席し、子どもたちとお祝いをしていきます。どの学校も式典は10時からです。

10月21日、上一色南小学校40周年、22日、大杉東小学校60周年、23日、下鎌田西小学校40周年の記念式典があり参加してきました。私が教員としてはじめて着任した学校が大杉東小学校です。新規採用が8名同時着任ですから、当時の様子が推察できることでしょう。また、篠崎小学校は130周年、中小岩小学校は70周年、60周年は一之江小、平井南小、小岩四中、50周年は上一色中、40周年は、葛西三中、二之江第二小、30周年は、清新一中、清新一小、清新二小、宇喜田小です。江戸川区の人口が増えてきた歴史を示しています。今、人口が減少してきたことから、学校の統廃合が提案されています。学校が地域にささえられてきたこと、小規模校のよさなどを考えながら、子どもが主人公の学校をどうつくるかを基本にすえていきたいです。

どの小学校も、子どもたちが式典をもりあげてくれました。本当に子どもたちは大人たちに感動を与えてくれます。「子どもは未来の希望です」と、私もいいますが、学校にいくと実感します。いじめ、非行などの課題、教師の体罰問題、競争の教育が強まっている中で子どもたちを育むためにどうするか、私たちがとりくむことはたくさんあります。

特に、日本共産党は、子どもたちによりそうことが基本と少人数学級を一貫して求めてきました。葛西小学校の1年生は110名で、現行は4クラスですが、3年生になると3クラスで9人も増えてしまいます。また、夏の暑さをのりきるためにクーラーが設置されましたが、学級数+3教室ということで、算数学習室または特別教室(図工室など)にクーラーがない学校があります。あと1教室クーラーをつけてほしい、これは、緊急の要望ですが、区は、お金がかかるといって設置しません。また、読書科という新しいとりくみを江戸川区がすすめていますが、学校図書館に司書がいません。23区でほとんど司書を配置するようになってきており、読書科を推進するなら司書の配置は当然ではないでしょうか。

行事に参加して、がんばる子どもたちに教育環境の充実をプレゼントしたいと痛感しました。周年行事を行う学校は、その際に、外壁の塗装や改修などを行います。きれいな学校はうれしいですが、中身の充実がともなわなければ子どもを育む環境とはいえません.

下鎌田西小学校の子どもたちの様子を紹介します。

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スーパー堤防裁判結審

2013年10月21日

10月16日、スーパー堤防事業取り消しを求める裁判が第10回の口頭弁論で結審となりました。12月12日午後1時半からの判決です。2011年11月11日に提訴してから約2年、江戸川区の裁判を無視した12月16日までの立ち退きを求めるやり方に裁判原告の方は、眠れぬ夜を過ごされているのではないかと思います。

16日の裁判は、原告が2人、被告(江戸川区)が1名の証人に尋問が行われました。原告側は宮坂さん(57歳)と高橋さん(83歳)です。落ち着いた態度でしっかり意見を述べられていました。江戸川区が初めからスーパー堤防と区画整理は一体であると説明したこと、その説明が横柄で恐怖を感じたこと、区の先行買収によって今まで仲良くしてきた地域のコミュニティが壊されたこと、何年かかるかわからない事業に年齢的にも財政的にも耐えられないなどと証言しました。被告側弁護人の反対尋問はありませんでした。報告集会では、反対尋問の対応をいろいろ考えていたということでした。原稿もなく、聞かれたことに応えるのは何かと大変だったのではないでしょうか。本当にお疲れ様でした。

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被告(区側)の証人は、担当課長でした。原告弁護団の反対尋問で、江戸川区自身が発行したニュースや区議会の執行部答弁をみると、国の事業にのることで区の財政負担が少なくて済むので一体となってすすめたのではないかと質問されて、まともには答えられませんでした。傍聴席からは何度も失笑がもれました。私も、あまりにもちぐはぐな答弁にあぜんとしました。

最後に、小島弁護士が、代表して意見表明。証言を予定していたMさんが9月29日に緊急入院、心因性ストレスのため今回の証言を断念したこと。このスーパー堤防事業がもちあがった平成18年からうつ病を発症し、俳句の創作ができない状況におちいったこと。一人の人生が狂わされた無念を紹介。また、今年84歳になるOさんは多摩地区にひっこしたが、知り合いのいない寂しさに精神疾患になったこと。なぜ盛土をするか、それは、スーパー堤防しか考えられない、区はスーパー堤防の必要性を立証していない、区は、火事が起きた場合に対応できない地域だから区画整理が必要といっているが、現状でも支障はない、安全のまちづくりなら代替案を検討すべきである。盛土の危険性を検討していないのは違法である、実施したら取り返しのつかない被害が発生するとまとめました。

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小島弁護士の意見陳述に、原告のみなさんの計り知れない苦悩が伝わり、区側の横暴なやり方をなんとかやめさせたいと痛感しました。

また、報告集会で強調されましたが、仮に原告側が勝っても、すぐ区側は上告し裁判を続ける、執行停止が認められてもすぐ区は取り消しを求める、高等裁判所は区側の申し立てを認めるだろうということでした。住民運動が本当の勝利をもたらすということに、まず、はがきを裁判官に届ける輪を広げようと思いました。田村智子参議院議員が報告集会に駆けつけて激励しました。

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田村議員は、ストップさせるためにがんばりたい。なぜ安倍内閣が予算をつけたのか、国の責任を追及したい。政府のODAの視察に行ったとき、スーパー堤防はかさ上げはしないものだといったら、「高さをかえないんですか」と同行した職員が言ったことを紹介し、根本から知らせていきたいと激励しました。政府の無責任さも追求したいです。

区民まつり

2013年10月15日

葛西地域でチャリティバザーをやっていましたが、区民祭りも同日です。私は、河野都議に車にのせてもらって篠崎公園に行きました。会場はたくさんの区民でにぎわっていました。12時からのパレードはおまつりのメインです。幼稚園や小学校の鼓笛や金管バンドの演奏です。歩きながら演奏するのは難しく、かなり練習をしたことでしょう。この日は日差しも強く、よけいエネルギーを使ったのではないでしょうか。暑い夏の練習は大変だったと思います。参加した皆さんに拍手を送ります。

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新川から南の葛西地域は清新第二小学校が参加していました。6年生全員の演奏です。遠いところからごくろうさまです。清新第二小学校は、全校児童が少なく、小規模の学校として名前があげられています。区内には他に2校あります。子どもの人数が減少していることから統廃合はやむおえないという世論が大きいですが、小規模校のよさも認識したいところです。

パレードには江戸川区のゆるキャラも登場、花車でしめくくりました。

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準備をされたみなさん、当日の要員のみなさん、お疲れ様でした。

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ありがとうチャリティバザー

2013年10月14日

10月13日、10時からチャリティバザーを行いました。東日本大震災復興支援バザーはこれで4回目です。4月21日は雨のため、残った提供品があり、もういちどバザーを秋にやろうということで、実行委員会のみなさんが準備しました。10月6日は、一週間前でもあり、会場周辺にバザーのチラシを2000枚配布しました。被災地はまだまだ支援が必要です。私たちにできることはとバザーにとりくめたのは、葛西地域の日本共産党と後援会のみなさんの尽力のたまものです。また、多くの方の品物の提供に感謝申し上げます。こんなに安い値段でいいのかと驚いてしまいましたが、来場者によろこんでもらうのもまたバザーの役割です。収益は石巻市の救援センターにおくります。

13日当日は朝早くからちらしずしや赤飯、玉こんにゃくの仕込みをして、8時過ぎには提供品を会場に搬入、9時からはテント張り、模擬店の準備と手際よくすすみます。プロパンガスをセットして焼きそば、トン汁、フランクフルト、お汁粉とおいしそうな匂いがしてきます。

南葛西後援会は、女性を中心に提供品、手作り品の販売とちらしずし販売です。販売員さんだけで15人。中葛西後援会はやきそばと産直野菜の販売、子どもコーナーと大活躍です。新田・臨海後援会は玉こんにゃく。前回は清新町後援会でやりました。清新町後援会は、今回はパネル展示と解説。西葛西後援会は赤飯、飲み物。東葛西後援会は、トン汁とフランクフルト。葛西中央後援会はお汁粉。作り手と販売員と協力してやっています。今回初めて、江戸川健康友の会一之江センターの子ものづくりのサークルの方も出店。協力の輪がひろがってきました。小松菜は、区民祭りと重なって準備ができませんでした。次回は小松菜をとりよせたいですね。

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10時に、バザー開始を宣言してから河野ゆりえ都議会議員にあいさつをお願いして、実行委員のみなさんや来場者のみなさんにあいさつをしながら会場をまわり、お昼の食事の分の買い物をしました。10時半ごろから今度は区民祭りに移動です。1時過ぎに葛西に戻り、今度はゆっくりと買い物を楽しみながら各係をがんばっているみなさんや参加者のみなさんと交流しました。今日の私の洋服は前々回のバザーで購入したものです。私の自宅の隣の方がバザーに来てくれましたが、私が区民まつりに出かけてるすだったのであいさつができませんでした。実行委員長が会場にいなくて役に立てなかったことはわかっていても居ることの大切さを実感しました。日程調整は気を付けたいと思いました。

バザーの品物を吟味しながら買っていく方はとてもうれしそうです。子どもたちも買いに来てくれました。子どもコーナーでは輪投げを楽しむこどもたちもいます。11時からは模擬店開始。1時過ぎにはほとんど売れました。ある女性は、袋5つ分の買い物。掘り出し物がたくさんあったのでしょうね。バザーの品物はまだありましたが、3時で終了。また、とっておけるものはとっておきます。

たくさんの提供品を仕分けして根付をしたのも一週間前の5日。朝から、値段付けと仕分けをして、終わったのは夕方4時になっていました。今回は、消費税増税ストップの署名コーナー、葛西臨海公園に建設予定のカヌーのスラローム競技場建設関連のパネルを準備して、日本野鳥の会東京の飯田さんにガイドをたのみました。パネルの前にはひとだかりができていました。葛西臨海公園の自然を壊す計画には反対の声をひろげていきましょう。

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消費税8%をやめさせたい

2013年10月2日

10月1日、ついに正式に増税を発表した安倍首相。消費税増税ではなく別の道があること、来年4月からの増税中止の声をもっともっと広げていきたいです。

首相は日本をますますダメにするばかり。赤字だからてっとり早く消費税増税。これでは政治家としてあまりにもはずかしい。賃上げで景気を回復させ税収アップ、大金持ちや大企業から応能負担で税金をしっかりいただく、むだな大型公共事業をやめて支出をへらす、これが日本共産党の提案です。1998年に5%に上げた時に景気が冷え込んだことに目をそむけ、企業がもうかればいずれは労働者の賃上げとなると法人税減税を行うというのもまったく納得できないことです。庶民は大増税、もうかっている大企業への減税。これでは日本沈没。

2012年度は子育て世帯の年少扶養控除が廃止され、江戸川区は、税金収入が16.5億円増えました。子育て世帯一家族にすると相当な増税になったのではないでしょうか。児童手当をもらっても税金でひかれるほうが多くなっています。

高齢者世帯は、年金引下げです。12月に支給される分から減額です。70歳から74歳までの医療費の窓口1割負担を2割にすると発表されています。

生活保護世帯は、すでに、8月から生活費が減額となり、子育て世代は、3年間で約10%減ります。消費税導入の時も5%への」引き上げの時も、生活保護の生活費は増えました。ところが、今回は減額を強引にすすめています。

議会の消費税増税をめぐる質問に、2012年度決算では、消費税5%のうち1%が入るため、約64億円収入がある。増税で江戸川区は消費税の1.7%がくるため、来年は45億円の増収が見込まれるが、実質は半年くらい遅れるため26億円の増収。歳出の消費税は、2012年度は年間28億円が45億円となり17億円増えるとしています。また、コミ館や各施設の使用料も値上げを検討する方向を示しました。増税はあらゆるところの値上げラッシュを引き起こします。

消費税増税は物価を押し上げます。今はさらに円安で輸入品が高くなっており、矛盾も大きくなっています。お団子屋さんは材料を注文するたびに値上げとなっている、消費税が増税されたら後継者はもうでてこない、商売はやっていけないと、語っています

懐具合は厳しくなるばかり。消費税増税はしかたがないとあきらめず、おかしいことはおかしいと、いのちと暮らしを守るのが政治だと声をあげていきましょう。

差し押さえ

2013年10月2日

税金を滞納したら差し押さえとなり、強制的に差し引かれますが、今、これが増えています。

Aさんは、夫が交通事故で仕事ができなくなり収入が減って税金を滞納していました。夫が死亡したあと、がんばって働き続けてきて、昨年から税金の滞納分を分割して払っていました。それが、2か月納入しなかったことから昨年9月に差し押さえ通知がきて、通帳に残高が13万9650円しかないにもかかわらず、「財産がある」としてこの通帳を区が差し押さえ13万9000円を税金として引き落としました。Aさんは、税金を滞納したからしかたがないと、知人から借金をしてしのいだといっていました。また、Aさんは、区の担当の方に納付書を送ってもらえれば払うといっていたが、納付書が届かなかったともいっています。行き違いがあったとおもわれます。

区にこのことを聞くと、差し押さえ通知がいくと、多くの方が窓口にとんできて、まってくれといって少しづつ税金を払うからというのに、Aさんはこなかったのでお困りではないと判断して引き落としたと回答しています。Aさんは、差し押さえ通知ですでに通帳から引き落とされたと思って区に行ってもしかたがないと思ったそうです。また、仕事が休めなかったとも話されていました。滞納しているからしかたがないという気持ちが区の窓口にいかなかったという話から、通知をもう少しわかりやすくできないか、約14万円の通帳残高は「財産があると」判断する金額なのか、疑問が残ります。非課税世帯に近い方の収入は税金を払いたくても払えない状況になりやすく、丁寧な対応が求められます。区民を応援する区政でありたいと思います。

待機児解消は認可保育所増設で

2013年9月28日

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9月27日、江戸川区議会第三回定例会で、私は、子ども子育て新制度、高齢者支援、葛西臨海公園カヌーのスラローム競技場建設の3つの柱で一般質問を行いました。質問前の少し緊張した大橋です。

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Q:子ども・子育て新制度は大きな問題があり日本共産党は反対した。待機児解消は認可保育所の分園や0,1,2歳の保育所増設で。

A:この新制度は消費税増税が前提で最終的な形がでていないが、関係者からは評判はよくない。細部がわからないので意見はいえない。待機児解消で都有地はほしい区もあればいらない区もある。江戸川区は既存の施設を使いまわして、3・4・5歳児を減らして1・2歳児を増やす。分園の可能性は探究する。

Q:子どもの一日保育(最低9時から4時)を保障しない新制度の短時間、長時間の保育時間の認定をどう考えるか。

A:基準の検討が進められている。現実的な考えがしめされると期待している。区としては、制度が固まっていないので答えられない。

Q:9月20日に発足した江戸川区子ども・子育て応援会議(小規模保育所などの基準を決めたり事業計画を策定したりする)をどうすすめるか。

A:法に基づき事業計画の策定をする。幅広く議論してもらう。そして、関係団体のヒアリング、パブリックコメントを行う。ニーズ調査は就学前の3000世帯に対し10月に行う。

※子ども子育て新システムは、保育の公的責任を後退させ、株式会社のもうけの対象とし、小規模保育などの認可外保育で待機児解消をはかるものです。また、親の働く時間をもとに短時間長時間とにわけて、9時から15時の6時間保育と認定された場合、子どもはお昼寝の後おやつも食べないでかえることになります。親の就業時間で子どもを差別するなどとんでもありません。また待機児解消で、区が定数見直しを答弁しましたが、施設はどうするのかなど決算特別委員会で明らかにさせます。

Q:高齢者のすまいについての基本的な区の考え、今後の高齢者向け住宅の拡充、住宅入居要件(区内在住3年など)の緩和、空いている住宅の対応を。

A:高齢者が住み慣れた地域で多様な住まい方を保障する大事な事業だ。高齢者向け賃貸住宅は小松川地域ができると8か所224戸になる。家賃の補助金は都心区では地価に応じて上限4万円もあるが周辺区は江戸川区と同じ25600円。空いているのは制度が昨年6月からはじまったためPR不足もある。状況を見て現在の入居要件3年を判断する。

Q:高齢者の「聞こえ」の支援の認識は。高齢者対応窓口に磁気ループ(雑音の少ないクリアな音が聞ける)の設置、難聴の早期発見のために65歳以上の聴力検査を。

A:30年くらい前から補聴器をさしあげていた。補聴器購入助成を11年前から実施し、今は非課税世帯に対し2万円の補助金を支給。2012年は496件、2013年は110件。磁気ループは障害者福祉課に貸し出し用があり年2~3回の利用がある。磁気ループの窓口設置はすぐには考えていない。今は補聴器の性能がよくなっており、多面的に検討する。65歳以上の難聴発見のための聴力検査はおこなわない。家族の気づきなどで耳鼻咽喉科へ。

※高齢者支援はまだまだです。特に今年は、財政難を理由に36億円の歳出をカットし、福祉・教育予算を大幅に削りました。75歳以上の長寿祝い金のカット、福祉施策は非課税世帯のみ支給として受給者を減らしました。せめて磁気ループの窓口設置をと提案しました、うけいれられませんでした。

Q:葛西臨海公園に建設予定のオリンピックのカヌ―スラローム競技場は、都に会場変更をせまること。

A:以前と考えは変わっていない。見通しはなんともいえない。主張を理解してもらう。オリンピックに反対するものではない。

※区長は昨年「公園を半分壊すのはとんでもないことだ。できた経過からすれば、区民にとって許しがたいこと。発電所の候補地である水再生センターのところをつかえばという内々の話になっていた」と議会で答弁している。また、9月25日には火力発電所の計画は中止が発表された。都のオリンピック立候補ファイルは本体工事に24億円、仮設の12000人の観客席に8億円。整備費は競技を保障し安全を確保する必要最小限の費用に抑えるべきであり、区民の財産、自然の野鳥の宝庫を壊してはなりません。

ストップ消費税増税

2013年9月23日

江戸川区議会第三回定例会が9月24日からはじまります。26日は瀬端いさむ幹事長が消費税の区民への影響について区長に質問します。3%、5%と増税が続いたら大変な生活破壊です。非課税世帯は収入が少ないから税金を免除されているのに、消費税だけは容赦なくおしつけてきます。この大きな矛盾をどうするか、1万円を1回だけ配って終わりというのも納得できません。また、大企業の減税をセットにするというのもまたかと思います。消費税を増税した1997年から景気が冷え込み、消費税を増税したのに税収が減ったという経緯があることを忘れません。

日本共産党は消費税増税ではない別の道があると昨年に経済提言を発表し、今年の夏に来年4月の値上げ反対の一点共同をよびかけています。また、葛西地域では、大橋事務所が呼びかけて、消費税増税反対の署名行動を行います。増税ストップの大きな世論を作っていきましょう。

9月30日(月)4:30 西葛西駅 消費税増税反対署名をよびかけます

10月15日(火)4:30 西葛西駅  〃