宇都宮さん、大健闘

2014年2月14日

2月9日、投開票がされた東京都知事選挙で、宇都宮健児さんが当選にはいたりませんでしたが、大健闘しました。もともと、徳洲会からの裏献金疑惑で猪瀬直樹前知事が辞任したことに伴う選挙でした。宇都宮さんは、「都政転換」、「安倍暴走ノー」を訴え、支持を広げました。私も、宇都宮さんの政策を紹介してきましたが、雪という悪条件の中で、宇都宮さんへ投票された有権者が5人に一人(得票率20.18%)という結果をしっかりうけとめ、政策実現のために私もその一端を担いたいと思いました。江戸川区では、得票率は16.81%で、3万4319人の方が宇都宮さんに投票しました。

宇都宮さんは、9日、新宿区の選挙事務所で記者会見。「前回の選挙と比べたら運動の輪が広がり、大きく前進したと思う」とのべ、「選挙政策で掲げた福祉の充実、脱原発、原発事故の被災者支援、憲法改悪に反対する運動を続けていきたい」と語りました。

今度は、いよいよ、来年の一斉地方選挙に向けたたたかいがはじまります。選挙戦というように、議席を得るためのまさに「たたかい」です。日本共産党は、くらし第一の政策を掲げ、区議会議員5名全員当選目指してがんばります。

都政を変えるチャンスは今、激しく追い上げる宇都宮さん

2014年2月3日

全都を駆け回っている宇都宮さん。2月2日朝9時から清新町マルエツ前で街頭演説をしました。宇都宮けんじ来るとちらしで宣伝できないのがおかしな選挙法です。名前入りのチラシも配れなければ、拡声器の宣伝もできない。街頭宣伝は、メガホンと名前のない政策チラシのみ。あとは電話で声の全戸訪問。これでは民主主義が培われません。

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さて、当日は、約100名の聴衆がかけつけました。読者の方にしらせて、それがまた口コミでひろがりました。応援してくださる方が広がったのです。宇都宮さんからは熱い政策の訴えです。働きやすくくらし第一の東京に、ブラック企業規制、過労死防止条例、都営住宅建設、75万戸の空き家を公共住宅に、耐震工事、原発再稼働反対、放射能被曝をさせない、生活者の目線で都政を変えると次々に具体的な政策が語られます。最後は平和な日本を、安倍政権の、暴走を許さないとむすびました。河野ゆりえ都議が応援演説に立ち、安倍暴走ストップ、暖かい都政をと立候補された宇都宮さんを紹介しました。

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葛西臨海公園を壊してカヌーのスラローム競技場を建設させないためにも宇都宮さんを都知事にしたいです。清新町に住んでいる女性からは、消費税増税による値上げストップを、働きやすい東京を、特養ホームの増設をと期待が語られました。くらし第一の都政にかえるために私もがんばります。

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この日、地元の共産党と後援会の15名は、11時から約1時間、西葛西からジャスコまで商店街を練り歩きメガホン宣伝をしました。とにかく、宣伝です。

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学童クラブおやつの復活を

2014年2月3日

2013年4月から、江戸川区は学童クラブ登録の子どもたちのおやつを廃止しました。学童クラブそのものの廃止ということではありませんでした。しかし、品川区、渋谷区に続いて、今年の4月から板橋区でも学童廃止という事態が強行されました。江戸川区もおやつの廃止で学童登録の児童が減少しており、廃止になる可能性を含んでいるのではないでしょうか。

今、江戸川区の学童クラブ保護者や元保護者が子どもたちのために区教委に働きかけ、区議会にも陳情がだされています。昨年の一学期に、新一年生が、お腹が減るからと、給食の残ったパンを学童クラブに持っていこうとしたこともありました。子どもに空腹をがまんさせる、おやつがなくてもそれになれさせるという江戸川区のやり方は「子育て支援」と矛盾しています。

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私も、こどもたちを学童クラブにお世話になりました。40年前は学童クラブがほとんどない時でしたから、とにかく増設をと区に要請を繰り返しました。当時、葛西地域は、小学校が10校くらいあったのに学童はたった一か所。その後、葛西駅そばのマルエツの屋上(プレハブですが私の息子にまにあいました。)をかわきりに、二之江第二小、第五葛西小などの学校をはじめ、新設される集合住宅に開設され、どれだけの子どもたちとその保護者をささえてきたことでしょうか。私の長女は、30年前、宇喜田ホームズの集会所のとなりの学童クラブに通いました。このクラブは園庭もあり、クラブ祭りは近所の方もきてくださってもりあがりました。大切な子どもの居場所でした。

学童クラブのおやつ廃止をきっかけにして、「学童クラブ」をしっかりとらえなおしたいという学習会の企画はすばらしく、充実したものになったことでしょう。私は30分くらいしか参加できず残念でしたが、下浦先生の話に感動。元教員としても「子どもの居場所づくり」のことを考えさせられました。

下浦先生の語る「子どもの居場所」とは、いつも名前で声をかけてくれて、つらさにも気づいてくれる大人の存在が「心のよりどころ」になる。気持ちを聞いてもらえるコミュニケーション。楽しいと共感しあえる時空間(明日につながる)。あるがままの自分をさらけだしても、受け止めてもらえる場、包んでくれる場。認められ、あてにされていると実感できる場(自己有用感)。この部分はお話が聞けました。

これから、区議会議員として、こどもたちの成長にとって大切なものは何かしっかり議会でとりあげて発信していきます。

スーパー堤防事業、区は強引な住民追い出しはやめよ

2014年1月30日

1月28日、日本共産党国会議員団が国土交通省からスーパー堤防事業の現状を聞き、区や国の理不尽な対応を改め、住民と話し合い、意向を尊重するように求めました。笠井あきら衆議院議員、田村智子、吉良佳子両参議院議員が中心となって担当者に住民追い出しとなっている事実、説明不足の問題点などを指摘しました。江戸川区議員団は瀬端、小俣、大橋の3人が同席しました。今回の聞き取りは、小池あきら参議院議員も参加した1月9日の現地視察を踏まえたものです。小池議員は、急きょ、宇都宮さんの応援弁士で欠席となりました。

今まで、スーパー堤防事業はむだで役に立たないこと、住民犠牲はやめよと何回も要請してきましたが、江戸川区は、反対する住民の意向を無視して、昨年12月16日までの立ち退きを求め、1月末までに住宅を除却(壊す)しないと区が除却する場合があると催告書を住民に送り付け、住民追い出しを強めてきました。一方で、区は国と昨年5月に締結した基本協定に基づく事業計画の変更を案を突然公表しました。

党側は、国と区の共同事業となり、事業計画の変更が不可欠で、変更案の縦覧や意見書提出、都市計画審議会での審議が必要であるにもかかわらず、区が必要な手続きをとってこなかったことを指摘。国も、スーパー堤防の区域になると河川法で土地利用に制限が課せられることを住民に説明していないと質しました。国土交通省治水課担当者は、国が住民に説明した内容を確認して報告すると約束しました。

基本協定を結んだあとの3回の住民説明会に国は同席していることを認めましたが、住民側は、土地利用に制限がかけられるという説明はなかったと話しています。あまりにも強引なやり方です。私有財産の権利をどう考えるか、国の事業には従うことが前提なのか、第一次安倍内閣で安倍首相が約束した住民の意向を尊重するという基本をなによりも大事にしてもらいたいです。住民無視の事業は認められません。

完成した葛西第二小学校見学

2014年1月28日

1月17日、文教委員会と子育て教育力向上特別委員会は、子どもたちがプレハブから引っ越して、すでに学習している新築の第二葛西小学校を見学しました。

素晴らしい校舎です。こどもたちにすてきな環境が保障されたのはうれしいことです。松江小学校についで二番目となります。それにしても、船堀小学校の建築が遅れたことは残念です。

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一番目の写真は、中庭です。すぐそばにランチルームがあり、中庭で餅つきをしてとなりで食べる計画があるそうです。ランチルームは選挙の投票所も想定しています。二番目の写真は、きれいな女子トイレの鏡です。次は、家庭科室、図工室、体育館です。体育館の倉庫の奥に備蓄の防災グッズがありました。

次は、3年生4年生の教室です。先生がドアをあけると教室の廊下側がオープンになります。2年生の教室も先生の許可を得て写真におさめてきました。1・2年生の教室はワークスペースがあり、ゆったりとした床の広さです。最後は屋上のプールです。プールサイドも広くて使いやすそうでした。屋上には緑化スペースや太陽光パネルもあります。内装の一部は木質系の材料が使われ、落ち着いた雰囲気がありました。音楽室は鶴岡産材を壁面に使いました。

1階の職員室は、校務センターとなっていて、更衣室もそばにありますが、やはり職員用のシャワーをつけるべきではないかと思いました。労働安全衛生法の視点はこれからの学校にとってとても大切なものです。先生たちの労働条件がよくなればそれはすべて子どもたちに還元されます。子どもたちのためにがんばる先生を応援したいです。

東京を変えて、日本を変えよう 都知事は宇都宮けんじさん

2014年1月28日

都知事選挙がはじまっていますが、拡声器を使っての応援活動ができないため、メガホン宣伝や全戸配布ビラが中心です。今日(1月28日)葛西臨海公園で宣伝をしていたら、どうしていつものようにやらないのかと質問をうけました。選挙のルールがやってはいけないとなっていると説明すると、不思議そうでした。まったく、おかしな選挙法ですね。この写真は1月22日、告示の前日です。

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メガホン宣伝は次の通りです。通りかかったら応援してください。参加大歓迎です。

1月29日7時半~葛西駅  1月30日16時~葛西駅 1月31日7時半~西葛西駅

2月1日9時~清新町マルエツ前(宇都宮さんがきます) 11時~西葛西駅からジャスコへ練り歩き

2月3日16時~葛西駅 2月4日7時半~葛西臨海公園駅 2月5日7時半~葛西駅

2月6日7時半~船堀駅 16時~葛西駅 2月7日7時半~西葛西駅

2月8日1時~フラワーガーデン~富士公園へ練り歩き

電話で声の全戸訪問は少しずつ広がっています。電話でお願いするのは自由にできますから、お知り合いの方にぜひ広げてください。

なかなか宇都宮さん本人に会えませんが、2月1日、土曜日、朝9時から9時40分に宇都宮さんが清新町マルエツ前に来て街頭から訴えます。ぜひおでかけください。はじめは、1月29日夜の江戸川の会(文化センター研修室)に来てくださる予定でしたが、テレビ取材があり、本人はこられなくなりました。2月1日が本人が来られる最後になりそうです。江戸川から出発してすぐ江東区に行きます。全都を回るのですから、やむおえません。近くの方はぜひ来てください。

宇都宮さんを都知事にしたいと応援している人は、さまざまな訴え方をされています。、ある方は、清潔さをうりだしたいと、ある方は、秘密保護法反対の先頭に立った方だと、ある方は、安倍政権ストップ、ある方は、美濃部都政のように高齢者医療無料化をと。みなさんは、宇都宮さんに何を期待しますか。ちらしが配られていますのでぜひその内容に目をとおしてください。選挙中にもう一枚東京民法号外が配布されます。宇都宮さんの当選で東京を変えて日本を変えていきたいですね

墨田区総合体育館(PFI施設)を視察

2014年1月23日

1月21日、行財政特別委員会で墨田区のPFI手法の総合体育館の視察に行きました。

パンフレットによると「公共施設などの設計・建設・維持管理・運営などの民間のノウハウを活用し、質の高い魅力的なサービスを提供する手法です。運営はこの体育館のために新たに設立した運営企業『すみだスポーツサポートPFI(株)』が担当」と説明されています。

区の担当者に、指定管理種制度ではなくPFIにした理由やどう検討されたか質問しましたが、パンフレットにふれた以上の説明はなく、墨田区がPFIを導入した経過はよくわかりませんでした。現在の館長は、「指定管理者制度は金額を入札する制度であり、安い金額になりがちであり運営はやりにくいが、PFIは入札段階で内容も含めて行う。よりよいものをつくる。軌道に乗れば、区の評判も民間の収益もあがっていく。開館当初は収益はよくなかったが、今は大きくのびて、よかった」と述べました。この総合体育館の建設の総費用は147億円(設計・建築だけでは87億)です。墨田区は、年間維持費6億6千万円と運営費補助2千万~3千万を税金で支払っているとのこと。

江戸川区の指定管理者制度でも、建物の設計からではありませんが、内容も含めた提案をしてもらって決めています。施設の設計段階から民間の力を借りることが本当によいのか、総合体育館設計は区民の要望を調査し、今までの経験をふまえて区が青写真を考える責任があるのではないでしょうか。PFIを取り入れるメリットはどこにあるのか、墨田区にもっと経過のわかる方に聞いてみたかったです。

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体育館の設備は新たなニーズに対応できる工夫がみられ、多くの利用者が訪れていました。JR錦糸町駅の近くで地の利もよく、他区からの利用者も多いとのこと、今後も利用者は増えるように感じました。ただ、利用者が増えたことがPFI手法を取り入れたからだということがいえるかは判断できないのではないでしょうか。

江戸川区でも大型施設の建て替え問題があります。私が参加した学習会では、PFI手法は、結果的に維持費がかかり、うまくいっているところは少ないということでした。これからも情報を集めていきます。

葛西地域日本共産党後援会新春のつどいへどうぞ

2014年1月20日

葛西地域の後援会は6つに地区にあります。それぞれニュースを発行し、交流しています。その後援会のみなさんが集まって新春のつどいを開きます。

1月25日5時から7時 葛西区民館隣の健康サポートセンター3階です。河野ゆりえ都議のあいさつ、大橋美枝子の区政報告、各後援会からの発言やだしものなどです。ゲストには、うたごえで活躍している小永井真知子さんです。1月19日には、葛西中央後援会と西葛西後援会が新春のつどいをひらきました。こんどは、葛西地域全体です。多くの方が参加して、都知事選挙で宇都宮けんじさんをおしあげようと交流できたらと考えています。みなさんの参加をよびかけます。

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葛西消防団始式(はじめしき)

2014年1月12日

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1月12日、午後2時から、葛西消防団始式がありました。消防団始式をはじめしきとよむのがわからなかった私も3回目の参加となりました。毎回、消防団の諸活動に対する表彰式の後、来賓あいさつがあり、区議も紹介していただきます。今回は壇上に、河野ゆりえ都議が並んで、あらためて日本共産党の議席がとりもどせたうれしさを感じました。

消防団の活動は、日頃の練習も含め、出動の機会には何をおいてもことにあたるわけですから、心身ともにご苦労の多いボランティアです。健康には十分注意してご活躍ください。手当増や様々な用具の支給など、改善することは多々あるようです。火事だけではなく、台風の災害時も出動しています。昨年秋の台風の時、床上床下浸水がありました。地震の可能性が指摘されている今、危険手当は当然増額されるべきです。

昨年は16名の新入団員で、今回の始め式でも紹介がありましたが、合計253名の葛西地域の消防団です。女性が増えてきているようにも感じます。昨年は、式典終了後にブラスバンドの演奏がありましたが、今回は別の行事と重なったためありませんでした。楽しい演奏が聴けなくて残念でした。

特養ホーム「さくらの杜」が開所

2014年1月12日

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1月から、東小松川1丁目に「江戸川さくらの杜」が、区内16か所目の特養ホームとして開所(定員120人)しました。昨年の「古川親水苑」に続いての開所で、多くの方に喜ばれています。これで、区内の特養定員数は1315人となりました。しかし、区内の待機者は2か所ができる前に約1000人いましたからまだまだ足りません。また、個室のため、利用料金が高い設定になっており、入所できても経済的な負担が大きい方もおられることでしょう。

「なぎさ和楽苑」の平方施設長は、特養ホームは国民年金くらいの利用料金で入所できるようになるとよいと話しておられます。しかし、施設の努力だけでは限界があります。行政がどのように援助できるか考えていきたいところです。平方さんは、間仕切りを工夫した4人部屋や2人部屋の設定も考えたいといわれました。先日、視察した品川の特養ホームは3人部屋の仕切りを障子などで工夫して、光や避難経路も含めて考えたものとなっていました。知恵を集めて、高齢者施設の充実をすすめたいですね。