6月21日付で舛添知事が辞職を表明、都知事選が7月14日告示31日投票となりました。参議院選挙に続けての大きな政治を変えるチャンスです。この間、日本共産党は、都議会の大活躍とともに、区議会でもがんばってきました。第二回定例区議会に共産党が原案を作成して、民進党、江戸川クラブ、生活者ネットの4会派で「舛添知事の真相解明と辞職を求める決議」を提案しました。ほぼ同じ内容で、区議会の自民公明が意見書を提案、話し合って、区議会全会派一致の意見書「舛添要一知事に全容解明と辞職を求める意見書」が採択されました。区議会では画期的なことでした。
都議会の追及では、マスコミでも大きくとりあげられ、調査に基づく迫力ある追及に都民から激励があいつぎました。都庁へ3万件を超す批判の声がよせられ、真相究明と知事の辞職を求める声が高まり、この力が、最後まで辞職を拒み続けた舛添知事に続投を断念させたといえます。しかし、日本共産党と生活者ネットが提案した強力な権限を持つ百条委員会設置を求める議案は、残念ながら否決されました。さらに、都議団は、安藤副知事に対し、再発を許さないための申し入れを行いました。①舛添知事の公用車運用の実態解明と責任の明確化、②公務から逸脱した公用車運用の再発防止のためのルールの検討、③N響コンサートやプロ野球観戦チケットの送り主の特定、④特別秘書の勤務と公用車運用の実態解明、⑤海外出張が高額となった原因分析と責任の明確化、⑥都選管としての政治資金規正法に基づく厳格な運用。
政治を変えることができる、このことを参議院選挙でも実現させましょう。