23区で保険料を決める仕組みとなっていますが、来年度もまた値上げ。一人平均約3200円値上げで年間平均約10万円です。このほかに介護保険料もありますから、負担は増えるばかりです。区内には国民健康保険加入者は約19万人います。払いたくても払えない滞納世帯が増えて、1か月ごとの「短期証」や窓口10割負担の「資格証」の発行が増え続けています。さしおさえも増えています。区議会で国保料値上げ反対を提案するのは日本共産党のみです。
私・大橋は国民健康保険運営協議会委員として、毎回、公的負担を増やして国保料の値上げしない方法を考えるべきだと毎年提案言い続けてきました。とりわけ、4月からは国から各保険者(自治体のこと)に1700億円というお金が支給され江戸川区にもまわってくることが明らかになりました。現に、京都市は国保料を値下げしています。都内でも国保料を昨年と同じとした三鷹市、値上げ幅を少なくした立川市もあります。江戸川区は保険料に回さないので保険料は引き下げないと回答しました。23区統一保険料のためやむをえない面はあると思いますが、区民の実態を踏まえた主張をきちんと行うべきです。
日本共産党は、引き続き、値上げ反対、公的補助を増やして保険料の減額を求めていきます。