航空機新ルート案の反対を

IMG_00896月14日、江戸川区議会第二回定例化において、大橋が、航空機騒音問題、防災対策などを求めて質問しました。

航空機騒音は今でも被害がありますが、それを新ルート案では約5倍にも増えることから、撤回を求める意見書の陳情がだされています。私の自宅(中葛西一丁目)の西側は飛行機が通過するコースになっており、夜遅くまでの騒音は落ち着きません。今は、南風悪天候時で昨年は78日間通過しましたが、新ルート案では、北風時は年間約6割と想定され、単純計算すると40953機が荒川沿いを離陸します。南風悪天候の時は区内通過は品川区などを通るため少し減ることになっている案ですが、江戸川区よりもっとひどい騒音被害が予想され、総合的に考えれば、新ルート案撤回が最も住民の要望に添うものです。また、区内の騒音被害への対策も求められます。

質問1 45年前に、騒音が少ない会場ルートを徹底すると国が約束したにもかかわらず、今回の新ルート増便案を示されたことに対し、区として反対するべきではないか。

回答:国際交流に重要なネットワークとして、撤回は現実的ではない。国の約束は誠実に履行されてきた。

質問2 増便は騒音被害を拡大し、事故、落下物などの危険が増える可能性があり、明らかに環境が悪化するという認識を持っているか。

回答:悪化にならないように国に求めてきた。まもなく案が示される。

質問3 現状の騒音被害が増加していることから、住宅をはじめ、学校、病院、幼稚園、保育園などへの騒音対策が必要と考えるが、騒音減少と、二重窓のような騒音対策を国に求めるべきだがどうか。

回答:対策は国に日常的に求めている。騒音対策基準以下で、法律改正は難しい。

引き続き、生活振興環境委員会で区民の要望を伝えていきます。6月20日、生活者ネット主催の学習会に行ってきました。6月22日、小雨の中、航空機の騒音がひどいです。

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