レクロス広尾を視察して

1月22日午後、江戸川区熟年者支援特別委員会で、渋谷区の日本赤十字社総合福祉センターレクロス広尾を視察しました。片道1時間バスを使っての視察です。この施設は、2012年4月に開設した都市型の総合福祉施設です。レクロスは、「赤十字」の英訳「Red Crosu」を略した造語。IMG_0169 総合複合センターは、特養ホーム(120人)、介護老人保健施設(100人)、高齢者グループホーム(18人)、障がい者支援施設(11人)、ディサービス(一般35人認知症対応型12人)、デイケア(通所リハビリ40人)、居宅介護支援事業所(配置職員3人)の施設を持っています。渋谷区との連携はとっていますが、日赤の施設なので、施設の入所者は各地から来ています。特養の待機者は250人、毎年申請をしてもらっているとのこと。老健施設は、そのつど判断。複合型のデメリットは、制度上横の兼務が認められないことと話されていました。物品や食材の一括購入のメリットは大きいようです。また、学校のコンサートなど間口広く受け入れているのもいいところです。

とにかく施設が広いです。ゆったりした広さに驚きながらも、丁寧な利用者への対応を感じた視察でした。約1時間、デイサービスの取り組みとグループホームの施設見学をしました。デイサービスは高齢者の皆さんが楽しそうに玉入れをしていました。グループホームの個室をみせていただきましたが、窓の外の環境もよく、部屋がきれいに片付いており、きちんとした見守りがされていることがよくわかりました。江戸川区も複合施設の建設が待たれています。

この写真は、日赤の看護学校の建物です。視察した時間帯では学生さんにはあえませんでした。IMG_0170

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