憲法とは何かー日本母親大会に参加して

8月24日、25日は、第59回日本母親大会。会場がなかなかとれなくて、東京母親大会実行委員会が中心にもかかわらず、幕張メッセでの全体会となりました。準備されたみなさま、ありがとうございました。また、母親大会の仕事でお世話になった方たちとあいさつができたのもよかったです。

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伊藤真さんの「憲法のはなし」は、自民党の憲法草案がいかに本来の憲法の在り方とずれているか、その根拠を専門家としてわかりやすく解明されました。今まで、私は、「憲法9条は世界の宝」「基本的人権を削除とはとんでもない」と自民党案の問題を指摘してきましたが、伊藤さんの講演で、自民党案の問題点をあらためてしっかりつかむことができました。

明治憲法から今の憲法は価値観が転換したこと。「国家・天皇を大切にするからひとりひとりを大切にする」。「天皇主権から国民主権に」「戦争をし続けた国から戦争をしない国に」「教育を政治に利用したから政治介入しないに」など。もとにもどりたいというのはどういうことか。

戦争は、人間を「もの」として扱う。ドイツのアウシュビッツ収容所、日本でも731部隊、日本軍「慰安婦」。多数の意見でも奪われない価値ー平和、人権ー。権力行使に憲法ではどめをかけるという考え方が立憲主義。憲法に、人によって価値が違う、伝統・文化を入れてはいけない。入れたら、憲法は国民を分断してしまう。すべての国民に共通していること、それは、人間である、人権。国民の義務を入れる必要はない。これでは、国をしばる憲法から国民をしばる憲法になってしまう。

伊藤さんは、「明日の自分は、今日の自分がつくる。主体的に生きること。ゆっくりいそげ」と話をまとめました。私は、共感することが多く、これからの街頭演説に生かしたいと思いました。

オープニング、高校生たちのダンスのはじけるような若さ、前進座の「死んでもブレストを」の朗読劇も心に残りました。

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全国のたたかいの報告では、空襲被災者援護法のとりくみ、さようなら原発のアピール、東日本大震災被災地からなど時間がたりないほどの報告が続きました。母親・女性たちの様々なとりくみが政治を少しずつ動かしています。私たちは決して無力ではありません。私も、江戸川の区政にみなさんの声がとどけられるようがんばります。

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コメント / トラックバック5件

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