3月は卒業卒園の時です。未来を生きる子どもたちの成長の節目の式に参列できたのはなによりの喜びです。子どもの成長は大人たちをどんなに勇気と感動を与えてくれるでしょうか。3月16日は船堀幼稚園、3月19日は葛西中学校、3月22日は葛西小学校に行ってきました。
幼稚園の子どもたちは、全員で声をそろえて、春、夏、秋、冬の思い出を語りました。年長としてしっかり仕事もできる子どもたちなのが、よくわかりました。葛西地域全域から通ってきていた子どもたちです。それぞれの小学校でがんばってほしいです。小学校1年生では、いろいろな幼稚園と保育園から集まってきて、新しい集団として行動できるには数か月かかります。中には、様々な事情で落ち着かない子もいました。でも、教員として、かわいい子どもたちと過ごせたことは今でも感謝しています。私が元気なのは、子どもたちからたくさんパワーをもらったからですね。
葛西中学校は、一番下の娘が卒業して以来ですから、12年ぶりです。代表生徒の送辞、答辞は人の役にたつ人間になりたいという気持ちが伝わるものでした。最後の「旅立ちの日に」の合唱は圧巻でした。義務教育が終了し、中には社会にでる子もいます。自分を信じてがんばってほしいです。参列しながら、約50年前の自分の中学校時代を思い出していました。
葛西小学校は、6年生のひとりひとりの夢や目標を語り、5年生も参加してのよびかけ、歌声で、最後の授業にふさわしいものでした。中学校でがんばりたい、スポーツ選手になりたい、獣医になりたいなど、参列していた大人たちは、今の子どもたちの気持ちがよくわかったのではないでしょうか。子どもたちを応援したいです。葛西小学校は、2012年度は130周年の記念式典があるそうです。子どもたちの成長の力になるといいですね。
子どもたちを見守ってきた保護者の方はどんなにうれしい日だったでしょうか。ご卒園・ご卒業 おめでとうございます。