内部被曝が心配、大橋を囲む会で

IMG_20857月24日、臨海コミュニティ会館において、新田臨海支部のよびかけで、大橋を囲む会が開かれました。参加者からは江戸川区が放射線量の定期的な測定を実施していない状況から、放射線の測定はぜひやってほしい、内部被曝が心配、正確な情報が知りたいという声がだされました。

江戸川区は、6月末に一度測定して心配は要らない結果がでているから、放射能のことを正しく知ってほしいという立場です。DVDニュースを作成し区の各施設で上映するほか、私立保育園などにも配布しているようです。

日本共産党江戸川区議員団が独自に測定し、その結果をもって15日に区に対応を要請しましたが、24日の建設委員会で、公園の清掃とすべり台の下のマットや砂の取替えの要望は環境事業団に伝えたと回答しました。24日の福祉委員会は、放射線の測定を求める陳情の審議がはじまりましたが、子ども連れの方も含め多くの区民の方が傍聴に訪れていました。定期的な放射線量の測定、具体的な対策を求めていきます。

大橋を囲む会では、放射線の測定はしっかりやってほしいと、保育園で働くKさんが強調しました。保護者の中には、子どもを実家に預けている人もいます。また、園庭の土を入れ替える時は手伝いますという申し入れもあったそうです。Mさんは、学校で野菜をそだてているが、内部被曝の心配はないのか、子どもたちの食べ物が心配だ、どうして稲わらを測らなかったのかと思う、放射線量をぜひとも正確に把握したいと。また、G さんは、江戸川の避難場所はどこか、この臨海町では津波が来たらどこににげるのか、また、障害者は災害の救助を求める時に、黄色い旗などの目印を配布してほしいともだされました。Iさんは、孫がいるが、母親の娘は水や食べ物の産地に敏感になっている。例えば、栃木の米はだめとか、息子は好きなおすしを食べないと、心配なことを次々に話されました。

原発を期限をきめてゼロにしていく日本共産党の提案について、原発がなくなったら電気が足りなくなって働く場もなくなり大変なことになると考える人が多いが、自然エネルギーの開発に力を入れれば、雇用も増えるのではないか、沖縄の基地がなくなったら働く場所がなくなるという話と同じだと話が広がり、日本の家庭用電気料金は高いとか、独占企業だからいわばおどしのやり方で世論をふうじようとしているなどがだされました。まったく私も同感です。

最後に、区政報告を30分くらい語らせていただいて終わりとなりました。区政報告は、私の質問内容と区の対応、セバタ団長の質問内容と対応、東日本大震災救援バザーの報告などです。また、やりましょうと次回の開催を約束して終わりました。懇談するといろいろ教えていただけるし、私も区の行政の問題点や共産党がどうがんばっているか伝えることができるのでうれしいです。他の地域の方もどうぞ。9月3日の夜は西葛西地域で、9月4日の午後は女性後援会で懇談会が予定されています。

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