「なごみの家」が開所

5月7日、一昨年から準備をしてきた「なごみの家・長島桑川」が開所しました。その開所式に出席して、スタートをお祝いしました。IMG_0575「なごみの家」はこれから年3か所程度増やし、全部で連合町会にみあった数を作っていくという計画です。地域包括ケアシステムの具体化としてすすめてきたものですが、江戸川独自の機能をもたせるとして、①なんでも相談、②子どもから熟年者まで誰でも集える交流の場、③地域のネットワークをつなげていく役割をめざします。社会福祉協議会が運営。責任者は社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーの田中さん、非常勤職員(看護師を含む)と地域のボランティアがスタッフです。「長島桑川」としたのは、地域の町会自治会に依拠したものにしたいからとのこと、約2万人の方を対象にした「なごみの家」がこれからどのように発展していくのか、職員とスタッフの方のご苦労が続きます。

今後、空き店舗を利用して「なごみの家」づくりをすすめていくとしていますが、葛西地域は集合住宅が多いため、工夫が必要です。一か所2万人程度の方を対象にするのなら、69万区民にたいして、区内で30か所以上必要です。中学校は今33校ありますから、中学校の数くらいの施設数が必要ではないでしょうか。また、運営主体が自由に発展できるように社会福祉協議会にゆだねたとしていますが、すべてを運営するのは限界があります。社会福祉法人やNPO法人にも担っていただくことが必要ではないでしょうか。

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