第四回定例議会がおわって

2015年の第四回定例議会が12月9日に終わり、議案が決定しました。日本共産党は、補正予算と2つの条例、13の指定管理者の指定には賛成しましたが、2つの条例に反対を表明しました。江戸川区保育所条例の一部を改正する条例と上篠崎一丁目北部土地区画整理事業施行規程の二つです。また、マイナンバー関連の意見書にも反対しました。

区長は、区立保育園の民営化を強引にすすめ、すべて民間委託するからとこの14年間保育士を一人も採用せず、若い先生は非常勤のままです。いずれなくなる職場という環境でも、ベテランの保育士さんはがんばっており、保護者の信頼は抜群です。来年の4月から清新第二保育園がおひさま保育園になります。そして、再来年は北小岩保育園が民営化。いくら引継ぎを丁寧にするからといっても、先生たちがすべて入れ替わるのは小さい子どもたちにとってあまりにも無謀です。もう区立園民営化はやめるべきです。そして、正規の保育士を一日も早く採用して、未来のある保育園にしてほしい、これが、保護者の願いではないでしょうか。

スーパー堤防と一体の区画整理事業、上篠崎一丁目の条例にも反対しました。すでに先行買収がされて空き地が多く、何のための街づくりかわからないくらいです。住んでいる人が一度引っ越しても、もどってこないような区画整理事業はおかしいですし、スーパー堤防と一体では、堤防の上に住むことになる問題は解決されません。私が当該地区に住んでいれば移転かもどるか本当に悩むことでしょう。住民を困らせる事業の在り方は大きな問題です。すぐに中止するべきです。

前にもお知らせしましたが、日本共産党は、認証保育所保育料補助金条例案を提出しました。第四回定例会で、区長が初めて保育料補助に言及したのは大いに期待するところです。平成28年度予算にどのように盛り込まれるか注目です。区長の議会答弁で、認証保育所の利用者にも所得が少ない方がいることから、検討したと述べていることから、所得制限が考えられます。また、ゼロ歳児は乳児養育手当が月1万3000円でていることもどうするか注目です。実施要項が明らかになれば、不十分なところをまた要望していきます。

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